加齢(間もなく77歳になる)に伴い、物忘れの度合いも加速度的に増えている。
昨日は、LPレコードから録音した音源の編集をしていて、「マーラー」の名が出てこず慄然とした。
モーツアルトやベートーヴェンほどには有名でなくとも、その作風で一時代を築いた彼の名を失念するなど普通ならありえないところだ。
実は、こうしたことは他にもあって、これなどはその典型である。
これは、3月の卓上カレンダーの図だが、今年の分を買い忘れたと思い、一昨年のそれから並びの合う月のものを引っ張り出して来て間に合わせていた。
ところが、別の用事で机の引き出しを開けてみたら、何と、今年の分もちゃんと購入してあったというお粗末。
この先どうなるのかと思ったら空恐ろしくなった。