中野笑理子のブログ

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得して損とる

2019年09月28日 | 日記
とある薬局のアプリをダウンロードしてポイントカードをスマホで出来るようにしたら、その薬局が出している別のアプリをダウンロードして割引クーポンを受け取って下さい、という入会オススメのお知らせが頻繁に出るようになりました。
最初に来たお知らせではオススメのアプリは月額使用料がかかると書いていたように思うのですが、「入会期日が迫っています!」という今日来たお知らせには課金についての記載がありませんでした。
ググって調べてみるとダウンロード自体は無料ですがアプリ内課金があり、退会手続きもややこしそうです。
ちなみに入会プレゼントのクーポンは、商品一品のみ15%割引というもの。
こういう宣伝で思わずダウンロードしてしまう人もいるのだろうか。

会社ではコンビニのアプリでポイント10倍という謳い文句でポチッたら、支払いがすべてリボ払い設定になってしまったという人がおり、その人は永久にリボ払いが続くと思って嘆いていたので設定変更というものがあることを教えてあげたのですが、前にあったコンビニの支払アプリの不正使用事件を思い出しました。
そのアプリの時の謳い文句は、おにぎり1個が無料というものだったそうです。

損して得とれ、という言葉がありますが今はまさにその反対の、得して損をとらされる時代になってしまっているようです。
利殖や投資の勧誘電話には引っ掛からなくても、割引やポイントプレゼントなどの言葉には「得だ!」と思ってつい乗ってしまうのが悲しい。
ギャンブルも一番儲けるのは胴元、儲け話や甘い誘いも、それを受け取る人以上にその話を持って来たものが儲かる仕組みになっているのです。

キャッシュレス決算が推奨されている今、将来は体に埋め込まれたチップで税金も年金も買い物も済ませてしまうような世の中になるんではないか、と思うのは心配し過ぎでしょうか。
死んだらチップを回収して自分の葬式費用の支払いもそれで完了、なんてね。