先に、ブレンデルの全集を聴いたばかりだが、最近、ツィマーマンとラトルが録音したと知り、取り寄せたのがこれ。
10年以上前に、札幌Kitaraに来演した際、彼のリサイタルを聴いた思い出がある。
その際、彼自身のピアノを持ち込んだとして話題になったリサイタルである。
何を弾いたか記憶は朧気だが、確か、ショパンの2番ソナタだったかと思うが素晴らしい音に酔った。
1日1番づつ聴いて来て、まだ3番までしか聴いていないが、(協奏曲という点もあろうが)その際ほどの感激はなかった。
収録曲
ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第1~5番(LP5枚組)
演奏
ロンドン・シンフォニーオーケストラ 指揮:サイモン・ラトル
クリスチャン・ツィマーマン(ピアノ)
蛇足:ツィマーマンは、1975年の第9回ショパン国際ピアノコンクールに史上最年少(18歳)で優勝し、その後も着実にキャリアを積み上げ、世界中で活躍しているピアニスト。