早朝、5時頃だろうか。
屋根すれすれに飛んでいるのだろう、
鴉の鳴き声で目が覚める。
なんちゅう、一日の始まりだ。
夢見も悪い。
いつもの事だが。
本日の夢は、簡単に言うと親による裏切りのドラマ。
人の業というものが、夢の中にまで・・・・・
先日、
出先で見せられた心霊写真。
とある旅館での宴会風景なのだが、
そこに座敷童子が写っているのだと。
で、
オカルチックな私の一面が頭をもたげ、
金田一温泉であった出来事を、(面白おかしく)話す。
そこから当然始まる、怪奇特集。
話しながら、何気無しに、
出先の経理担当者が取り出したお守り。
あなたもお守りを身に着けた方がいいわよ、と彼女。
何の意味も無かっただろう。
彼女はそのお守り袋を開き始める。
本人も中を開くのは初めてであったらしい。
小さな紙袋の中にあった、
金色の金属片を見つけた彼女は、
大黒様だわ、と言った。
と、その瞬間、
その金属片が手から滑り落ちた。
そして、座っていたソファアの隙間に落ちていった。
直ぐに手を突っ込んだのだが、
手を入れれば入れるほど、クッションの隙間が広がり、
金属片は奥へ奥へと見えなくなっていった。
本当に、
何気無しに起こした行動だっただろう。
しかも、こんな話題の最中の事だ。
縁起が悪い。
私も一抹の不安と、責任を感じ、
奪還作戦に入る。
隙間からは視認出来なくなったのだろう、
彼女は諦めた、と。
私は放っても置けず、
工具を取り出しソファアの分解に入る。
しかし、
かなり旧式のそれは、完全分解できない構造だ。
それでも、
ネジを緩めた効果だろうか、
辛うじて奥に視認出来た。
ストーブの煙突にぶら下がっていた針金を用い、救出に成果。
これで福が戻って来ましたね、
なんては言ってみたが、
何とも気味の悪い出来事だった。
屋根すれすれに飛んでいるのだろう、
鴉の鳴き声で目が覚める。
なんちゅう、一日の始まりだ。
夢見も悪い。
いつもの事だが。
本日の夢は、簡単に言うと親による裏切りのドラマ。
人の業というものが、夢の中にまで・・・・・
先日、
出先で見せられた心霊写真。
とある旅館での宴会風景なのだが、
そこに座敷童子が写っているのだと。
で、
オカルチックな私の一面が頭をもたげ、
金田一温泉であった出来事を、(面白おかしく)話す。
そこから当然始まる、怪奇特集。
話しながら、何気無しに、
出先の経理担当者が取り出したお守り。
あなたもお守りを身に着けた方がいいわよ、と彼女。
何の意味も無かっただろう。
彼女はそのお守り袋を開き始める。
本人も中を開くのは初めてであったらしい。
小さな紙袋の中にあった、
金色の金属片を見つけた彼女は、
大黒様だわ、と言った。
と、その瞬間、
その金属片が手から滑り落ちた。
そして、座っていたソファアの隙間に落ちていった。
直ぐに手を突っ込んだのだが、
手を入れれば入れるほど、クッションの隙間が広がり、
金属片は奥へ奥へと見えなくなっていった。
本当に、
何気無しに起こした行動だっただろう。
しかも、こんな話題の最中の事だ。
縁起が悪い。
私も一抹の不安と、責任を感じ、
奪還作戦に入る。
隙間からは視認出来なくなったのだろう、
彼女は諦めた、と。
私は放っても置けず、
工具を取り出しソファアの分解に入る。
しかし、
かなり旧式のそれは、完全分解できない構造だ。
それでも、
ネジを緩めた効果だろうか、
辛うじて奥に視認出来た。
ストーブの煙突にぶら下がっていた針金を用い、救出に成果。
これで福が戻って来ましたね、
なんては言ってみたが、
何とも気味の悪い出来事だった。
現実であれ、夢であれ、幸福が訪れるかも