中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

南山大学附属小学校から南山女子部へ。

2011年07月30日 | Weblog
もうこの話題も落ち着いたかと思われますが、南山大学附属小学校について。
みなさん、ご承知の通り、来年度から、南山大学附属小学校からの児童が、南山女子部・男子部に入学します。
マルクス先生がおっしゃるには、なかなかの人数が上がられるそうで。
ただ、それぞれのご家庭のご希望もあるでしょうし、受け入れる女子部・男子部側にも意見があるでしょうし、こればかりはエリザベス的には、なんとも。
入学してくる南山大学附属小学校のお子さん方が、優秀であるか否かなどということは、個人差が大きいですし、意外にがんばっていらっしゃるのかもしれませんね。
ただ、女子部・男子部の入試を受けて合格しているわけではない、という点で、どうしても世間の方々から納得いただけないのだろう、と思います。
まだ小学生ですから、当然、最終学歴ではないだけに、ご両親様もまさかこれでよしとばかりに遊び呆けさせているとは考えられませんし、女子部・男子部に上がられる予定であれば、それなりに努力を続けていらっしゃるでしょう。
そちらの方々の学力は、エリザベスにも、皆目見当もつきませんので、コメントしづらいのですが、問題は、今から女子部・男子部を受験しようとされている小学生のみなさんです。
これによって、募集定員が減ると、今まで以上に倍率が上がり、最難関女子中学といわれてきた南山女子部が、さらに厳しいものになり、緊張感も増します。
良いニュースではないのはもちろんです。
本当につらいですね。
定員が200名だった時代に娘たちを受験させたエリザベスでさえ、ハラハラしたのですから、お気持ちお察しいたします。
それでも、長い期間かけて、エリザベスが伝えて参りました、南山女子部の自由かつ充実した6年間は、とても魅力のあるものであり、ご興味のある方は、ぜひともチャレンジしていただきたいです。
昨今、話題になりました、女子サッカーですが、女子部では、かれこれ6年ほど前から人気急上昇でして、今は、「女子部に入学したら、サッカー部に入りたいです。」とおっしゃるお嬢さんが多いです。
「なでしこジャパン」が話題になるずっと以前から、ずいぶんな人気でした。
これはなぜなのか、昭和の時代の南女生であるエリザベスには、全く理解できませんでしたが、平成のお嬢さん方には、どうも楽しいスポーツのようですね。
すでに高校3年生になり、部活は引退し、残りわずかな南女生ライフを満喫している次女ですが、5年間の器学部での毎日は、それはそれは充実していて楽しそうでしたし、それを通して知り合う他校のオーケストラ部のお友達も大切な財産です。
6年間を一緒に過ごす仲間たち、それはひいては、エリザベスのような歳になっても、世の中で一番信頼しあえる貴重な仲間になっていきます。
南山大学附属小学校のお話から、南山女子部に特化してしまいましたが、いずれにしても、6年間を共に過ごす仲間との出会いを楽しみに、長い長い夏休み、しっかり充実させて、秋からのさらなるステップアップにつなげましょう。



中学受験では、時事問題にも興味を持っておきましょう。たとえば「すばる」、「地震」、「原子力発電所」

2011年07月19日 | Weblog
中学受験の社会では、いや、社会のみならず、昨今では理科はじめ、全教科にわたって、時事問題の知識が求められることもあります。
最近、ハワイの国立天文台「すばる」の故障がニュースになっていたので、それを取り上げます。
これは、もう10年近く前になりますが、愛知県内のある中学の入試に出題されました。
ハワイにありますが、日本のもので、国立天文台「すばる」望遠鏡です。
なぜハワイにあるかというと、大気中に邪魔するものが少なく、富士山より高い標高4200メートルのマウナケアという火山の上に設置できるので、選ばれたのです。
日本で我々が星を見ると、キラキラまたたいていますが、あれは、大気の揺らぎでおきるもので、実は、観測には邪魔なものです。
アメリカのハッブル宇宙望遠鏡などは宇宙に飛ばしてあり、理想的な場所ですが、お金がかかる上に、トラブルが発生した時の修理も大変です。
そこで、今回は「すばる」にどのような故障が起きたかというと、カメラを冷やすための冷却水というものがもれて、鏡やカメラにくっついてしまったのです。
冷却水は水、といいながらもねばねばしています。
「すばる」は、「反射式」のもので、丸みをつけた鏡で光をはねかえして集め、口径8・2メートルもある大きな鏡で、光をたくさん集め、暗い天体でも観測できるのが特徴です。
今まで大きなトラブルはありませんでしたが、今回は少々やっかいのようです。
鏡についた冷却水は洗い流せたのですが、カメラは壊れたままで、研究に遅れがでそうです。
この天文台では、秋以降に新型のカメラに取り換える予定だったため、無理に修理せず、その交換を待つことも検討中です。
このトラブルで他の観測装置にも影響が出て、そちらの研究の再開も7月下旬になりそうです。
「すばる」は視野の広さが自慢で、銀河の分布の仕方を調べたり、新しい天体を効率良く探したりするのに最適でした。
遠く離れたハワイのマウナケア火山の上にあるので、なかなか訪れる機会はありませんが、こうした優れた装置が存在することも知識の一つとして覚えておきましょう。
現在、新聞を見ると、3月11日に起きた地震・津波から、その後の様子、対応に追われる政治家たち、そういった記事が多いです。
地震・津波の影響で原子力発電所の問題も起きており、そこから、農業・水産業・畜産業の大きなダメージにつながっています。
大変なことがたくさん起きていますが、その全てが頭の中できちんとつながって理解できているかどうか、受験生としてだけではなく、日本で生活する一人として、決していい加減にはしておけないことだと思います。

苦手科目の強化・苦手単元の強化について。

2011年07月16日 | Weblog
そろそろ夏期講習が始まりますね。
4年生・5年生ですと、まだお休みの日も多く、ゆったりと弱点強化ができます。
ところが6年生になると、毎日のように講習があり、期待していたほどスペアの時間がありません。
貴重な時間をどう使うかがカギになってきます。
こればかりは千差万別で、個別指導でなければ、確実なことは言えませんが、できればバランスよく学習する毎日にしていただきたいです。
やっとまとまった時間の取れるお盆休みに、集中的に算数ばかりをやらせようとすると、算数の力は上がるでしょうが、休み明けすぐの頭には、国語・理科・社会の感覚がよみがえらず、しばらく迷子の状態になります。
強化したいものには、もちろん多くの時間とエネルギーを費やすべきですが、かといって、他の科目を完全にシャットアウトすることだけはやめた方がいいです。
大変、難しいことですが、できるだけバランスを考えて計画を立てましょう。
最近、多くなったコメントが、「子供が夏期講習でほとんど家にいないので、ご相談ができないのですが、どうしたらよろしいでしょうか。」といったものです。
夏休みに限らず、普段より、初めの段階では、ご父兄の方からのお話でだいたいの様子をお聞きして、そこからそれぞれに合った学習計画を立てていくものですから、お子さん不在でも、大丈夫です。
夏期講習の途中でも充分、軌道修正は可能です。
「子供がいないので・・」はご心配いりません、そのままお話を始めていただいてけっこうです。
ただし、コメント内に必ず返信可能なアドレスを併記してください。
コメントとして送られたものに直接お返事を送ることはできませんので。
どうぞよろしくお願いいたします。
ちなみに、「暑すぎて」様、「東海とは」様、「えりかママ」様、お返事をさせていただきたいので、コメント欄を利用して、アドレスをお知らせくださいね。

夏期講習、そして2011年度私立中学進学フェアが近づいています。

2011年07月09日 | Weblog
お久しぶりです。
ずいぶんさぼってしまいましたが、毎日のように読んでくださっている皆様には心から感謝しております。
新学年になってから夏休みまでに気をつけることは、過去数年間にわたって、細かく書いてしまったので、同じことの繰り返しもちょっと・・と考えているうちに、間もなく夏休み、という時期まできてしまいました。
怠け者で申し訳ありませんが、7月・8月に必要とされる内容に関しては2007年度・2008年度のブログを再度ご覧いただきたいと思います。
さて、それぞれの塾においての夏期講習が迫り、落ち着かない時期でしょう。
何度も申し上げますが、夏期講習を過信してはいけません。
苦手単元があると、担当の先生のほとんどが、「夏期講習で繰り返しますから心配いりません、大丈夫です。」とおっしゃることでしょう。
それはもちろん期待できます。
ただし、苦手単元がほどほどの量である場合に限ります。
4教科全体に、苦手単元がバラバラと点在しているようでは、夏期講習だけで取り戻すのも簡単ではありません。
夏期講習が始まる前に、一つでも多く、取り戻しておく努力は必要です。
スキマ時間を上手に使って、少しでもクリアできれば、理想的な夏休みが過ごせるでしょう。
ところで、例年と同じく、愛知私立中学進学フェアが開催されます。
7月30日(土曜日)・31日(日曜日)に、松坂屋名古屋店南館8階の、マツザカヤホールにて、進学相談と制服展示が行われます。
10時から17時までとなっています。
こちらは申し込み不要、入場無料です。
愛知県内のほとんどの私立中学が出展されているので、足を運ばれるといいでしょうね。
人生の中で最も密度の濃い時間とも言われる、中学・高校の6年間を、ぜひとも大好きな学校で過ごしていただくためにも、こうした説明会は無駄ではありません。
6年間はあっという間ですが、子供にとってはかけがえのない青春です。
素敵なものにしてあげたいですね。
エリザベスの長女は貴重な6年間が終わり、今は次の青春を謳歌しています。
理系の学部ですが、サークルは違う向きのものに所属し、今は、大手広告代理店のコンペに自分たちで作ったCMをプレゼンしたり、雑誌の企画に参加したりと、我々の時代ではあまり考えられなかったような、ユニークな活動をしています。
また、海外からの留学生たちとの交流を図るサークルにも所属し、体力の続く限り、楽しんでいるようです。
それぞれの大学・学部・サークルで、様々な活動があることでしょう。
昔に比べると、情報が発達しただけ、子供たちも活躍の場が広がっていますし、まずは中学、そして高校、そしてその次のステップも、限りない夢にあふれています。
次女は憧れの南山女子部に入学したのが、つい最近だったように思いますが、それでも今はとうとう高校3年生、次のステップに向けて、中学受験の皆さんと同じように、自習室でがんばっています。
暑くて大変ですが、夏休みの過ごし方が、秋以降の学力に大きく影響するそうです。
暑すぎる屋外と、節電とはいえ切るわけにはいかないエアコンの効いた屋内と、体温調節がなかなかうまくいかないことも多いでしょう。
睡眠時間、そして飲み物・食べ物にも気をつけて、有意義な夏休みを過ごしましょう。
夏休みには、個別相談をお受けします。
現在、生徒としてコンタクトを取っているお子さんには、メールでお伝えしてあるので、そちらに返信してください。
また、それ以外の方でも、時間のある限り、対応させていただきます、どうぞコメントとして送ってください。
コメント内に、返信可能なそちらのアドレスを併記してくださいますようお願いいたします。