中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

中学入学後の塾選びについて。

2008年02月29日 | Weblog
中学入学後の塾についていろいろご質問いただきます。
合格したはいいけど、入学後の塾はどうすればいいのか、と。
いろいろですね。
合格発表と同時に有名な塾に申し込みに走るお母様もいれば、中には、合格前にすでに申し込みを済ませてあるちゃっかりママもいます。
有名な塾、とにかくたくさんありますね。
でも、それぞれの塾に通っていらっしゃるお子さんの話を聞くと、本人次第なのかな、とも思います。
有名な塾に入っていても、全然成績上がらない子もいれば、受験時代と変わらずに猛勉強を続けられる子もいるらしいです。
つまり、あの塾に入れておけば大丈夫、という例はあまりありません。
どんな塾に入っても、しょせんは本人の努力に勝るものはありません。
ただ、一人でわからない問題をにらみつけていても時間がもったいないので、塾に頼った方が効率がいい、と言えます。
そんなわけで、おそろしい数の塾が名古屋市じゅうにあふれていますから、どうやってどこを選べばいいのやら、ってことになりますよね。
本当のところ、エリザベスもここなら絶対に間違いない、という塾にはまだ出会っておりません。
いろいろな例を見ておりますが、塾が素晴らしいのか、その塾で本人のやる気に火がついたのか、時期的に本人にやる気が出てきただけなのか、あまりよくわかりません。
どちらにしても、結果的に成績が上がれば問題ないので、そのペースを守るのが一番いいと思いますが、必ずほっといても成績を上げてくれる塾、なんて存在しない、というのがエリザベスなりの結論です。
でも、お子さんに合う合わない、というのは非常に大切で、なんとなくやる気になる塾っていうのも存在しますからね。
いくつか気長にのぞいてみて、お子さんが、ここだ、と思える塾に出会えたらラッキーだと思います。
あと、お子さんがまだ中学生である場合、あまり無理して遠い塾に入れるのも考え物かな~と。
完全な帰宅部ならいいですが、部活も多少はやりたい、ってことになれば、時間的、体力的、にいつか限界がきそうです。
最初はまず、学校に慣れること、それを楽しいと感じること、そしてあくまでも学校の復習宿題を真面目にこなすこと、そこから始めて、足りないと感じたら、早めに合う塾に入れる、という順番で、大変な受験勉強を経て、しばらくは楽しい中学生活を過ごしてもらうのも、いいんじゃないかな、とちょっとだけ甘いことを考えております。

制服はもう注文されましたか?お店によって少し違うんですよ。

2008年02月28日 | Weblog
入学説明会も続々と終了し、制服注文に忙しい時期だと思います。
ほんの一例ですが、お店によって、同じ中学の制服でも少しずつ違うことをお話しておきます。
まず、N学園女子部ですが、お店に飾ってある時は、襟の赤いバッジがないので間抜けな感じに見えますが、あのバッジでグッと引き締まります。
何十年も昔から伝統的に作り続けている、女子部校舎内にある、南山学園洋裁部という制服注文店は、一番人気があります。
まず、ブレザー、ジャンパースカートなどに、南山学園女子部とタグがしっかりついていて、どこかに置き忘れてもしっかり学校に届けていただけますね。
ま、そんなことはないとしても、腰のベルトの赤いステッチが真っ赤なのは、この洋裁部です。
ふわっと大きめの襟のブラウスがお好きならそれまた洋裁部で。
そして、松坂屋はジャンパースカートのフレアーが広いので、ひらひらしたスカートが好きな方はこちらへ、また、腰のベストのステッチはピンクに近い赤です。
また、白いブラウスは襟が小さめです。
あと、三越だったか、丸栄だったか、そちらは腰ベルトのステッチがオレンジっぽいと聞いたような。
少しずつ違って、お好みで選べるのが、またまた楽しいですよ。
と言っても、よその人から見れば、全部一緒なんですけど、女の子は、そんな細かいあたりも非常にこだわるのです。
次に愛知淑徳です。
いろいろな業者さんの案内をいただいたと思いますが、形が違うのは、ほとんど気になりません。
ただ、セーラー服の胸のあたりの着脱用のホックの向きがあちらだったり、こちらだったり、意外に細かいところはそれぞれで違います。
また、春はすぐに暖かくなるから、冬服ではなく、合い服を最初は作ってあげて下さい、とアドバイスされることもありますが、確かにそれで秋頃まで大丈夫です。
もちろん作ったお店から、次はこれです、と、案内が来ますから、夏服は忘れず作ります。
昔と違って、今は冷暖房完備のため、夏服はほとんどのお嬢さんがカーディガンをセットにして着ていらっしゃいます。
あれがお嬢さんぽくて可愛らしいですね。
ただ、11月くらいから、本格的に寒くなり、合い服では、ふるえるくらいですが、何人かのお母様は、合い服を作ったことですっかり安心してしまい、冬服をあらためて作ることをうっかり忘れていることがあります。
お嬢さんは、見た目は冬服と同じだから、あまり考えずに、寒いな~とふるえながら、冬の間ずっと合い服を着ていた、なんてこともあります。
お店によって、スカートのウエストのホックの形も違うし、いろいろ細かい部分が違うので、パッとさわった生地の具合や、全体の形だけで決めないで、お嬢さんにいろいろ確認してもらった方がいいです。
N学園女子部は、ゆったりしたデザインで、それほど神経質にならなくても、誰にでもすぐにフィットしますが、愛知淑徳始め、セーラー服は、ウエストや胸元のホックなど、細かい部分が気になるお嬢さんも中にはいらっしゃいます。
それぞれのコートに関しては、また寒くなったら、覚えていたら、お話したいと思います。
素敵な制服が早く届くといいですね。
そして、コメント下さったすずめさん、アドレスは明記してありますが、その前に送って下さったというコメントが残念ながらこちらには届いておりません。
申し訳ありませんが、そちらを送っていただかないと、ご相談内容がわからないので、よろしくお願いします。

4教科とも、実は積み重ねなんです。

2008年02月27日 | Weblog
算数は積み重ねだから大切、とよく言われます。
確かに、ボケッとしていると、取り戻すのに、一番苦労するのは算数です。
でも、4教科とも、それぞれ違う形で積み重ねが大切なんです。
国語も急には伸びません。
地道に演習を繰り返して、半年くらいしてやっと効果があらわれるというやっかいな科目です。
それもいったん偏差値が安定したからもう大丈夫、とタカをくくっていると、またまたしばらくして気づいたときにはズルズルと下がっている、という、目が離せない科目です。
また、理科は、さすがに植物の名前を4年生から暗記しろ、とは言いませんが、計算単元の基本だけは、確実に身につけておかないと、5年生6年生と学年が進んで、内容が高度になると、しまった、と思います。
社会は、これはほとんどの人が、最後にまとめて覚えればいいから、と後回しにしがちです。
確かに、他の科目に比べれば、最後になんとかできます。
ただ、6年後期にまとめて学習して、まあまあの偏差値まで持って行こうとすると、かなりの時間を労力を費やさなければなりません。
実はその時期は、過去問の取り組みも入り、算数や理科も難問ばかりに取り組みますから、社会だけに時間を使うわけにはいかないのです。
社会が間に合わなくて、せっかく他がよくできるのに、総合偏差値が上がらない、というお子さんも中にはいらっしゃるので、そのあたりは気をつけて下さい。

社会の地理が得意だったお子さんも、歴史となるとまた違うので、気をつけて。

2008年02月25日 | Weblog
によって流れが違いますが、小学校に少しでも順番を合わせようとするはずですから、ほとんどの場合、5年生には地理を学習し、途中から歴史が始まると思います。
地理はともすると、100点に近い子もたくさんいる塾があります。
ただ、そんな子たちでも、歴史に入ると、苦しむことが多いです。
地理を記憶する感覚と、歴史を記憶する感覚が違うためにこういう現象がおこります。
地理も理屈を考えながら、だからこうなる、と記憶するものもありますし、単純に羅列したものをたたき込んだわけではありませんが、平成の子供たちにとっても、自分の生活からあまり遠くない現実を理解すればよかっただけですから、少し楽しく勉強できたかも知れません。
でも、歴史、それも、原始時代から始まり、大化の改新だの、聖武天皇だの、正直、自分にあまり関係のない人たちが何をしたから、だからなんなんだ、という気持ちでテキストをながめます。
元々、歴史の好きな子は、ここで本領発揮といったところですが、好きイコール得点できるか、というと、それまた少し違うんです。
今の中学入試のための歴史は、ご父兄が、小中学生がここまで覚えさせられたっけ、と首をかしげるような掘り下げた内容まで学習します。
おそらく大学入試のための日本史を学習すると、ここあたりまで出たかも知れませんね。
12歳の子が、これを全て年代順に頭にたたき込み、かつ全てを完璧に漢字で解答できるのは、見事なものだと思います。
それでも、できなければ、社会の偏差値は日に日に下がって行きますから、なんだかんだ言っても、やらなければ仕方ありません。
江戸末期から明治、大正、昭和、となると、事件がたくさんおこります、たくさん覚えなければなりません。
なぜかというと、それだけ記録がはっきり残っている時代に入るからです。
原始時代から奈良近くまで、実は日本には記録はないのです。
日本に文字らしい文字、記録らしい記録ができたのは、歴史が始まってからずいぶんたってのこと。
それまでの歴史はどうやってわかったかというと、中国の歴史書物をひもといて、逆にその中に出てくる日本を研究して今の歴史の元としたわけです。
そんなレベルですから、細かいことなどわかりようもないのですが、江戸、明治、大正、昭和となると話は別です。
これでもか、というくらいの書物が出回り、間違いのない歴史がわかっています。
昭和になると、何年、ではなく、何年の何月何日に、となります。
歴史をしっかり学習するには、なかなか時間がかかります。
内容も膨大な量になっていますが、意外にも、どちらの塾でも、歴史はスピーディに進められるんです。
ですから、一週間でこれだけ、という量が、実は小学生にとっては、とてつもなく大変な学習量になっているのです。
歴史が始まったら、どこのお子さんも、社会にたくさんの時間を費やすようになります。
元々、算数や理科が苦手だったというお子さんですと、それをそっちのけで社会に取り組んで、算数理科がより一層できなくなっていくか、逆に、算数や理科に手間取るから、社会がからっきしダメになっていくか。
どちらにしても、非常に苦しい時期を迎えることになります。
エリザベスが早いうちに手を打つ、というのは、歴史が始まって、4教科全体がガタガタしてこないためにも、それまでに算数、国語、理科を安定させておくこと、歴史が始まったら、早く自分の学習ペースをつかむこと、など、気をつけなければならないことがたくさんある、ということなのです。
5年生のあたりで、もう大丈夫、とタカをくくっていると、厳しい時期にびっくりします。
まだまだ、山をいくつも越えなければならないんだ、と用心しながら進めましょう。

社会の地理が得意だったお子さんも、歴史となるとまた違うので、気をつけて。

2008年02月25日 | Weblog
塾によって流れが違いますが、小学校に少しでも順番を合わせようとするはずですから、ほとんどの場合、5年生には地理を学習し、途中から歴史が始まると思います。
地理はともすると、100点に近い子もたくさんいる塾があります。
ただ、そんな子たちでも、歴史に入ると、苦しむことが多いです。
地理の記憶する感覚と、歴史を記憶する感覚が違うためにこういう現象がおこります。
地理も理屈を考えながら、だからこうなる、と記憶するものもありますし、単純に羅列したものをたたき込んだわけではありませんが、平成の子供たたちにとっても、自分の生活からあまり遠くない現実を理解すればよかっただけですから、少し楽しく勉強できたかも知れません。
でも、歴史、それも、原始時代から始まり、大化の改新だの、聖武天皇だの、正直、自分にあまり関係のない人たちが何をしたから、だからなんなんだ、という気持ちでテキストをながめます。
元々、歴史の好きな子は、ここで本領発揮といったところですが、好きイコール得点できるか、というと、それまた少し違うんです。
今の中学入試のための歴史は、ご父兄が、小中学生がここまで覚えさせられたっけ、と首をかしげるような掘り下げた内容まで学習します。
おそらく大学入試のための日本史を学習すると、ここあたりまで出たかも知れませんね。
12歳の子が、これを全て年代順に頭にたたき込み、かつ全てを完璧に漢字で解答できるのは、見事なものだと思います。
それでも、できなければ、社会の偏差値は日に日に下がって行きますから、なんだかんだ言っても、やらなければ仕方ありません。
江戸末期から明治、大正、昭和、となると、事件がたくさんおこります、たくさん覚えなければなりません。
なぜかというと、それだけ記録がはっきり残っている時代に入るからです。
原始時代から奈良近くまで、実は日本には記録はないのです。
日本に文字らしい文字、記録らしい記録ができたのは、歴史が始まってからずいぶんたってのこと。
それまでの歴史はどうやってわかったかというと、中国の歴史書物をひもといて、逆にその中に出てくる日本を研究して今の歴史の元としたわけです。
そんなレベルですから、細かいことなどわかりようもないのですが、江戸、明治、大正、昭和となると話は別です。
これでもか、というくらいの書物が出回り、間違いのない歴史がわかっています。
昭和になると、何年、ではなく、何年の何月何日に、となります。
歴史をしっかり学習するには、なかなか時間がかかります。
内容も膨大な量になっていますが、意外にも、どちらの塾でも、歴史はスピーディに進められるんです。
ですから、一週間でこれだけ、という量が、実は小学生にとっては、とてつもなく大変な学習量になっているのです。
歴史が始まったら、どこのお子さんも、社会にたくさんの時間を費やすようになります。
元々、算数や理科が苦手だったというお子さんですと、それをそっちのけで社会に取り組むか、逆に、算数や理科に手間取るから、社会がからっきしダメになってゆくか。
どちらにしても、非常に苦しい時期を迎えることになります。
エリザベスが早いうちに手を打つ、というのは、歴史が始まって、4教科全体がガタガタしてこないためにも、それまでに算数、国語、理科を安定させておくこと、歴史が始まったら、早く自分の学習ペースをつかむこと、など、気をつけなければならないことがたくさんある、ということなのです。
5年生のあたりで、もう大丈夫、とタカをくくっていると、厳しい時期にびっくりします。
まだまだ、山をいくつも越えなければならないんだ、と用心しながら進めましょう。

河合塾の先が見えてきませんね、日能研とどうからんでいくのでしょう。

2008年02月24日 | Weblog
生徒さんの中には、もちろんのこと、河合塾所属のお子さんもいらして、不安をかかえていらっしゃいます。
どうなるのでしょうね。
現在の新4年生の中学合格までを見届ける、と聞いたお母様もいらしゃいますし、この一年間で日能研のカリキュラムまで持ち上げて、その後は日能研に丸投げ、と聞いたお母様もいらっしゃいます。
そのあたりがはっきりしないと、新学年に向けての動きが決められません。
特に新6年生は、困りますよね。
河合塾の内情に詳しい方は、中途半端な河合塾にすがっているより、早めに日能研なり、他の塾に移るほうが間違いない、とおっしゃるのですが、お子さんの気持ちもありますし、最終学年で塾を移るリスクを考えると、非常に大きなカケです。
河合塾は、先生方はレベルも高く、情熱的ですから、惜しいな~と、つくづく残念で仕方ありません。
ところで、yuriさん、お返事をお待ちのようなので、アドレスを教えていただきたいと思います。

たくさんのコメントありがとうございます。それに関してお願い。

2008年02月23日 | Weblog
春は迷いの時期ですね、コメントをたくさんいただいて、本当に有り難く思っております。
いろいろな方から、最近のコメントは非公開が多くて、気になる、と言われます。
プライベートな相談が増えてきたので、さすがにエリザベスもどんどん公開するのもどうかと思うので。
はっきりと非公開と明記してあるものはもちろんのこと、エリザベスからみて、お子さんの塾、学年、悩みなどが細かく書いてあるものに関しても、お子さんの今後のことを考えて、非公開にさせていただいています。
ですから、もし、公開してもかまわない、という場合は、逆に、公開OKと明記していただいた方がいいかも知れません。
あと、プライベートな相談が多いので、お返事させていただくためには、みなさまのアドレスも明記していただきたいと思います。
せっかくご相談いただいても、お返事できないので、ブログで呼びかけをしなければならず、ペンネームなど、それも公開してほしくなかった、となると問題です。
みなさんの素敵なコメントを公開したい気持ちでいっぱいですが、主役は子供ですから、どうしても、先のことを考えると、用心深くなってしまいます。
コメントを楽しみにしていらした皆様、ごめんなさいね。
こゆきさん、苦悩する母さん、アドレスをお知らせ下さればすぐにお返事させていただきます。

河合塾の中学受験コースがなくなる、そしてドルトン小学校の計画?

2008年02月22日 | Weblog
今年の私立中学受験も終わり、各進学塾の結果が気になるところですが、河合塾がガラッと態度を変えましたね。
河合塾の小学生コース案内を検索すると、私立中学受験コースというものがない、と騒がれていますが、どうでしょうか。
まだ5年生6年生が残っているけど、やる気無いんじゃないか、と不安の声もあります。
長年ドルトン幼稚園に通って、内部情報に詳しい方から、ドルトン小学校設立の計画も聞きましたし、河合塾の動きがわかりませんね。
2010年に名進研小学校ができることですし、名古屋の小学校事情もずいぶん変化してきました。
名古屋の受験と言えば、まずは河合塾、と言われたのももう20年くらい前まで、弱肉強食の世界ですから、どの分野に進出するかが、生き残るための策なんでしょうね。
受け身のこちらとしては、なかなか厳しい現実ですが。
日能研に移られる方、河合塾に残られる方、いろいろご意見をいただきたいと思います。

いつからを受験生、と考えるか、もちろん意識は早い方がいいです。

2008年02月21日 | Weblog
hankさん、コメントありがとうございます。
久しぶりのお父様からのコメントで、中学受験を真剣に考えて下さっていることに、ホッとしております。
個人的なお返事の方がいいと思われますので、できればアドレスをお知らせ下さい。
hankさんからのコメントで、何年生くらいから受験生としての意識をしっかり持つべきなのか、など、傍観者として見ていらっしゃるお父様方の疑問について考えてみました。
お父様方というのは、半々でして、私立トップ校出身で、中学受験に前向きに考えて下さるタイプと、公立派で、私立をすべり止め以外なんでもない、くだらない、と考えているタイプとあります。
中学受験賛成派のお父様は本当に有り難いですし、ましてや、ご自身が私立出身でいらっしゃれば、なおのこと、ご理解いただけて有り難いです。
さて、いつから受験生の意識を持たせるか、ですが、やはり、年々、各中学のレベルも上がり、倍率も上がり、という時代ですから、早ければ早い方が有利なことは間違いありません。
息切れすることもありますが、遅くとも5年生からは、真剣に取り組む姿勢に持って行った方がいいです。
どこの塾でも、3年生4年生の内容は、5年生からの助走段階のような基礎的なものがほとんどですが、5年生からは、ダイレクトに入試そのものに向けてハイレベルになりますし、あとから取り戻すには、あまりにも膨大な量で、楽観できるものではありません。
中には、ずっとご両親が、けじめのある学習生活を続けさせていて、6年生から、それにプラスαの形で進学塾に入られて、見事トップ校に合格されるお子さんもいらっしゃいますが、それは本当にまれなことですし、それまでの11年間の過ごし方がかなり特殊なエリート教育だった場合が多いです。
息切れするとしても、5年生からダッシュしたとして、6年生になる頃でしょう、その頃ですと、まわり全体がすっかり受験モードになっていて、息切れしようがどうだろうが、同じように走っていかざるをえない雰囲気になっているので、ガタガタになることもあまり想像できません。
5年生からスタートダッシュは、決して早くはないと思います。
ちなみに、うちの次女は5年生4月からM進研に入塾し、それまでは塾には行っていませんでした。
ただ、本人が3年生4年生から受験勉強を始めているまわりのお友達に、自分はずいぶん差をつけられているんだ、という自覚を持っていたので、スタートから、真剣に努力していました。
そのせいか入って2ヶ月ほどで、いいペースに持って行けましたが、それが6年生スタートだったら、なかなか厳しかったのではないか、と思います。
ましてや、年々、全体のレベルが上がっているので、あまりのんびりしていると、お子さん自身が最終段階で苦しむことになるかも知れません。

合格はひと安心、その先もまだまだ心配ですよね。

2008年02月20日 | Weblog
かんなさん、コメントありがとうございました。
非公開希望だったので、ご要望の内容に関してのお返事をさせていただくのに、できればアドレスを教えていただけるとスムーズに進められます。
どうぞよろしくお願いいたします。
かんなさんと同じように、合格したはいいけど、入学後の学習準備、6年後にひかえている大学受験に向けての心構えなど、心配はまだまだ続きますよね。
公立しかご存じない方たちは、私立は学費が高い分、学校が何でもやってくれるから楽よね、などと、ありえないお話をされています。
私立は確かに、それぞれの学校にプライドと信念を持って教育して下さるので、安心感はありますが、学校任せでほっといても全員が東大に合格できるほど、親切でもありません。
やはり、元々、算数の苦手だった子は、ほとんどの場合、数学でつまづきますし、国語が苦手だった子は、相変わらず国語に苦しみます。
中学受験で理科が得意だった子でも、中学入学後の生物、化学、物理がほっといても100点かというと、そんなことはありません。
やはり、どんなに優秀だった受験生も、中学入学後は、ゼロスタート、くらいの気持ちで努力をするべきです。
それには、一つのパターンではなく、それぞれお子さんに向いた形での学習の進め方がありますから、入学後は、みんな、バラバラです。
中学受験のために、M進研や河合塾で一緒に同じテキストを使って勉強して、一緒にトップ校に合格した何十人の子供達が、中学に入った途端に、バラバラの塾に散っていきます。
もちろん、河合塾や駿台など、大手には一応、みんな所属しますが、しょせん集団塾ですから、お友達とワイワイ、は避けられません。
やはり優秀な子は、他にも科目別で、いろいろな個人塾に通っています。
それはどこが一番いいとかいう話ではなく、塾の先生との相性、ご家庭との意見が合うかどうか、また通塾に便利な位置にあるかどうか、など、必要な条件はたくさんありますから、みんな自分で考えて選択してゆくわけです。
自分に合う塾を探し当てられるかどうかも、ある意味、本人の能力の一つです。
時間がかかっても、中学3年間のうちに、なんとか、見つけられれば上の上、くらいに考えてじっくり選んで下さい。

「てん」さん、コメントありがとうございました。

2008年02月19日 | Weblog
「てん」さん、コメントありがとうございました。
お嬢さんの受験も終わり、ホッとされている頃でしょうか、また、何かお役に立てることがあれば、おっしゃって下さいね。
私立中学受験の人気は上がる一方でしょうか、さすれば、倍率も、自動的に偏差値も全体に上がるでしょうから、ますます厳しくなりますね。
そんな中、南山大学附属小学校の校舎も完成しつつありますし、可愛らしい制服も松坂屋の制服コーナーに飾ってありました。
自分の子供が中学生、高校生になると、小さな制服がこんなに可愛らしく感じられるものなのか、と自分でも笑えてしまいました。
新しい制服を注文する家族でごった返していましたが、皆さん、やはり、ニコニコと嬉しそうでした。
素敵な春をお迎え下さいね。

こゆきさん、お嬢さんの素敵な受験報告、ありがとうございました。

2008年02月18日 | Weblog
こゆきさん、コメントありがとうございました。
M進研での3年間、いろいろなことがあったと思いますが、お嬢さんの素敵な門出を一緒にお祝いさせていただきます。
名前出さないで、という希望のコメントが多いのが非常に残念なくらい、皆さんのお子さんの、一生懸命な受験生活の結果報告に、感動しています。
ブログを通してコメントいただく方は、お顔もお名前も存じ上げないお子さんがほとんどですが、文章を読んでいるだけで、お一人お一人の様子が目に浮かび、寒い中、戦った健気さが伝わってきます。
この時期は、悲喜こもごもでしょうが、お子さんたちの一生懸命ながんばりに、心温まる素敵な時期でもあります。
親子の大切な思い出を教えて下さり、エリザベスは感無量です。
それぞれの新しい生活を、応援しております。
まだ12歳の小さな身体で、精一杯の努力をして、エリザベスに感動を与えて下さって、本当にありがとうございました

大手進学塾のフォローを探すなら早めに、早ければ早いほど成績は戻しやすいです。

2008年02月17日 | Weblog
大手進学塾の合格実績が徐々に発表されています。
M進研は相変わらずの快進撃、東区車道のT中学は昨年度から募集定員が増えたこともあって130超えの快挙、N学園女子部も厳しい戦いの中での62、とさすが大御所の貫禄です。
皆さんも、それぞれの塾の発表をご覧になってもうご存じだと思うので、わざわざ一覧表にまとめるのはやめておきますが、どれだけたくさん合格を出している塾でも、また、ほんのわずか数人の塾生しかいない塾でも、どちらにしても、東区車道のT中学や、昭和区いりなかのN学園女子部に合格するためには、並々ならぬ努力が必要だったことは、変わりありません。
中には、一人でコツコツと誰にも頼らず優秀な成績を維持できるお子さんもいらっしゃいますが、もし、少しでも、おかしいな、大丈夫かな、と不安を感じられたのなら、早めに個別で苦手科目を強化してもらうのをオススメします。
10年20年も昔の中学入試と一緒に考えていては、土壇場になって、お子さん自身が非常に苦しい思いをされます。
また、ここ5年間ほどで、更に戦いは激化しています。
できることなら、何に関しても、あまり楽観せず、早め早めに手を打つことを心がけて下さい。

お疲れ様でした、エリザベスファミリーの合格発表です。

2008年02月15日 | Weblog
たくさんの方から、それぞれのお子さんのご活躍の様子をお知らせいただき、心が温まっております。
みなさん、合格おめでとうございます
中には結果にのご家庭もあるようですが、愛知県の私立中学が増えない限り、トップ校での熾烈な争いは激しくなるばかり、本当に厳しいですよね。
昨年度と本年度の生徒のご父兄全員から発表してもOKという許可をいただいたので、それぞれの合格校と進学先を。
学年それぞれで、おあずかりした時期の早い順に並べてあります。
昨年度の男子2名
愛知(特奨)・滝・東海に合格、進学先は東海
愛知・名古屋・滝に合格、進学先は滝
昨年度の女子3名
愛知(特奨)・愛知淑徳・滝・南山女子に合格、進学先は南山女子
金城・愛知淑徳・滝・南山女子に合格、進学先は南山女子
愛知・愛知淑徳・滝に合格、進学先は滝
本年度の男子3名
名古屋スカラー・滝、東海に合格、進学先は東海
名古屋スカラー・滝・東海に合格、進学先は東海
愛知(特奨)・滝・東海に合格、進学先は東海
本年度の女子6名
愛知(特奨)・愛知淑徳・滝・南山女子に合格、進学先は南山女子
愛知(特奨)・愛知淑徳・滝・南山女子に合格、進学先は南山女子
愛知(特奨)・愛知淑徳・滝に合格、進学先は愛知淑徳
愛知・愛知淑徳・滝に合格、進学先は愛知淑徳
愛知・愛知淑徳・滝に合格、進学先は愛知淑徳
愛知・愛知淑徳・滝に合格、進学先は滝

ちなみに一番早い段階でエリザベスがおあずかりしたお子さんが5年生の4月から、一番最後に参加されたお子さんが6年生の夏休みです。
エリザベスは併願校は強制いたしませんので、男子ですと、名古屋を受けるかどうか、女子ですと、金城を受けるかどうか、など、それはご家庭のお考えで決めていただいています。
今は3年生のお子さん、4年生のお子さんも増えてきています。
特に、4年生は、名進研が4科目指導に切り替わったために、ご父兄の緊張も一気に上がっているようです。
学年が上がるに従って心配事も増えますし、どうしてもお会いする頻度は高くなりますが、4年生あたりからは、真面目に取り組んでおいた方が、5年生6年生が非常に楽です。
昨年度と本年度は、非常に優秀な生徒に恵まれ、厳しい戦いとはいえ、エリザベス自身も達成感がありました。
最後の最後はどうしても、本人がどれだけがんばるか、ですから、エリザベスはそのお手伝いをさせていただいた、と思っております。
知り合った頃は、まだまだ幼い顔つきだったのが、入試直前には不思議なくらいキリッとした顔つきに成長し、頼もしい限りでした。
ねばり強くがんばってくれて、本当にありがとうと言いたいです。
次年度からも更なるパワーでお手伝いをしていきたいなと楽しみにしています。

おめでとうございます、それぞれの春がやってきますね。

2008年02月13日 | Weblog
生徒から合格の連絡をもらい、手塩にかけた受験生たちの顔を思い浮かべては感動しているエリザベスです。
まだ12歳なのに、本当にいじらしいくらい一生懸命に勉強していましたから、当然といえば当然ですが、結果が出るまではさぞ不安だっただろう、と心が痛みます。
また、生徒以外でも、公開、非公開合わせていろいろ報告をいただいております。
lilyさん、キララさんはじめ、志望校合格、本当におめでとうございます
ブログの一部をプリントアウトして入試に持っていった、とか、壁にはってがんばったとか、非常に嬉しい限りです。
今後も受験生の皆さんがこのエリザベスのブログを思い思いに活用して、合格への一歩につなげて下されば、と思います。
ここ数年間の合格者を教えて下さい、とのコメントが相次いでいますので、生徒さんたちのご父兄からの許可もいただけましたし、本年度の結果が揃ったら、こちらに合格者数と、それぞれの進学先を明記いたします。
エリザベスとしては、できる限りの協力をして参りましたが、合格できたのも、全ては受験生それぞれの努力のたまものであり、このブログで自慢するようなことではないのですが、せっかくがんばってくれたということで、嬉しいので、まとまり次第、発表いたします。
次年度からの受験生も、是非、これに続くようにしっかりやっていきたいものです。