今年は、4月からの消費税増税を軸に「値上げ元年」となりそうな雲行きである。
それに先駆け、北海道では、昨年9月から電気料金が値上げとなった。
従来、この件を取り上げてきたが、実際の請求額でみてみよう。
この値上げは7.7%と言われて来たが、この料金改定と合わせ、夜間料金を中心とした料金体系の変更が実施されたため、特に冬場は、大幅な値上げになることが心配されていた。
これは、拙宅における12年12月と13年12月分の請求額の比較だ。
この間、電力消費を815kwhから726kwhと、89kwh(11%)も減らしたのに、逆に料金は、約1,800円高くなっている。これを1kwhあたりの単価で比較すると、32%の値上げとなる。
これは、(再生エネルギー賦課金の上昇を含むが)ちょっとやりすぎではないか。
要は、原発を止めて化石燃料に切り替えた結果、原価アップになったのが値上げの理由なのだが、これで電力供給に問題がないなら、「原発を再稼働する理由」はなくなったと言って良い。
これで、再稼働などしたら、「やらずぶったくり」に加え、原発運転に伴う危険が伴うわけで、近郊住民(拙宅は、泊原発の20km圏)としては、「とてもやってはいられない」ということになる。
蛇足:拙宅では、上記の他、床暖房用に月4,500円ほどの電気を使っている。
それに先駆け、北海道では、昨年9月から電気料金が値上げとなった。
従来、この件を取り上げてきたが、実際の請求額でみてみよう。
この値上げは7.7%と言われて来たが、この料金改定と合わせ、夜間料金を中心とした料金体系の変更が実施されたため、特に冬場は、大幅な値上げになることが心配されていた。
これは、拙宅における12年12月と13年12月分の請求額の比較だ。
この間、電力消費を815kwhから726kwhと、89kwh(11%)も減らしたのに、逆に料金は、約1,800円高くなっている。これを1kwhあたりの単価で比較すると、32%の値上げとなる。
これは、(再生エネルギー賦課金の上昇を含むが)ちょっとやりすぎではないか。
要は、原発を止めて化石燃料に切り替えた結果、原価アップになったのが値上げの理由なのだが、これで電力供給に問題がないなら、「原発を再稼働する理由」はなくなったと言って良い。
これで、再稼働などしたら、「やらずぶったくり」に加え、原発運転に伴う危険が伴うわけで、近郊住民(拙宅は、泊原発の20km圏)としては、「とてもやってはいられない」ということになる。
蛇足:拙宅では、上記の他、床暖房用に月4,500円ほどの電気を使っている。