ヘッドハンティングされた。
つうか、されそうになった。
会社に電話があり、平岡さんという男性の方からだと。
うむ、心当たりが無い。
取り敢えず、電話に出た。
彼「私、人材○×△(早口で良く聞こえない)の平岡と申します。」
私「はい。」
彼「あの~、今日はですね、
須藤様の仕事の評判を聞きつけてまして・・・」
私「はい。」
彼「その~、所謂、ヘッドハンティングと申しましょうか・・・」
私「はい。」
彼「それでですねぇ~」
歯切れの悪い、何か気の弱そうな相手だ。
こんなんじゃ、スカウト出来まい。
私「誰から聞いたの?」
彼「・・・・・。いや、あの、須藤さんの評判がですねぇ・・・」
私「誰から聞いたの。」
彼「あ、はい、」
私「誰から聞いたの。」
彼「その、リサーチ部門がありまして・・・・」
私「誰から聞いたの!」
彼「その、データが、ですので・・・」
私「平岡さん!」
彼「はい!」
私「私の質問に答えて!」
この手の詐欺に多い、マニュアル通りの話し方ではない。
素人丸出し。
本当にこの様な組織があるのかどうかも怪しい。
私「平岡さん、あのね、」
彼「はい。」
私「私の話を聞く訳でもなく、答える訳でもなく、
こういう曖昧な返事しか出来ない貴方をね、
私が胡散臭い相手だなと思う事は、
とても自然な事だよね。」
彼「はい・・・」
私「じゃ、さよなら!」
彼「はい・・・・。(ガチャ)」
自ら胡散臭い事を認めて、自分から電話を切ってしまいました。
何だったんでしょうか?
人を騙すには向かない人ですな。
しかし、普通のヘッドハンティングだったら、こういう勧誘方法を取らないだろう。
本当に欲しい人材なら、直接アプローチしてくる。
仲介者を設けたり、セミナーに呼び出したりする。
何か、おかしい。
既に私を知っている人間の揺さぶりの様な気がする。
心当たりも、あるんでね。
良い意味でも、悪い意味でも、狙われてます。
私。
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