アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

この夏のNスペ

2018年08月21日 | ドラミング

NHKは毎年、終戦(敗戦)記念日前後に、先の大戦にまつわる戦争特番を放映している。

この夏も、6日の「広島~残された問い」を皮切りに下記の6本が放映された。

 ・ 6日「広島 残された問い ~被爆二世たちの戦後」
 ・11日「祖父が見た戦場~ルソン島の戦い 20万人の最期」
 ・12日「戦争孤児たちの闘い~語り始めた戦争孤児」
 ・13日「船乗りたちの戦争~海に消えた6万人の命」
 ・15日「ノモンハン~責任なき戦い」
 ・19日「届かなかった手紙~戦場から故郷へ73年目の郵便配達」

いずれも力作ぞろいで、戦争の残酷さ、悲惨さや愚かさを深い悲しみとともに再認識させられた。

昨今、時事報道の右傾化からNHKの体質に疑問を持つ国民も多いが、少なくともこのシリーズを見る限り、制作現場は健在だし頑張っているなとの印象をもった。

また、戦後が遠くなり、当時を知る人が極めて少なくなる中で、制作者の苦労は計り知れないものとなっている。

例えば、今回初めて取り上げられた「戦争孤児」の問題などは、元々、当時の孤児の実態がよくわかっていないために、どこにどうアプローチすべきか、スタフは相当苦労したようだ。

他方、先の戦争での戦死者は、現在を生きる私たちの身近にも存在することもわかった。例えば、「祖父が見た戦場」が取り上げた小野文恵アナの祖父もそのひとりである。

尚、番組の詳細は、こちらでご覧になれます。写真は、NスペHPから借用しました。

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