本日は、
タイヤ交換や一般修理は結構混んだが、
クルマ見にくるお客様は無し。
車検や12ヶ月点検の問い合わせはそこそこあった。
この十数年でお客様の意識も変わって、
点検を受けたり、タイヤの磨耗を気に掛けたり、
メンテナンスにも大きな理解を示してもらっている。
私がこの業界に入った頃なんて、
12ヶ月点検を受けるお客様なんて殆ど居なかった。
クルマ屋の方で勧めていなかった。
お金掛かるからって。
それに比べたら、
現在の自動車ユーザーは立派だ。
運行責任者としての使命を全うしている。
それにしても、
総じてクルマも壊れなくなった。
長持ちする傾向にある。
クルマが売れなくなっている原因に、
壊れなくなったから、と言う説もある。
確かに壊れにくくなった。
それ以上に、
クルマが心躍らす存在で無くなったのも事実だろう。
クルマ離れってやつだ。
昔から国産車は丈夫だ。
しかし、売れ行きが良かったのは、
ひとえにクルマが一般大衆の憧れの対象だったから。
喜びをもたらすものだったから。
今やクルマも耐久消費財。
冷蔵庫なんかと変わらない。
とことん使い倒そうとする。
それも、よし。
道具だからね。
しかしながら、
楽しさを連れて来る乗り物としての
存在価値を見直して欲しい。
カーライフによって、
より多くの喜びを受け取って欲しい。
まあ、
懐古的な感情だろう。
これから新しいクルマ屋のスタイルも出てくるか。
それでも、
人々は「クルマに乗る喜び」は無くさないで欲しいものだ。
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