中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

ご質問にお答えします、アドレスをお知らせください。

2009年07月08日 | Weblog
新入部員母様、クリスマスローズ様、南女大好き様、様々な質問ありがとうございました。
それぞれに詳しくお返事させていただきますので、アドレスをお知らせください。
新入部員母様は、南山女子部器楽部の新入部員さんですね、ご質問にはエリザベスのわかる限り、お答えします。
南女大好き様、お嬢さんの夢がかないますように、エリザベスにできる範囲でお手伝いいたします。
最後にクリスマスローズ様、詳しくはメールでお返事させていただきますが、同じような疑問を感じた方がいらっしゃるのでは、と懸念されたので、こちらでも簡単に触れておきます。
東海・南山女子部では、最終的に4分の1から3分の1程度が医学部志望になっていく、というお話について。
医学部進学希望でないお子さんが、トップ校であるがゆえにあこがれて、東海・南山女子部に入学したものの、志望学部が違うために、居場所がなくなるのでしょうか、という質問でした。
ブログでも説明したように、トップ層イコール医学部志望者ではありません。
文系でも東大・京大・一橋・慶応・早稲田など、ハンパなく難関大学がたくさん存在し、医学部とまた違った意味で高い学力を求められます。
また、医学部以外の理系、つまり、理学部・工学部・理工学部など、東大・京大・東工大・慶応・早稲田、それについては、ご存知のように、数学でも数Ⅲ、数C、そして物理・化学など、もちろん英語も、かなりのレベルのものを求められます。
どこを目指すにしても、難関であることには全然変わりはありません。
医学部合格者が多いと評判の東海・南山女子部といえども、半分以上は、そういった医学部以外の希望者です。
国公立大学医学部は、間違いなく超難関ですから、それに向かって情熱的に努力している友達が多い学校というのは、とてもいい雰囲気で高校生活が送れます。
皆さんがよく勘違いされるのは、トップ校は、勉強ばかりで殺伐としていて、楽しくないんじゃないか、ということです。
こればかりは実際に通ってみなければ、本当の楽しさは伝えられないので、非常に残念ですが、勉強に燃えているお子さんというのは、頭の中が上手に整理されていることが多いです。
そうした場合、学園祭など、行事の話し合いに関しても、くだらない揉め事が少なく、非常にスムーズに進められるものです。
精神年齢が高いので、お互いの個性を尊重しあう、心のゆとりも持ち合わせていますから、つまらないいさかいはほとんど聞きません。
せっかくの行事だから、思いっきり楽しもうよ、という考えで全員が一生懸命に企画します。
トップ校は、学校側が、生徒を信頼しており、厳しく管理をしませんから、生徒みんなで相談して一生懸命に仕上げようと考えます。
精神年齢が高いとは言っても、まだ中学生・高校生なのに、なんとか仕事を全うしようと努力するその姿は感動に値します。
最近は、いろいろな学校がレベルアップを図ろうと競争で、学校側が何もかも管理して、失敗のないように、間違いのないように、と先回りをして、やっつけ仕事的に行事を終わらせていく学校があるようですが、それに比べると、ギリギリのところまで生徒に任せてくれる場合は、一つ一つの成功も失敗も、一生の素敵な思い出になっていきます。
一生懸命に勉強するお子さんたちは、何かを任されたときに、同じように一生懸命に仕上げようとします。
東海・南山女子部は、学校側は細かいところにあまり手出しをしません。
それだけに、行事の主役は生徒たち、「自分たちががんばった」という満足感で中1から高3まで、みんな幸せいっぱいの顔をしています。
トップ校が、医学部のための学校に変化しつつある、という意味ではなく、国公立医学部を目指すほどのハイレベルな意識を持った生徒がたくさんいる、非常に前向きな雰囲気の教室で、どこを目指すにしても、例えば行事一つとっても、お互いに素晴らしい影響を与えあえる環境、という意味です。
今の時代は、東海・南山女子部のみならず、他の学校でも、国公立医学部希望者は徐々に増えています。
それは、日本にとって有難いことですが、だからと言って、みんながそうだというわけではなく、そういった難関に挑戦しようとする、意識の高いお子さんが増えていることが、何より有難いですね。
ちなみに学年の中で成績優秀者がみんな国公立医学部狙いなのかというと、けっこうそうでもありません。
東大文Ⅰやら早稲田の政治経済やら・・・
文系のお子さんもかなり優秀でいらっしゃいます。
みんなが共通しているのは、がんばって志望校に合格しようね、という思いです。
大学受験はトップ大学に全国から志望者が集まります。
ですから、教室の友達はライバルではありません、共にがんばる仲間です。
高2、高3になると、お互いにおススメの参考書など教えあったり、励ましあったり、微笑ましい限りです。
想像されているような、嫌な雰囲気で受験期を過ごすわけではありません。
逆に、勉強する子と、やらない子が混在している学校であれば、もしかすると、見ている方向が違ったりして、難しいことがあるのかも知れません。


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1 コメント

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居場所 (東海生の母)
2009-07-09 15:13:41
東海の国公立医学部受験に関しての雰囲気などについて参考になれば・・・もし、東海を志望していらっしゃって医学部志望でないからとおっしゃるのは残念な気がします。東海は全国的に見ても国公立医学部の数が多いのですが、それ以外の活躍もぜひご検討頂く価値があると思います。

医学部志望になっていくのではなくて最終的に医学部に進むもしくは浪人しても目指す子の具体的な数が1/4です。
現実問題(成績)は別として漠然とした志望の職業に関しては、医者が圧倒的に高い学校です。数年前のデータで、中3時点での将来の目標は医者・弁護士・大学教授でほとんどだったそうです。そこから、色々な彼らの経験や家庭の文化などがまた色々な将来の目標を具体的に生み出していくようです。

親としても本人がはっきりとした志望を持っていないので、東海に入れておけばなんとなく医学部を志す大多数の生徒さんの影響を受けてくれるのではないかと、環境に期待する場合もあります。

東大や京大より国立医学部という独特な環境は他校より強いです。
しかしながら、それ以外の学校・学部にも強い目的を持って進学されるお子さんが多いと思います。
偏差値を輪切りに考えるより、自身の目標ありきで浪人も覚悟しているようなところも見受けられます。
学校側も偏差値相当の学校への現役進学を拘らないので、現役率が低いと思います。

息子の友人に政治を志す子、医学を志す子。法曹を志す子。マスコミを目指す子。なんとなく勉強が出来るのでとりあえず東海に入った子。色々といますけれど、個性的な彼らが更なる頂を目指すときに、多方面からの刺激を喜んで受け入れて楽しんでいると思います。居場所がないと言うことはあり得ません。

東海というところは全てがスタンダードなのだと聞いたことがありますが、なるほどと思います。
異端はありません。全てが個性で、個性を喜んで楽しんで受け入れる子供達と学校側のスタンスがありますので。ぜひ、学校の行事(サタプロや九月祭等)に足を運んでみて下さい。張り切る子に冷めた視線の子、色々といるのだけどそれがまとまって1つとなっている超個性派集団の姿が見られます。

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