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W杯:スペイン対オランダ

2014-06-14 23:48:47 | 2014W杯

  

見た?

見た?

見た?

14年6月13日 FIFAワールドカップ グループリーグB スペイン 1-5 オランダ

kickerの採点も合わせてどぞ
 
交代:ヴァイナルドゥム(62デ・グズマン)、フェルトマン(77デ・フライ)、レンス(79ファン・ペルシー)
サブ:クルム、フォルム、コンゴロ、フェルハエフ、クラーシ、フェル、デパイ、フンテラール、カイト

得点:シャヴィ・アロンソ(27PKディエゴ・コスタ)、ファン・ペルシー(44ブリント)、ロッベン(53ブリント)、デ・フライ(64スナイデル)、ファン・ペルシー(72)、ロッベン(80スナイデル)
カード: カシージャスデ・グズマンデ・フライファン・ペルシー

MoM:ファン・ペルシー(FIFA)、ロッベン(kicker)

まさかこんな展開になろうとは、誰が予想し得たでしょうか!

オランダ、そしてロッベン!前回大会の決勝から4年。華麗なるリベンジ!

 

フライングダッチマン!!!

鳥だ!飛行機だ!ファンペルシーだ!
まさに天性のストライカー!一瞬の判断で体を投げ出してのヘディングループ!
先制されてピンチに陥りかけていたオランダを勇気付ける貴重な同点ゴールでした。

 
「やりましたぜおやっさん!」

ズーパーロッベンンンンン!!!

 
速い!

 
上手い!!

 
強い!!!

ノリッノリのキレッキレ☆で、この華麗なるリベンジ祭りを牽引しました。
4年前の決勝で敗れ、ロッベンとオランダがどんなにつらい思いをして苦しんできたか、言うまでもないでしょう。
カシージャス個人へのリベンジは昨シーズンのCLで果たしてはいますが、今ここで同じW杯という舞台で晴らしたことに、俺は猛烈に感動している!!
本人は試合前リベンジは意識していない、と語ったらしいですが、それでも思うところはあったはず。
おめでとう、ロッベン。アンタやっぱり凄いよ!

 
ブリント
ワタシが好きになったのは、12-13シーズンの優勝セレモニーにて、まだキャプテンに渡されないうちに、スハールにこっそり触ったら落っことしてしまい、あわてて拾い上げた時の「テヘッ☆」というスマイルがかわいくて、胸トキメいちゃったからなのであります。性格も良さそうだし。
なので見た目100%でプレーは二の次だったのですが、このたび、プレーもすごく男前で頼もしい選手だということに気付かされました。
攻めては果敢なオーバーラップからロッベンやファンペルシーとの息の合った連携プレー、ピンポイントクロスで2アシスト、そして守っては鋭い危機管理力と運動量で、ピンチの芽を確実に摘み取り、ほんとうに素晴らしかったです。ますますファンになっちゃうわ

 
 
デフライ
主にイニエスタ番としてぴったりマーク、スペイン自慢の攻撃陣に思うように仕事をさせませんでした(それでも、さすがイニエスタ!でしたが・・・汗)。
ビッグクラブとは言えない国内チームの若い選手だけで構成された最終ラインが、盤石の守備で「ほぼ無失点」で済んだのは、ファンハールの言いつけをきちんと守り、徹底的に叩きこまれたであろう戦術を遂行できたから。その中心にいたのはデフライだったと思っています。
さらにスペインの心を折った3点目、ゴールポストにぶつかりながらの捨て身のヘディングゴール!
ディエゴ・コスタへのうっかりファウルでPKを与えてしまい、先制点を与えてしまいましたが、それを帳消しにする活躍でしたね。

試合当日の新聞
 
うまく出来てるけど、体型で明らかにコラとわかる。。。

いやはや、ファンハールはやっぱり大した知将ですわ。まいったまいった。
戦術を練りに練って、訓練に訓練を重ねたのでしょう。
これがどんぴしゃりハマって、マタドールたちによる新・「時計仕掛けのオレンジ」が、堅実かつ美しい勝利を完成させたのでした。
これならクラ畏怖も満足でしょ(´・ω・`)←なんでびみょうな表情してるんだよ

 
ハーフタイムの、マルティネスとロッベン
スペイン守備陣のまさかの大崩壊は痛々しかったですが、その中にハビがいなかったのは、本人には申し訳ないけどワタシにとっては良かったです。やっぱりやっつけるのしのびないからね…

何がなんでもスペインにだけは勝って欲しかったので、ワタシは非常に満足です。
持ってる力の全てをこの初戦に注いでしまった感じもありますが、別にかまーん!なんだったら、他の試合負けてしまっても・・・とさえ・・・(←え~)。

 
やれやれ、喜んでるようだ(ほっ)

まあでも、できれば。主力が固まりつつあるので、2戦目で通過を決めて、3戦目のオーストラリア戦を消化試合にしてサブメンを出場させて、彼らのガス抜きさせられたらそれに越したことはないですけどね。って皮算用し過ぎか
[追記訂正]2戦目がオーストラリア戦でした。3戦目がチリ戦ですが、チリ相手に消化試合はアリエンですかね。

 
そういえば、この試合がスナイデル代表100試合目になりました。節目の試合を素晴らしい勝利で飾れましたね!おめでとう!

 
アイントホーフェン・フィリップススタディオンで行われた、コンサートイベントと試合のパブリックビューイング(ファンボメルは関係ありません)。

・・・・・・。
ファンボメルからは、試合前も試合後もなんのリアクションもありません。
喜んではいるだろうけど、やっぱりちょっと悔しいのかな?
それとも、前回の決勝がひどいトラウマになってるようだったから、スペイン戦は見ることができなかったのかな?
アナタのいた4年前のチームだって、素晴らしい事を成し遂げたのだから、自信持って誇っていいのよ、と伝えたい。痛いからやめとくけど。

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それにしても。
スペインが思わぬ大敗をしたことで、華麗なるパスサッカーが勝利の絶対戦術でなくなったことは、「バルサっぽいバイエルン」っぽい戦い方をしているドイツ代表のことを思うと、ちょっと、いや、かな~り心配です…。と言っても今さら変えられないだろうし・・・。


3年前の景色・ミュージアム広場

2014-06-14 02:02:02 | 旅行

いよいよ今夜はW杯・因縁のスペイン戦!ということで、昨年のオランダ旅行のネタを少々…

13年7月20日 アムステルダム

10年7月13日、W杯が終わり、母国に帰還したオランダ代表の凱旋イベントが行われました。
ハーグの王宮で女王陛下(当時)から表彰を賜り、軍用ヘリでアムステルダムへ。運河パレードから美術館前広場へ。
運河には70万人!そして美術館前広場には20万人!もの人手が集まり、準優勝を成し遂げた彼らを称えたのでした。

 

 

 
大観衆に圧倒されるファンボメル。

 

あの日、歌ったり踊ったり、ファン感謝イベントが行われた国立美術館前広場にやって来ました。

 
奥に見えるのがレンブラントの「夜警」で有名な国立美術館。この3ヶ月前に大規模な改装工事を済ませ、リニューアルオープンしたことで話題になってました。
左手に半分ぐらい見えるのがたしかゴッホ美術館で、訪問必須の観光スポットなのですが…。。ゴッホの絵は既に日本で沢山見ているので、今回は見送りました。中央寄りの半円形の建物は何だったかいのぅ(忘れた)。

 
美術館に向かって広場をとことこと歩きます。
場所は同じですが、上の写真と時間とカメラが違うので、色合いと、人の集まり具合が違います。

 
半分ぐらい行ったところで振り返って見る。

 
皆さん、子どもと遊んだり、友達やパートナーと語らったり、犬の散歩をしたり、てきとうにグダったり、思い思いに憩っていました。実はこの時夜7時ぐらいだったりする。

 
広場の端に到着~。

 
いまいちど振り返ってみる。手前の空間は車道&自転車道なので、人が立ってはいけません。
この場所にステージが設置されていたと思われます。
そして、この広場いっぱいに20万人の人がぎっしりと集まって歓声を送っている、あの日ファンボメルが見たであろう光景を想像してみました。
オランダ代表はステージの上に立っていたから視点はもう少し上にあったはずなので、角度とか、正確には追従できてないと思いますが、しかし、さぞ圧巻だったに違いない、ということは感じました。

ちなみに今大会(2014W杯)も、この場所で、試合のパブリックビューイングとイベントが企画されているらしいです。

もう少し先、美術館の入り口付近にはこんなものが