中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

2012年度新入生の私立中学入試合格について

2012年03月23日 | Weblog
私用で東京~名古屋を行ったり来たりでして、本年度の合格報告がすっかり遅くなりました。
少しずつ様子が変わる名古屋の私立中学の入試ですが、生徒たちは本当によくがんばってくれました。
海陽の希望者が増えたことも変化の一つでした。
南山大学附属小学校からの推薦入学者がほぼ40名であることによって、南山女子部の一般入試の募集定員が減るという影響は、少なからずあったと思われますが、それでも果敢に挑戦したお嬢さん方は、立派ですね。

男子5名・女子4名の結果です。

男子校

東海・3名
南山男子部・1名
名古屋・4名(うちスカラー2名)
海陽・2名

女子校

南山女子部・2名
愛知淑徳・4名
金城・1名

男女共学校

滝7名
愛知8名(うち特奨4名)


みなさん、素敵な春をお迎えくださいね。
また、入学後の楽しいお話も待っています。

南山女子部の卒業感謝ミサ&卒業式

2012年03月04日 | Weblog
春らしくなりましたが、お天気によってはまだまだ冷たい日があり、体調も崩しやすいので、気をつけましょう。
3月1日に次女の卒業式があり、あらためて南山女子部の荘厳な雰囲気に感激したエリザベスでした。
前日の南山教会での、卒業感謝ミサも、父兄の参加が予想をはるかに上回り、知り合いもいったいどこにいるのやら、混み合う中、やっと探し当てたくらいでした。
この時期、国立大学は結果が出ていないため、他校では、卒業式にも不参加の学生がいると聞きますが、南山女子部については、ほぼ全員が出席し、西神父様の楽しく心温まる素敵なお話を、カタリとも音をさせることなく、静かに聞き入っていました。
この日ばかりは、男子部と合同ですから、それぞれの代表者がキャンドルをささげ、感謝の気持ちを込めて、言葉をささげ、6年間のいろいろな思い出の締めくくりをしました。
みんな名残惜しむように、静かにゆっくり退場し、父兄も、お世話になった南山教会を後にするのが寂しくて、いつまでもおしゃべりし、そのままランチに移動し、いつもながらの楽しい一日にできました。
卒業式は、平日の朝9時スタートにも関わらず、多くのご家庭でお父様も参加され、あと数時間の南女生としての娘の姿を、一瞬でも見逃すまいとするような、一生懸命に式の様子を見守っていらっしゃいました。
エリザベス家も、もちろんパパも参加、最後の一日をしっかり目に焼き付けていたようです。
伝統ある南山学園講堂の、薄暗い灯りの中、西神父様はじめ、先生方のお話は申し上げるまでもなく、素晴らしく、送辞の高校2年生のお話、さらに答辞の卒業生代表のお嬢さんのお話、全てが、ゆっくりしていて、静かに心に染みいるようで、普通の卒業式の涙・涙の雰囲気とはまた違った、崇高な時間でした。
「卒業生退場。」の鐘が、ゴーン、ゴーンと鳴り、南山学園校旗を掲げた生徒会役員のお嬢さんを先頭に、卒業生200名が一歩一歩ゆっくりと退場する様子は、決まりを守れない若者が増えたと言われる現代を、忘れさせてくれるような、規律正しい調和の美しさを感じさせてくれました。
「6年間で、娘たちはこんなに立派に成長させていただけたのか。」と、心からの感謝の気持ちでいっぱいになるような卒業式で、ご父兄のほとんどがホッとしたような柔らかな笑顔でいらっしゃったように思います。
生徒たちは、校舎に戻り、部活の多くの後輩たちから綺麗な花束を受け取り、いつまでも名残惜しそうに写真撮影をし、その後、体育館で謝恩会がありました。
楽しくて大好きだった先生方との写真撮影や、6年間でいろいろなことをしてきたため、あのダンス、あの演奏、など、時間がどれだけあっても足らない貴重な思い出の謝恩会になったそうです。
母はみな、それぞれのグループに分かれて、お食事を兼ねて、暗くなるまでおしゃべりは尽きません。
親子ともに、生涯の大切な仲間ができて、そちらにも感謝の気持ちでいっぱいです。
大学進学先は全国に散りますが、どこへ行っても、誰かいる、そんなユニークな南女生は、本当に幸せだと思います。
北大から九州大まで、おそらく誰かはいるでしょう。
エリザベスの経験からすると、南女の場合、大学を卒業してさらにまた他大学に入りなおして、世界中に散ってゆくことも少なくありません。
今までのように、200名全員が毎日顔を合わせられるようなことは、ほとんど無くなりますが、東京でも京都でも、多くの友人に助けてもらえる、それは本当にありがたいことです。
大好きだった制服を着て、校舎に入ってゆく、もうそれができないなんて、まだ信じられない気持でしょうけれど、楽しかった、いや、楽しすぎた6年間に、心から感謝して、母校の名を汚さないように、今後も仲間たちと一緒に、今まで以上に素敵な思い出をたくさん作ってほしいと願います。
現在、南山女子部にお通いのお子さんのご父兄には、ネタばれのような卒業式報告になりましたが、あっという間の6年間とはいえ、最後の卒業感謝ミサと卒業式は、いずれも心洗われるような、素敵なイベントで、お子さんの成長を感じられることでしょう。
卒業は寂しいけれど、最後の締めくくりがあまりにも素敵過ぎて、満足感でいっぱいになりますよ。
在校中はいろいろなことにチャレンジして、いろいろなことを考えて、いろいろなお友達と遊んで、できればいろいろな勉強をしてください。
今回の答辞にもありましたが、南女生はほっておいても、いつかは勉強はします。
ですから、それ以外のものにも、貪欲に時間とエネルギーを使っていくと後悔がないんじゃないかなと・・・本当に楽しい毎日でした。
そんなこんなで、平成24年度のエリザベスの生徒の合格実績の集計が、大変遅くなり、関係者の皆様には、本当に申し訳なく思っております。
次回、報告させていただきます。