中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

そろそろ冷房対策を。

2009年05月31日 | Weblog
そろそろエアコンが活躍する時期になりました。
ご家庭ではまだ大丈夫でしょうが、子供がたくさん集まる塾では、よほど健康志向の強い先生でない限り、エアコンが大活躍ではないでしょうか。
体格のいい体育会系の男子はへっちゃらでしょうが、小柄な女の子など、エアコンの風が直接当たる席になってしまったら、かなりのダメージを受けると思います。
昔からよく言われる、冷房病という、とても気分の悪い症状を起こしてしまいます。
いざ風が冷たいぞというときに、すぐに対処できるように、いつも着脱の簡単な上着を持って行きましょう。
肩や首が冷えるとあまりよくありません。
中には足が冷えるのが苦手な子もいますから、冬さながらに、フリースのひざ掛けを持っていくのもいいでしょうね。
とにかく、まだエアコンに身体が慣れていないこの時期に、数時間とはいえ、冷たい風に当たり続けるのは、注意しないと、頭痛や肩こりを数日ひきずることになります。
1日を大切に過ごしたい受験生にとっては、体調管理も非常に大切です。
出かけた先でエアコンがどの程度に設定してあるのか、予想できませんから、常に上着、あるいはひざ掛けなどを準備しておきましょう。

入学してからも、どうぞコメント送ってくださいね。

2009年05月24日 | Weblog
チャッピーさん・リバーサイドさん・新入生さん、ご入学おめでとうございます。
受験生の頃からみていてくださった方が、今もコメントを下さるのは、とても嬉しいです。
たまに、「受験が終わったのにコメントしてすみません。」なんて前置きされる方もいらっしゃいますが、大歓迎です。
中学受験が終わったら、何もかも終わり、というわけではありませんから、まだまだご心配なことはたくさんあるでしょう。
かくいうエリザベスも二人の娘の母ですから、一つ終われば、また次になにか課題が生まれ、それが終わると、また次に新しい課題が出てきます。
袖刷りあうも他生の縁、ですから、お互いに意見交換をしながら過ごしていけたら、と思っています。

南山女子部・東海・愛知淑徳などの保護者会・懇親会について。

2009年05月22日 | Weblog
以前からよく聞かれていましたが、ふと思い出したのが、いろいろな中学・高校における、保護者の集まりについてです。
なぜか、南山はお付き合いはうすく、愛知淑徳は保護者が忙しい?という、根拠のない話をどなたからか聞いている方が、非常に多いのに驚かされます。
昔と違い、今の私立中高一貫校は、保護者の参加できるものがたくさんあります。
ただ、学校によってその形態が少しずつ違いますから、わかる範囲でお知らせします。
まず、お付き合い少ないといわれている南山女子部について。
春・秋・冬と年に3回ほど、学校で行われる保護者会およびクラス懇談会があります。
また、年に2回の授業参観もあり、保護者会・クラス懇談会・授業参観、全てにおいて、母の出席率は非常に高く、中学の間はほぼ90パーセントと言っても過言ではありません。
さらに年に2回、クラス役員さんたちが企画してくださるクラスお食事会もあります。
こちらは学校ではなく、名古屋市内の素敵なお店を探して準備してくださいます。
その出席率も中1は90パーセント、中2・中3でも70パーセント近いです。
したがって、母どうしは非常に親しくなりますから、その後も何かにつけ、参加しやすくなり、結局、ずっと出席率が高いままとなります。
文化祭はクラス発表も部活発表(演奏)もあるので、父兄がワイワイと訪れるのはもちろんのこと、体育祭も、保護者のためのイスやテントが準備されていて、白熱したリレーなどを間近で見ることができるので、毎年、保護者席はいっぱいです。
部活の母の集まりも、なんやかやと話がもちあがるので、盛んなようです。
次に愛知淑徳ですが、こちらは学校側が企画するのは、4月末の授業参観・クラス懇談会、6月半ばの父母の集い、11月末の個人面談です。
クラス役員さんたちが企画してくださるクラス懇親会は、同じように素敵なお店で1年に1回か2回ほどあります。
これらは中学のうちは出席率が非常に高く、徐々に減り、また高3になると、大学受験が迫ってくるため、出席率がグンと上がります。
それはどこの学校にもありがちな傾向でしょうね。
春と秋に文化クラブ発表会があり、文化系部活に所属するお子さんのご父兄は、アリーナでその発表会をご覧になれます。
9月末にはもちろん学園祭があります。
中学は芸能祭と称され、演劇やミュージカルや合唱など、クラス対抗の発表をアリーナで見ることができます。
体育祭も新しく完成した広いグラウンドで行われ、もちろん観覧できます。
愛知淑徳はご存知のように、高校は一般公開の文化祭があり、クラスごとの発表は非常にレベルが高く、一見の価値アリ、と思います。
さらに、愛知淑徳と東海については、どちらかというと、愛知県私学全体に存在する父母懇というものが活発で、先生方がそちらを通していろいろと企画してくださることが多いです。
愛知淑徳ですと、生徒の住んでいる地域ごとにブロックを分けて、中1から高3まで6学年の父兄を集めてくれます。
瑞穂区・東区・北区・名東区・千種区・三河・岐阜・春日井など・・・
それぞれ担当の先生が決まっており、毎年、ブロックごとに1回か2回ほどの懇親会があります。
入学したものの、同じ学年で家の近いお嬢さんはどなたなのかしら、と考えてもなかなかわからないものですが、この地域懇親会に参加すれば、瑞穂区・千種区など、近くの方ばかりが集まりますから、すぐにお話が盛り上がります。
そんな形で交流を深める学校もあるわけです。
父母懇は、入会が強制ではないので、入学式にいただく案内にしたがって手続きをすると、担当の役員さんから案内をいただける、というしくみになっています。
はじめはわからなくて、用心してやめておくという方をよく聞きますが、参加してみて、本当によかった、学校のことがよくわかって安心した、とおっしゃる方も多いです。
東海に関しても似た感じですが、こちらは男子ですから、ご父兄の熱の入りようはまたまた大変なものでしょう。
ですから、ブロック担当の先生方は、その年に東大・京大・国立医学部などに合格された卒業生を呼んできて、体験談をお話させたり、非常に前向きな企画をしてくださるそうです。
東海も愛知淑徳と同じように、父母懇が盛んですから、そちらを通しての企画がとても多いと聞きます。
いずれにせよ、今の私立中高一貫校は、学校と全然かかわることなく、淋しく卒業、といったことは、まれだと考えてください。
もちろんお忙しい保護者の方々は、「欠席」に○をつけて出せばいいだけなので、問題ありません。
逆に、学校のことをいろいろ知りたいのに、何もないからわからないまま卒業、という、それは少ないと思います。
今回は、問い合わせがとても多かったことについてお話しましたから、まとまりのない内容になったかも知れませんが、何か気になることがあれば、いつでも質問をしてください。
わかる限りお話していこうと思います。

6年生らしくなってきましたね。

2009年05月16日 | Weblog
ゴールデンウィークが終わり、すっかり6年生らしくなった受験生諸君の様子に、頼もしい印象を持っています。
受験勉強を始めた頃は、一つ一つの単元に右往左往していたものでしたが、生徒全体にいえることですが、6年生のこれくらいの時期になると、受験に必要な内容がかなりまとまりかけているので、自分なりに、覚悟を決めているというか、どっしりと落ち着いているというか、顔つきがしっかりしてきました。
成績は多少の変動があるでしょうけど、気持ちの上では、小学校での最上級生らしく、自分のやっていることに、責任が持てるようになり、一つステップを上がった感じがします。
今から秋にかけては、どんなに成績の優秀なお子さんでも、暗中模索の時期です。
ただ、努力を積み重ねているか、ただただあせっているだけか、その違いは秋以降に大きく出てしまいます。
小さなことに動揺することなく、コツコツと地道な努力を続けてほしいと思います。
暑くなったり、急に冷えたり、まだまだ体調を崩しやすい気候ですから、気をつけましょう。

夏に向けて各教科の心構えを。

2009年05月09日 | Weblog
ゴールデンウィークも終わり、もう5月になりました。
受験は夏休みが勝負、と、よく言われますが、その夏休みで最大の効果を上げるためには、実はこの1学期がとても大切です。
夏休みはほとんどの塾で毎日授業が続きます。
夏休みに苦手単元を復習すればいいわ、と甘く考えていると、4教科を毎日進めるので、意外に時間がありません。
理科の電流だけ、算数の相似だけ、で一日を過ごすわけにはいきません。
それをやれば、おのずと他の3教科が手薄になります。
ですから、この1学期で、可能な限り、苦手単元を減らしておく必要があります。
誰でもいくつかは苦手、あるいは、不安な単元は残っていると思います。
ただし、それがあまりにたくさんあると、夏期講習が殺人的スケジュールとなり、もう二度とあんなことはやりたくない、という悲しい思い出になってしまうでしょう。
理想としては、毎日大変ながらも、いいペースで学習を進め、楽しく充実した生活を40日間すごしてほしいです。
そのためには、1学期のうちに、受験生の自覚を持って、単元一つずつを大切にクリアしていきましょう。
学校行事があったり、疲れる時期があったり、ですから、多少のゆとりを持ちつつ、それでも夏に向けてしっかり、意識を高め、かつ、地道な努力を続けておきましょう。
地理・歴史は完璧に覚えた、と思っても、数ヶ月すると、半分以上忘れています。
それでも、一生懸命に覚えた経験があるお子さんは、少し繰り返せば、またすぐに感覚が戻ります。
がんばったものは、絶対に無駄にはなりませんから、どんな内容でも、あまり後回しにしないで、できる限り、取り組んでおくといいですね。
コンスタントに続けるものは、計算ドリルと漢字ドリル。
計算ドリルに関しては、100マス計算レベルが必要なのか、発展レベルの計算練習が必要なのか、その子の算数の進み具合をみながら、選んでみるといいでしょう。


GWもバランスよく計画的に。エリザベスと子供たちの関わりについて。

2009年05月01日 | Weblog
ふと気がつくともうGWですね。
長いようであっという間ですから、有効に使ってください。
いくつか息抜きを盛り込んでいただくのは非常にいいことです。
ただ、油断して遊びっぱなしでは、GW明けのテストで差がつきます。
新学年始まったばかりとはいえ、いくつか気になる単元をためこんでいるはずです。
そのあたりの復習と、何回覚えなおしてもなかなか完成しない記憶単元、算数と国語はトレーニングが大切ですから、コンスタントに学習をしておきましょう。
5年生あたりですと、まだまだ何回か繰り返すから大丈夫とタカをくくっていると、意外に最後までひきずりますから、早い段階でしっかり理解を深めておきましょう。
ところで、最近、よく聞かれることがあり、誤解されている部分があるのかな、と気づいたので、どうでもいいようなことですがお話しておきます。
エリザベス先生は、自分のお子さんたちにどの程度、勉強を教えていたのですか、と質問されます。
エリザベスは今でこそこんなことをしていますが、4年ほど前までは、皆さんと同じごく普通のママでした。
テスト結果が心配でハラハラドキドキ、そのくせ具体的に何をしてやれたかというと、なんにも役には立たなかったと思います。
娘二人とも名進研でしたが、当時の先生方は非常に頼りになる素晴らしい方ばかりで、安心しきっていました。
うちの娘たちは、名進研の先生を尊敬していたせいか、非常に真面目に学習を進めていたようで、テスト結果が心配、とはいえ、受験勉強の流れに疑問を持ったことは一度もありませんでした。
横について教えていたママもいらっしゃったのかも知れませんが、エリザベスにはその根気はありませんし、何より、本人たちがエリザベスよりも名進研の先生を心底信頼していたので、とても有難いことでした。
エリザベスもカッコつけて、「本人任せだったのよ。」なんて言うつもりはありません。
一生懸命に、何か役に立てないか、毎日考えていました。
子供たちに頼まれるとすれば、食事と送り迎えが主な仕事。
しいていえば、ノート買ってきて、消しゴム買ってきて、くらいですか。
それでも子供の役に立てるのが嬉しくて、一生懸命に選んだものでした。
次女の中学受験が終わった頃から、あちこち知り合いから、受験のノウハウを聞かれて、おせっかいなエリザベスは、せっかくだからいろいろ記憶をたどってみましょうと考え、子供二人にリサーチして、どうすると効率よく学習が進められるかを少しずつまとめていきました。
その4年弱のリサーチの積み重ねが今のエリザベスをなんとか支えています。
ちょうどよかったのは、長女は理系が大好き、次女は文系が大好き、だったので、それぞれに得意分野にはこだわりがあり、今でも聞くといろいろ思い出して話してくれます。
エリザベスの子供との関わりはこんな形でした。
エリザベスの時代の南山女子部受験と今では全然違いますから、逆に私が仕切らなくてよかったのかも、とすら思います。
ただ、名進研の先生が頼りにならなかったら、話は大きく違ったでしょう。
今でも本当に感謝しています。
娘二人が小学生なりに必死に効率の良い学習方法をあれこれ研究していたのか、と今になって思い知らされる毎日です。
あまり役に立てなかったエリザベスは、がんばっていた娘二人をとても尊敬しています。
娘の努力を尊敬できる自分がとても嬉しい、というのが正直なところです。
そして、せっかく二人の娘が思い出しながら話してくれるのだから、縁のある生徒たちには、できるだけたくさん伝えられたら、と思っています。
そんなわけで、エリザベスは自分の子供たちには、勉強は全く教えていませんでした。
ですから、熱心なご父兄からは、ブーイングかも知れませんが、いろいろな親子の形があるんだ、とご理解いただきたいと思います。
エリザベスのスタンスは、後から考えれば、子供の自立を見守るカッコいい形となりましたが、しょせん母ですから、結果が返ってくる度に緊張しました。
それでも、細かく介入しないままに入試を終えることができたのは、名進研の先生方、それと、一生懸命にがんばってくれた子供たちのおかげだったと思います。
ほったらかし、とは違うので勘違いしないでください。
やはり、同じ方向を見て、一緒に考えてやることは絶対に必要です。
エリザベスも勉強については口出しできませんでしたが、夜は必ず11時までには寝ましょう、栄養バランスよくきちんとお食事をいただきましょう、小学校でも名進研でもお友達とは仲良く楽しく過ごしましょう、先生にはきちんとした口のききかたをしましょう、など、生活面では、わりとうるさかったと思います。
また、二人とも運動も好きだったので、運動会ではリレーの選手で走りますから、ビデオ片手に応援して盛り上がりました。
いつもいつも浮かれていては大変ですが、学校行事でせっかく子供が活躍するのであれば、それは心の底から応援して思い切り楽しみました。
バランスが非常に難しいのが中学受験ですが、親子で相談しながら、上手に楽しく、かつ充実した毎日を過ごしていただきたいと思います。
こんな時期に、けっこうどうでもいいお話でしたが、何かの参考にしていただけたら嬉しいです。
GW明けからは、教科別の、気になるポイントなど、お伝えできたらと考えています。