中野笑理子のブログ

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どこでどう

2017年09月20日 | 日記

人間、いつどこでどうなるのか、わからないものです。
人間に限らず、命あるものはいつか必ず死というものがあるけれど。

連日ニュースで報道されている襲撃事件。
死亡したボディガードの人は、つい1ヶ月ほど前にボディガードになったばかりだった、という話をしてくれたのは、その前にボディガードをしていた人が通っていた店の常連さんで、その人はあの襲撃された車に乗って、いつもその店へ通っていたらしい。
どんな理由かは知らないけれど、ボディガードを変わって1ヶ月程で、あの事件が起きて新任のボディガードの人が撃たれて亡くなった。
店の常連の元ボディガードの人は命拾いをした、と客仲間の間で噂になっているということだった。

その話をしてくれた人もまた、命拾いをした人だった。
仕事で阪神大震災の前日が宿直だったのが、同僚から彼女とデートの予定が入ったからシフトを代わって欲しいと頼まれて、震災の前日の宿直を同僚に代わってあげた。
その翌日未明に起きた地震で宿直していた建物はぺしゃんこになって、同僚は死亡したという。
ホンマは俺が死ぬとこやってん。
と、その人は言った。

人生どこで何があるか、本当にわからない。
当たり前のように思っている、朝、家を出て無事に帰って来るということも、本当は有り難いことなんだな。
ちゃんと家に帰って来れて良かった、そう思わずにはいられないのでした。