この数年議論されていたのが、
原付1種問題。
現行のままなら、
今後、更に強化される排ガス規制をクリアできない。
電動化が一番手っ取り早い」のだが、
インフラ整備が進んでいない。
そもそも、
どれだけの原付1種が必要とされているのかという、話もあるが。
先週のニュースで警察庁が云うには、
公共の交通機関の無い地方では必要だと。
無くせないので存続する。
で、既存の原付2種をベースに、
出力を抑える構造にするのだと。
まあ、それしかあるまい。
では、既存の原付1種ユーザーから見ると、
どうなるんだろうか?
まず、取り回し。
ひと回りデカくなる。
しかも、重くなる。
そして、価格も、だ。
法定速度は30km/hのままmだから、
スピードが出る事は考えなくていいので、
ホイールベース等は短く出来るだろう。
1人乗りなので、シートもフレームも小ぶりにできる。
ボディパネルも簡素化すれば価格も抑えられる。
E/Gが125ccなので、重量増は仕方ない。
しかしながら、メーカーとしては、
原付1種専用車を作るのかどうかである。
売れていない原付1種の為にわざわざ作る事はあるまい。
今でも生産しているのはホンダ1社のみ。(ヤマハはOEM)
恐らく、ディオ110のシートをシングル化しただけのモノになるだろう。
出力を抑える構造にする為に追加部品が必要になれば、
価格にも跳ね返ってくる。
大きく、重く、価格も高く。
それでも需要があるのなら。
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