青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

ゴルフウエアが売っていない!~消えた襟!

2020-11-14 | こんな「モノ」ありました!

僕の趣味はゴルフです。1975年、テレビでマスターズ・トーナメントにおける、ジャック・ニクラウス、ジョニー・ミラー、トム・ワイスコフの3つ巴の優勝争いを見て、「こんな面白いスポーツがあったのか!」と思いました。ラワン材にかまぼこ板を釘で打ち付け、グリップ部にビニールテープを巻いたパターを作り、田んぼに穴を掘って空き缶を埋め、友達と打数を競いあったのが中学生の時。

友達が親や親せきから本物のクラブを貰い出し、僕も「つるや」の店頭で、1本1,000円のアイアンを買い、より広い河川敷でアイアンショットを打ち始め、次第にゴルフらしいことを始めました。高校~大学は柔道部ながら、余暇にゴルフも楽しみ、社会人になって10年ほど遠ざかったことがあったり、数年単位で仕事が忙しくて止めたこともありましたが、今もゴルフを楽しんでいます。誰にも習ったことが無く、我流でスイングを作って来ました。ここ数年は年に8ラウンドくらいのプレーを楽しんでいますが、悪くても81では回りますし、60台もまだ出せます。お金をほとんど使わない練習でも、この腕前になれたのは、河川敷で培ったアプローチとパットのおかげだと思います。

そんな僕でも50歳代になって、やっとゴルフウエアを買うようになりました。それまでは普通のポロシャツに綿パンだったのですが、ゴルフ仲間から、「その腕前に見合った服くらい着たら?」と言われて、服装にも気を使うようになりました。

さて、どんな服を買おうかな・・・と、ゴルフ専門店に数年前に足を運んだ時です。欲しいウエアが全く売っていませんでした!

僕の欲しいウエアは、襟がピンと張ったシャツ。上の写真は1976年のマスターズで、ジャック・ニクラウスが奇蹟の逆転優勝を果たし、前年優勝のランガーからグリーン・ジャケットを贈られているところですが、このニクラウスが着ている黄色いシャツのような襟のウエアが欲しかったのです。

でも、流行遅れになったのでしょう。こういう服はここ何十年もの間、全く売っていません。テレビで選手が着ているのも見たことがありません。今は全部、襟がフニャっとした、ランガーが着ているようなウエアしか売っていません。服は何年周期で流行を繰り返すと言いますが、ゴルフウエアに関しては、そのルールは通用しないようです。一度は、このニクラウスのような襟のウエアを着てみたかった・・・心から残念です!

今年はコロナで、練習場に行く気が無く、数週間前にやっと今年初の練習場に行っただけ。ジャンボ尾崎も今年はプロになって初めて試合に出ないそうですが、僕も今年はラウンド無になりそうです。広い空の下で行うゴルフですが、プレー中のカートやクラブハウス内が怖い・・と思い出したら、行けなくなりました。早く安心して、どこにでも行けるようになりたいものです。



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