◆5月13日(火) 2日目
ホテルルートイン見附から石動神社まで約10km
⑤石動(いするぎ)神社…新潟県三条市吉野屋 *雲蝶作品
☎0256-34-5511
⑥本徳寺(燕市) *雲蝶作品
⑦白山神社(新潟市) *源太郎作品
新潟第一ホテル着
ホテルルートイン見附は昨年も宿泊したところです。大きな浴場をほぼ独り占めでゆっくり身体を癒やしました。朝食はバイキングで品数も豊富でした。
体調を整えてこの日最初に向かったのが石動神社でした。石段を400段上らなくてはなりません。最初に息切れしたのは私で、妻は淡々と段数を数えて先行します。ユーチューブで下調べしておいたのですが、予想以上にきつかったのは長時間の運転のせいでしょうか。多少汗ばむ陽気でしたが、さわやかな空気が心身に染み込みます。
社務所にいらっしゃる管理人の方に挨拶をして、じっくり拝観できました。2人で向拝から舐めるように撮影を開始しました。やはり内陣の欄間「鵺退治」「土蜘蛛退治」「俵藤太と龍神」に圧倒されます。
最も拝観したかった脇障子の「神功皇后と武内宿禰」「加藤清正と高麗人」へ回りました。この2点はアクリル板で保護されているため思うような撮影はできなかったのですが、あとでいただいた2種類のパンフレットを見ていただきましょう。このパンフが素晴らしいのです。
2人とも大興奮で撮影に励んだのですが、お礼にと妻がお布施をし、お神籤をいっぱい買いました。
拝観のお礼と感動を伝えに社務所に挨拶に伺うと、なんと座敷に上げていただきお神酒とお菓子の袋をいただきました。「雲蝶は対象の人物を演じながら彫ったのではないか。」というお話がすとんと胸に落ちました。50年追究してきた演劇教育と通底することばに感動を覚えました。
ライトを当てて教えていただかなくてはわからなかったのが天井の雲蝶作の3枚の絵でした。さらに、びんずる様は雲蝶作というのです。
ブログ掲載も快く許可していただいて、軽やかに石段をくだっていきました。まさに「満腹」でした。
拝観希望していた十二神社(加茂市)は非公開、佛興寺(新潟市)は電話が繋がりませんでした。とりわけ佛興寺の寺寳殿を拝観したかったので直接現地に赴いたのですが、お留守のようでした。
本徳寺(燕市)と白山神社(新潟市)にも拝観し、新潟第一ホテルに辿り着きました。駐車場の件では混乱しましたが、食事は噂に違わぬ充実したものでした。