あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

高野山参詣の旅 3(夜の壇上伽藍)

2015年05月19日 | 旅行記
壇上伽藍のすぐ近くの霊宝館が夜8時まで開館していると聞いて、夕食後行ってみました。

霊宝館は高野山の貴重な文化遺産を保存展示していますが、ちょうど旅行した時が開創1200年特別公開をしていました。

霊宝館の建物は宇治平等院を模して建造され、高野山でも数少ない大正建築として登録指定文化財に指定されています。









いつものように内部は撮影禁止ですから、パンフレットで記録しておきます。
展示は見ごたえのあるものばかりで、感動の連続でした。
これだけの展示を東京でしたら、長蛇の列ができそうですが、ここは高野山、まして夜なので人も少なくゆっくりと見学できました。









HPからお借りしてきた「運慶作八大童子像」です。








霊宝館の見学を終えて、外に出るとすぐ近くが壇上伽藍の中門です。
壇上伽藍もライトアップされていると聞いていたので、見ながら帰ることにしました。









根本大塔はつい先日はプロジェクションマッピングがあったそうで見たかったです。









六角経蔵は鳥羽法皇の皇后であった美福門院が、鳥羽法皇の菩提を弔うため、紺紙に金泥で浄写された一切経を納めるために建立された経蔵です。










お大師さまが鋳造を発願され、真然大徳の時代にようやく完成したと伝えられています。
火災などで度々鐘楼が焼失し、三度ほど改鋳されました。
現在の銅鐘は天文16年(1547年)に完成したもので、直径2.12メートルの大鐘で、日本で四番目に大きな鐘であったことから高野四郎と呼ばれるようになりました。
現在でも毎日決まった時刻を高野山内に知らせています。


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