アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

もうひとつの戦場

2018年08月10日 | ドラミング

今朝早く目覚め、NHKラジオ深夜便の「明日へのことば」を聴いた。
「POW研究会」の笹本妙子さんへのインタビューだったが、そこにもうひとつの戦場を見る思いで聴き入った。

第2次大戦中、日本に連行された捕虜は3万6千人にものぼり、内3千数百人が、飢えや病や虐待などで命を落としたという。

ところが、戦争犯罪の追究を恐れた軍部が、敗戦時、関係資料を全て廃棄してしまったため、それらの詳細が明らかになることはなかった。

笹本さんは、近所にある墓地(英連邦戦死者墓地)への興味から調べ始めると、様々なことが明らかとなったという。

その後、「POW研究会」というNPOを立ち上げ、豪州、英国、オランダ在住のかって捕虜だった方や親族の方々との交流を通して、戦争の持つ残虐性や悲惨さを広く伝えることの重要性を痛感するに至ったという。

詳しくは、同研究会のHPを参照して下さい。

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