青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

石橋阪大下 ~阪大生はお金を使わない?

2023-04-21 | 昭和・懐かしい北摂の風景

僕が子供の頃と比べ、現在の景色はどこもかしこも変わりましたが、逆に変わっていない、かつての面影を十分残している場所もあります。

これは国道176号線の「石橋阪大下交差点」の、昭和41年(1966年)の写真です。交差点手前の道路右手は、今は石橋玉坂公園になっていますし、交差点奥右側には、今は6階建てのマンションが建っています。

でも、現在の写真と比較しても、そんなに大きく変わりません。奥に見える阪急電車・箕面線を跨ぐ高架橋の狭くて路面がデコボコなのは、昔も今も同じです。

ただ、交差点左手前のアパマンショップは、昔はカレー屋さんでしたし、この交差点付近には阪大生目当ての喫茶店やパン屋さんもありましたが、今はそういうお店は無くなり、下宿案内の不動産屋一色です。

この先の高架橋を登って行くと、左手に昭和の時代にはプレハブのような建物があり、そこは2階建ての卓球場でした。いつもここを通ると、誰かが卓球に興じているのが見えました。この辺りを行き来していた人にはお馴染みの光景で、それがもう今は取り壊れてしまったのが寂しいです。

ここからは悪口ではないのですが・・・石橋駅からこの交差点を渡って大阪大学に向かう、阪大生こそが1番変わらないのかも知れません。昔から服装が垢抜けないのが阪大生。関大・関学の私立大生はお洒落だし、京大・神大生も格好いい。でも、なぜか阪大生だけは高校生と変わらない服装と言うか、家の近所を歩く時のような普段着のようにしか見えない。

その上、この交差点付近には昔から阪大生目当てに、いろいろなお店が開店しては閉店することを繰り返しています。阪大生が立ち寄らないからです。いや、本当。他の大学の周辺のお店は賑わっていたのに、ここだけはどんどん潰れて行く。

だから僕らは「阪大生は真面目!」と昔も今も言います。

 



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