中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

松坂屋の私立中学フェアは行かれましたか。

2010年07月28日 | Weblog
明日からの雨で猛暑も少し落ち着くでしょうか。
外と屋内の気温差が激しいと、小学生といえどもあまり気分のいいものではありません。
塾の教室の気温は自分勝手にはできませんが、せめて自宅の気温調節は上手にしてあげましょう。
ところで7月24日・25日の私立中学フェアは行かれましたか。
年々エリア拡大され、私立中学の様子を見るのに非常にありがたいイベントになってきました。
エリザベスも用事で25日の日曜日に松坂屋へ行きました。
もうピークは過ぎたであろう夕方5時頃、南館1階のオルガン広場に行ってみると、まだまだたくさんの受験生親子が、飾ってある制服に、うれしそうに触ってみたり、横に備え付けてあるモニターに流れる中学生の生活のビデオを見たりで、名残惜しそうにしていました。
南山男子部のブースだけ、制服が飾ってないので、少しさびしいですね。
エリザベスの頃には、男子部も黒い学生服に女子部と同じ襟章をつけ、なかよく通っていたものですが、いつの間に制服がなくなってしまったのでしょう。
男子部出身の友人に最近聞いたところによると、試しになくしてみましょう、から、そのまま今に至っているそうで。
制服・私服と一長一短でしょうが、頭の古いエリザベスたちは、校章バッジや、ロゴ入りのかばんなどあってもいいのかな、と話しています。
今の時代は、私服が好きな子もいるようなので、こればかりはなんとも言えませんね。
ちなみに現在の南山女子部の冬のピーコートは、大変可愛らしい形になりました。
エリザベスの時代からつい数年前までは、もう少し長めでシンプルな形でしたから、ピーコート指定の他校をうらやましく思ったものでした。
制服は何一つ変わらず・・でもエリザベスたちの卒業の2年後に、現在みなさんに愛用されている紺のセーターができたので、それを上手に使うと可愛らしい印象ですね。
通っている間は、コート一つとっても、ああでもないこうでもない、と不満ばかり言っているのが、学生ってものですが、卒業してみると、懐かしくも大切な思い出になります。
どうぞ、暑い中がんばっている受験生の皆さんも、大好きな中学に合格し、大好きな制服を着て、楽しい毎日を送ってくださいね。
コツコツと努力を続けると、それがやがて大きな力になって、自分を助けてくれます。
一日ほんの15分ずつ、何かをプラスするだけでも全然違います。
一週間で105分、夏休みの間だけでも約600分。
10時間です。
ちょっとした積み重ねが、夏休みの仕上がりを左右します。
勉強は、時間が長ければいいわけではなく、効率良くさっさと進めることが第一ですが、それにプラス15分で、さらなるステップアップが図れるなら、何か一つ自分で決めて、がんばってみるのはいかがでしょうか。



東京大学附属小石川植物園のショクダイオオコンニャク

2010年07月24日 | Weblog
すっかり真夏ですね。
屋外と塾の教室の気温差で、体調を崩さないように気をつけてください。
昔と違って、気候も不順ですし、子供といえども、いつも元気とは限りません。
睡眠や栄養にはしっかり注意を払ってください。
時にはサプリメントも必要かも知れません。
ところで、時事問題が、と騒がれる昨今ですが、ちょっとしたニュースを。
テレビでも放送された、ショクダイオオコンニャクの映像はご覧になりましたか。
東京大学附属小石川植物園の方は、とてもうれしそうに説明されていました。
それもそのはず、19年ぶりに開花したのですから。
それまで大切に育てられたこと、素晴らしいですね。
臭いは非常に不快なもので、お世辞にも美しくはありませんが、こんな植物も存在するのだという知識はあった方がいいでしょう。
めったに花を咲かせないという「月下美人」というのもありますが、今回のショクダイオオコンニャクは、知っていた人は少ないでしょうね。
参考までに、写真を確認しておいてください。

秋の学園祭・学校説明会も参加してみましょう。

2010年07月09日 | Weblog
夏期講習が始まる前に、気が早いようですが、9月になると、私立中学・高校の学園祭が開催されます。
南山女子部は9月18日(土)・19日(日)です。
愛知淑徳高校(中学は公開がありません)は9月23日(木・祝日)です。
東海中学・高校の九月祭・記念祭は9月25日(土)・26日(日)です。
南山男子部も同じく9月25日(土)・26日(日)です。
金城学院中学の恵愛祭の一般公開は9月23日(木・祝日)です。
椙山女学園中学は10月2日(土)・3日(日)です。
ほとんどの学校が9時スタートですが、東海の25日(土)のみ、正午からスタートになっています。
また、それぞれの学校において、11月から12月初めにかけて、学校説明会も開催されるようです。
中でも、愛知中学・名古屋中学・椙山女学園中学・名古屋女子大学中学などで行われる入試体験・プレテストというものは、参加されるといいかと思われます。
入試当日に向けて、校舎に慣れておくという意味で、貴重な経験でしょうね。

融合問題にも耐えうるように、地理・歴史・公民をしっかり確認。

2010年07月06日 | Weblog
間もなく始まる夏期講習に向けて、体調管理をして、充実した毎日にしましょう。
カリキュラムの早い塾ですと、秋からすでに入試過去問を使っての実践が始まります。
夏休みまでは、地理・歴史・公民の知識をバラバラに覚えているだけでなんとかなると思いますが、入試問題レベルになりますと、その融合問題が出題されることがあります。
それにも耐えうるように、それぞれの基本をしっかり理解し、融合されても、頭の中の引き出しからスムーズに取り出して、上手に組み合わせられるようにしておくと理想的です。
エリザベスのバックナンバーを使って確認していただいてもいいかと思います。
2007年の7月25日から始まり、8月半ばまでで、地理・歴史・公民それぞれの重要事項をまとめてあります。
あくまでも基本的なもの、最小限ですから、それだけで満点取れるわけではありませんが、エリザベスが挙げたものの中で、記憶があいまいなものがあれば、ぜひ確認して覚えておいてください。
歴史に関しては、特に詳しく書きならべました。
時代によってとらえ方の変わるものもありますから、塾の先生のお話を優先して学習していただくことが大切です。
新聞をみますと、時々、歴史の教科書と違う新しい発見の記事が載っています。
それらをふまえて、学校あるいは塾の先生から訂正のお話があるかも知れません。
フランスの諺に素敵なものがあります。
「かつてあったものはもはや存在せず、この先のものはまだ存在していない。」
これは一見、冷たいようですが、12歳という、日本の将来を背負ってくれる明るい未来に向けてがんばっている受験生諸君には、ぜひ覚えておいていただきたい言葉です。
地理・歴史・公民を勉強するのは、過去を丸覚えするためだけでなく、それを今の自分に活かすため、まだ存在していない未来の自分を育てるため、であるとわかっていてほしいです。
ですから、今の我々の判断によって、歴史も変わります。
受験生諸君の努力によっては、歴史だけでなく、地理も公民もどんどん変わるかも知れません。
それを良い方向に変えてくれる素晴らしい大人に成長してくれることをエリザベスは心から祈ります。

東海中学・高校のサタデープログラムに行きました。

2010年07月03日 | Weblog
さて、報告が少し遅くなりましたが、6月26日(土曜日)に開催された、東海中学・高校サタデープログラム(通称サタプロ)に行って参りました。
毎年、幅広い内容で一般来場者を楽しませてくれるサタプロですが、エリザベスはその中の、「あなたも指揮者」に行きました。
例によって、次女が演奏に参加するので、これも見おさめと、初めて音楽室に足を踏み入れました。
前半は、東海オーケストラ部からの抜粋で数人ずつ、ベートーベン・ブラームス・チャイコフスキー・ドボルザークなどの曲を、サロンコンサートとして演奏してくれました。
相変わらずの完成度の高さ、普段の演奏会と違って、すぐ近くで演奏を見られる貴重なチャンスです。
後半は、南山女子部の器学部と、愛知淑徳の弦楽部が加わり、男女合同オーケストラになります。
まずは今年の夏に、東海オケが上海万博で演奏する予定の、ビゼー作曲「アルルの女」より「ファランドール」の演奏でした。
新高2が中心となっての演奏で、昨年度の定演とは指揮者も演奏者も少し入れ替わりがあり、フレッシュな印象でした。
ゴージャスな気持ちになったところで、本題の「あなたも指揮者」が始まります。
一般から指揮をやってみたいという方を募集し、東海オケの指揮者の模範的な指揮の後で、順番にタクトを振ってみるという体験ができます。
今回は小学生ばかり5~6名が、おっかなびっくり指揮者体験をしてくれました。
同じ「ファランドール」ですが、それぞれの指揮に合わせると、少しずつ違った印象になるので、非常に興味深いイベントです。
慣れない小学生の指揮に合わせて、東海生・南女生・淑徳生みんなが、温かい笑顔で演奏している様子はとてもほほえましく、素敵な空間でした。
横で見ている東海オケの指揮者であるF君も、心配そうに手でリズムをとったり、とても優しい雰囲気でした。
終わってからは、それぞれに表彰状や記念品が贈られ、楽しい時間になりました。
記念品は東海オケの部員が選びに行ってくれたそうで、演奏が上手というだけでなく、来場者に対しての優しい心遣いも感じられ、心が温かくなりました。
あいにくの雨模様でしたが、音楽室はぎっしり人があふれていて、そんな中での指揮者体験は緊張してしまったかも知れませんね。
それでも、サタプロでのこの体験は一生忘れられない温かいものになったことでしょう。
顧問の先生が、冗談まじりに、「憧れの女子高生との合同演奏で・・」とおっしゃっていましたが、おそらく、南山女子部・愛知淑徳の演奏者たちも、いつも高いところを目指して練習に励んでいる東海オーケストラ部の学生さんたちと、合同で演奏できる機会をとても楽しみにしていたことでしょう。
こういった交流は、いろいろな形で良いものを育てていくのでは、と、エリザベスは若いエネルギーと心温かい数時間に、またまた大きな感動を得て帰路につきました。
中高一貫校を、ただただ、一流大学に入るためだけの6年間のように考えて、私立中学選びをされる方もいらっしゃいますが、一番大切な時期である6年間を、勉強第一とはいえ、それ以外の心の教育も、決して切り離して考えてはいけない、とつくづく感じます。
実は東海の校舎に不慣れなエリザベスは、なかなか音楽室にたどり着けず、何人かの東海生に場所を教えてもらいました。
どの学生さんもとても礼儀正しく親切で、きちんとした説明をしてくれました。
南山女子部の西神父様が、よく「目に見えないものを見る力、を育ててほしい」とおっしゃいますが、そういう言葉自体を理解できるお子さんたちがたくさん育っているように感じた一日でした。