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「歪んで見える愛」稽古日誌7

2015年03月09日 21時08分36秒 | 「歪んで見える愛」稽古日誌

 こんにちは、タッキーです。

 「歪んで見える愛」の公演まで一週間を切りました。稽古も大詰め?の段階ですが、メンバーがそろわないことが多く、シーン自体はそれぞれ一通りやりましたが、まだ全体を通した動きというのはできていません。残り1、2回の稽古でどこまで行くかはわかりませんが、とにかくやるしかありません。ちなみに個人的には車の運転という大きな課題もあったりします。レンタカーを使って道具の運搬を行う予定ですが、こちらも気を付けなければ。なにぶん私はペーパードライバーなので。

 昨日の稽古で初めて林間学習センターに行ってきました。ここで芝居を行うのかと、現場ならではの臨場感と緊張感があります。参加メンバーは演出I君と役者S君と私の3人で、3つほどのシーンに絞って稽古を行いました。その中でも私の問題のひとつとして「怒り」の表現があります。怒鳴っているだけで迫力がなかったり、怒っているだけで叱っている感じがなかったりと、なかなかうまくいきません。リアルな感情表現は難しいですね。

 前回の私の投稿で、演者の心的な内面と身体的表現としての外面との接続について言及したかと思いますが、そもそも「どうやって心をこめるのか」、という問題がありますね。喜びや怒り、そうした感情を心の底から形成していくにはどうすればよいのか。私個人に関して言えば、或る感情表現を行っているつもりでも、中身はどこか空虚というか、芯の冷え切った感覚があり、物語の中に自分を入れ込むことができていません。憑依が足りないとも言いましょうか。とにかく、役者としてひとつ前進するために、臨場感あふれる芝居を目指さないといけないかなと思います。

 ところで、りんぶん村芝居小屋は複数の団体が参加しますが、私にとってはやまと塾以外の芝居を観るのは初めてなので楽しみですね。どのような劇が披露されるのか・・・。皆さんも是非お楽しみに。それではまた。


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