アーバンライフの愉しみ

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音狂い爺さん来訪

2024年05月22日 | 音楽三昧

昨日午前中、生憎の雨の中を隣町の音狂い爺さんがおいでになった。

主たる目的は、彼が最近入手した真空管アンプを、拙宅のスピーカーに繋いで鳴らしてみたいということであった。

これは、彼が持参したアンプ(と同型機)だが、1950年代に英国で生産された電球型の出力管を持ち、出力はたったの2.5ワットx2。現代のトランジスタ方式に比べると、20~30分の1ほどしかない。

 

 

早速繋いでみると、やはりと言おうか「古き良き時代の音」がした。つまり、細かい音のデティールなどはないが、何かホッと安心できる人肌の温もりを感じさせる音がする。

音量も、静かに聴くには十分で、「いいじゃない。これで十分だよ」とお互いに納得した。

因みに、現在拙宅で使っているアンプは、昨年(本邦で)生産されたトランジスタ式で、これ以上は造りようがないという良質な特性を持っている。出力は、45ワットx2。

果たして、このアンプに戻すと、スピーカーが全身を使って大声を張り上げ始めた。

 

 

 


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