しげる牧師のブログ

聖書のことばから、エッセイを書いています。
よかったら見てください。

聖日の朝に <ドローンの出現>

2023-11-12 | みことば静想
「その煙の中からいなごが地上に出て来た。それらには、地のサソリが持っているような力が与えられた。」(黙示録9:3新改訳)

ロシアとウクライナの戦い、イスラエルとハマスの戦いを見ていると、ドローンや各種のミサイルが空をおおうように飛び交っているのにおどろかされる。このような戦闘が出現することをだれが予想し得たであろうか。しかも恐ろしいのは、私たちが手軽に使うパソコンが精密な誘導装置として用いられ、ねらわれた人間(兵士や民間人)が、いとも簡単に殺されていくということである。▼私は黙示録にある患難期が、より現実化して迫っているように思えてならない。その上、ドローンよりも高く飛ぶミサイルが出現し、大気圏外で撃ち落とされる映像まで報道されている。なんと恐ろしい、恐怖に満ちた時代が来つつあることかと思う。「殺してはならない」とは神が人に与えた十戒の中でも、特に重く、厳粛ないましめである。それが全く無視され、世界中で流血が大地を染めつつある。▼私たちは日々見せられる殺戮の映像に、正常な感覚をマヒさせられないようにしよう。そして神のことば、聖書が語る警告のお声を深く心に刻みつけるべきである。そこから、主が全世界の平和の王として来られることを希望の中の希望として、しっかり胸に抱き続けようではないか。主よすみやかに、御国を来たらせたまえ。「神は彼らの目から涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、悲しみも、叫び声も、苦しみもない。以前のものが過ぎ去ったからである。・・・見よ、わたしはすべてを新しくする。・・・書き記せ。これらのことばは真実であり、信頼できる。」(黙示録21:3~5同)