昨日、日本製マスク の値段が高いというレポートをしましたが、昨日店頭だと420円ほどだった7枚入りユニチャームのマスクの、今日9月9日午後1時半の値段です。
これって、本当に先進国の健全な経済状態だと言えるのでしょうか?420円ほどで入手できる商品が、ネットで1,250円。店頭では人気薄で、最後まで売れ残る「小さめ」マスクが1,908円もします!これを見たら、「私も今のうちに買い占めておいて、ネットで転売が出来るようになったら売り出そう」と考える人が出て来ても不思議ではありません。濡れ手に粟とは、まさにこのことです。
ユニチャームが御徳用に販売している、ノーズワイヤの無い超立体マスク・30枚入りは、普通に店頭で見つければ700円ほどで買えます。それが3,650円??
今はオークションやメルカリではマスクは販売できませんが、アマゾン等に出店するなら素人でも今すぐ出来るのです。こういうことを許していると、この先いろんな品物が法外な値段で売られる世の中になってしまいます。
因みにメーカーも、7枚入り420円前後であった値段を、100円値上げて520円ほどにする動きを見せています。ユニチャームのように有名なではない、僕も知らない会社のマスクが、「日本製」と大きく書いて、そういう値段でマツキヨやコンビニで、2~3日前から販売開始しています。
春先のマスク狂騒曲の時のように、この秋~冬に困らないように、長期的展望で、マスクは見かけたら確保しておくべきです。インフルエンザはまず間違いなく流行しますから、その時に、「コロナかインフルエンザか?」と、病院での診察が問題になるのは目に見えていますから。
そもそも社会貢献こそが、企業の基本理念のハズですから、こういう商売を普通の人なら「できない」のが日本人です。世の中ちょっと様変わりして来たように思います。