鎌足桜保存会の視察研修で、千葉市の泉自然公園に行きました。
昨年この公園に鎌足桜が2本植樹されたので、その様子を見に行くことが主な目的ですが、自然いっぱいの公園を散策することができました。
職員の方の案内で園内の一部を回りました。
最初にあったのがカービングと言ってチェンソーで彫刻したフクロウです。
昨年公園入口のトチノ木をを伐採し、直径80㎝高さ2mの木を彫刻したそうです。
フクロウは生態系ピラミッドの頂点に立つ猛禽類で、豊かな自然環境の象徴と言われています。
泉自然公園には県内一のカタクリの自生地があるという事を知りました。
カタクリの花が咲くまでは、種から生育しておよそ10年もかかり、あの可憐な花姿はとても貴重ですが、それが群生して咲くそうで、一度見てみたいです。
桜の花の少し前から咲き始めるそうで、もうそろそろ秒読みというところでしょうか。
カタクリの花が終わると、ニリンソウが咲き始めるそうです。
森には野鳥もいて、野鳥撮影をしている方がいました。
ここが日本さくらの会の「さくら名所100選」に選ばれた場所です。
約1500本もの桜が植えられています。
桜の野生種は10種類しかない中で、この公園には8種類があるそうです。
我が鎌足桜はまだこんなに小さい木でした。
幹の根元の皮がウサギの食害にあっていて、対策をしてくれるという事でした。
これからは季節ごとに色々な花が見られる公園ですが、今はあまり花がありませんでしたが、見ごろはこの河津桜でした。
あとは梅の花がまだ咲いていました。