あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

高野山参詣の旅 6(苅萱堂と宿坊)

2015年05月22日 | ローカル線
高野山では宿坊に宿泊しました。
高野山には現在117のお寺がありますが、そのうち52のお寺が宿坊を兼ねています。

旅館やホテルとは違い、食事は精進料理、トイレやお風呂は共同、個室にはなっていますが、壁は薄く、大きい声で話すと隣に聞こえてしまい要注意です。
そして朝の勤行に参加することができます。

私が停まったのは密厳院という宿坊でした。
密厳院は新義真言宗、智山派、豊山派の開祖・興教大師覚鑁上人御住坊だったお寺です。









精進料理をいただきました。
これは夕食です。お酒も自由に飲めます。









お世話してくださった若いお坊さんたちが、所作も言葉も折り目正しく感心しました。
お料理も胃にやさしくおいしかったです。
十分お腹いっぱいになりました。









こちらは朝食メニュー、煮物によく味が染みておいしかったです。









朝は6時に勤行に参加しました。









宿坊前の通りは趣があり、前の建物も宿坊のようです。









お寺の境内にある苅萱堂です。
親子の名乗りをあげないまま修業に明け暮れたという苅萱道心と石童丸の悲しい物語ゆかりのお堂です。





1泊2日の旅行のうち高野山は今回で終わりです。
我が家は真言宗豊山派です。
弘法大師空海の偉業を感じ、祈りの見学となりました。
次回は京都醍醐寺です。
コメント
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