十勝岳の噴火に伴う火山泥流災害を防ぐため、1989年頃、美瑛川に建設された堰堤によって下流にできた大きな水たまりが、いつの間にか美しく青く輝く池に変身した。
湧き水に含まれる水酸化アルミニウムなどにより生成されるコロイドが、水中に入った太陽光を散乱・反射して水色を発色するのだという。
周囲に自生していた白樺やカラマツなどの樹木が水没。後に立ち枯れて、今は幻想的な雰囲気を醸し出している。
平日にも拘らず大勢の観光客でにぎわっていたが、元々工事現場なので仕方ないが、足元も悪く、転落防止の柵もないことから、この先事故でも起きなければ良いなと思った。