今朝のニュース。
トランプ前米大統領が不倫相手に支払った口止め料を不正に会計処理した事件で、ニューヨーク地裁の陪審員は、全会一致で(同氏の)有罪評決をしたという。(関連動画がこちらにあります)
米国の歴代大統領経験者が、刑事事件で有罪の評決を受けたのは初めて。加えて、同氏は米国議会乱入事件を扇動したなどとされて来た。(蛇足欄参照)
こうした品性に問題のある人物を大統領に選出した米国民にとっても、大きな恥辱となる結果だと思う。
翻って、現下の東京都知事選挙をめぐって、現職の小池都知事にまたもや「学歴詐称」問題が浮上している。
月刊誌などの報道で、今や彼女のカイロ大学卒業は実態としてなかったことは明白になっており、この点でも長期間選挙民を偽って来た彼女の罪は極めて重いと言えよう。
先の都知事選(2020年)でもこの問題が取り沙汰されたが、その際は、在日エジプト大使館のフェースブックに「カイロ大学の声明」なるものが掲載されることによって蓋がされた結果、再選された。
今回は、元側近の関与発言等もあり、同一の呼称で出馬すれば刑事告訴するとしていることから簡単に済みそうにない。
敢えて言えば、このようなないものをあるように偽って(都民を)愚弄するような人物を、三度も知事にしてはならない。
その点で、米国民と同じ轍を踏んではならないと思う。
蛇足:トランプ氏が刑事訴追されている他の3つの事件は、下記の通り(の由)
・ジョージア州における(大統領選の)集計作業に介入した。
・大統領選の敗北をひっくり返そうとした。
・機密文書を持ち出した。