中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

南山学園の学校説明会について。

2010年04月29日 | Weblog
南山学園の学校説明会の日程について簡単にお知らせします。
まず、南山大学附属小学校は、6月19日(土曜日)の10:00~11:30、12:30~14:00、15:00~16:30の3回に分けて、小学校体育館において行われるそうです。
事前申し込みが必要です。
次に南山中学男子部の入試説明会です。
5月16日(日曜日)の10:00~12:00、13:30~15:30の2回、南山学園講堂にて。
5月14日までに、参加申込書を事務室に、郵送あるいはファックスにて提出する必要があるそうです。
また、6年生限定の体験授業が5月29日(土曜日)に開催されます。
9:00~11:30で、宗教・英語・理科・数学・社会の授業が体験できます。
5月28日までに事務室に参加申込書を提出してください。
ちなにに5年生向けの体験授業の申込書は7月頃、配られるそうです。
最後に南山中学女子部の入試説明会です。
5月15日(土曜日)の9:00~11:00、11:30~13:30、14:00~16:00、の3回、南山学園講堂にて行われます。
例年通り、9:00からの1回目だけは往復はがきを使っての申し込みが必要です。
申し込み期限は4月30日(金曜日)、先着470組(470名ではありません)で締め切られます。
2回目、3回目は申し込み不要です。
詳しくは南山中・高等学校にお問い合わせくださいね。
また、男子部・女子部ともに、校舎見学が可能です。
先生方や在校生による案内がありますから、安心でわかりやすいと思います。
男子部については、校舎見学を希望される場合、スリッパを持参してくださいと書いてあります。
女子部も充分な準備はあるでしょうが、念のためにお持ちいただくと間違いないかと思われます。
次回は、南山男子部・女子部・南山大学附属小学校以外の中学の学校説明会についてお知らせしたいと思います。


南山男子部・女子部ジョイントコンサート2010

2010年04月12日 | Weblog
10日の土曜日は、南山男子部・女子部のジョイントコンサートでした。
久しぶりに春を感じるポカポカと暖かい陽気に誘われるように、南山教会周辺は朝の9時頃からお散歩の方がたくさんいらっしゃいました。
エリザベスはのんきに歩いていたので、開場ギリギリにいりなか交差点に着きましたが、南山教会あたりに行列ができているのを発見し、ややアセリました。
とはいえ、周辺のあまりに美しい様子をビデオに撮っておきたくて、時々、立ち止まっては撮影、ということを繰り返してから南山学園講堂に入りました。
ジョイントコンサートに関しては、これが最後ということもあり、次女と同じ高2の部員のご父兄はほぼ全員いらしていて、こうして当たり前のように父や母や兄弟姉妹に温かく見守られるお子さんたちは、本当に幸せだわとほのぼのしました。
女子部の西神父様、副校長の野呂先生はじめ、たくさんの方々が出たり入ったり、きちんと参加していただけることに、心から感謝しました。
まず、女子部器楽部の弦楽曲4曲、女子部らしい柔らかな旋律、ピチカートによる愛らしい華やかな響き、昨年から指導と指揮を務めてくださっている女性の先生はスラリとした素敵な方で、長い手足を存分に使った優雅な指揮もとても魅力的でした。
次に男子部ブラスバンド部、オーケストラと違い、ドラムやサックスが入っているので、ポップスなど、明るい元気な曲が多くて素敵です。
クラシックに加えて、Sakura、Greeeenの歩み、YELL、勇気100%、締めくくりはスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス。
迫力のある演奏に加えて、なんとも不思議な魅力が手伝い、会場との一体感を強く感じました。
自然に笑顔になり、ふと見ると観客全員が手拍子。
曲の間に、部員の多くがソロ、あるいはソリとして前に出てきて紹介され、部員の一人一人をとても大切に思っている温かさを感じました。
指揮は例年通り、村瀬先生ですが、生徒との強い絆や温かい交流が伝わってくる演奏で、若い男の先生と、生徒たちの一生の思い出になるであろう、このコンサートに、女子部の父兄ながら、大きな感謝をせずにはいられませんでした。
20分の休憩をはさみ、後半は女子部の先生の指揮で、合同オーケストラです。
みなさんご存知のカルメンから始まり、浅田真央ちゃんにより更に有名になったハチャトゥリアンの仮面舞踏会、ドビュッシー、ドヴォルザーク。
やはりカルメンや仮面舞踏会は、演奏する側も、生き生きとした表情で元気いっぱいでしたし、観客としても、なじみのある曲なので、どうしても気分が高揚してしまいます。
うっかり忘れていましたが、男子部部長の青山君、期待にこたえて、男子部ブラスバンド部の演奏前に、光源氏らしき衣装に身を包みの登場と軽妙なトークで、会場をわかせてくれました。
後輩たちからいじられていましたが、実際の関係はどうなのでしょう、とても楽しそうな雰囲気でした。
女子部は相変わらずの大所帯で、中1から高2までほぼ70名、毎年、メンバーには事欠かない状態ですが、男子部はなんせ楽器の種類が多いため、年によっては、楽器の人数にばらつきがあります。
ただ、今年に限っては、クラリネット・サックス・トロンボーン・ドラム(ティンパニ含む)・チューバなど、非常に充実しており、それぞれのクオリティーも高かったと思います。
演奏終了後の部員たちどうしのじゃれあいを見ていると、何年間もこの講堂でジョイントコンサートを続けてきた中3や高校生、逆に、今年初めて参加した、興奮さめやらぬ中2、それぞれの楽しげな雰囲気に、父兄たちも名残惜しく、いつまでも撮影大会は終わりませんでした。
父兄がゾロゾロと講堂から出た頃、ちょうどお向かいの南山教会で結婚式が行われていたらしく、その小高い丘の上で、お客様たちが新郎新婦のために、赤やピンクの風船を手にし、一斉に空に飛ばしたところでした。
青い空に南山教会の十字架あたりまで風船がたくさん飛んでいく様子は、幸せをいっぱい感じさせてくれる風景で、結婚なさったお二人にもあふれんばかりのお幸せが与えられることだろうと思い、こちらまで素敵な気持ちになりました。
父兄はあまりに名残惜しくランチに流れましたが、いつまでもお話は尽きず、こんなに恵まれた条件でコンサートを行えたこと、心から感謝してやみません。
やっぱり部活っていいな~と強く感じた一日でした。

南山男子部・南山女子部・愛知淑徳の入学式ですね。

2010年04月07日 | Weblog
春というのに、まだまだ肌寒い日が続きます。
今日は待望の南山男子部・南山女子部・愛知淑徳の入学式です。
町には新入生らしきお子さんが、素敵なスーツに身を包んだご父兄と一緒に歩いていらっしゃる姿があふれ、サクラの満開以上に春を感じる瞬間です。
ちなみに東海中学も数日前に入学式でした。
憧れの中学の門をくぐり、同じ制服を着たお友達とならんで講堂に入り、これからどんな毎日になるのか、とワクワクドキドキでしょう。
まだ大きめのブカッとした制服で、本当に可愛らしいです。
どんな部活に入ろうか、教科の先生はどんな人だろうか、新鮮な毎日です。
親の方も、新しいお友達は増えただろうか、お弁当は誰とどんなふうに食べているのだろうか、慣れない通学で疲れてはいないだろうか、心配は限りありません。
エリザベスも二人の娘がそれぞれ中学に入ったばかりの頃は、いろいろな心配をしていたものです。
お友達が増えたと喜んでいれば一緒に喜び、何かに誘われたと喜んでいれば一緒に喜び、部活が楽しいと喜んでいれば一緒に喜び、とにかく毎朝、うれしそうに地下鉄の駅にかけこんでゆく姿を見守っていたものです。
今の時代はいじめなど、難しい問題が多いそうですが、名古屋のまあまあ名の知れた私立中学においては、あまりそういった悲しいお話は聞きません。
心の温かい育ちの良いお子さんがほとんどのように思います。
まれにトラブルがあったとしても、それは大人になるためのステップの一つ、根の深いものではないと思います。
そういったものを上手に乗り越えて、卒業する頃には素敵な人に成長しているのでしょうね。
進学先はそれぞれですが、エリザベスも自分たち、あるいは自分の娘たちふくめ、たくさんの私立中高一貫校出身者を見て思うのは、それぞれの学校に様々な生徒たちが入学し、自分の子だけはタイプが違うかも、と思っていても、不思議なことに、卒業する頃にはしっかりその学校の子らしく育っていて、やっぱりふさわしかったのかな、と感じることです。
学校での6年間は、決して大学受験のためだけにあるのではなく、そこでの人間関係・部活・行事全てを含めてのものですから、できるだけ有意義に過ごせるように考えてあげてください。
男女ともにトップ校と言われる学校でも、お友達との交流は盛んですし、部活ももちろん盛んです、行事においてもクラスや部活で一丸となり、全身全霊でもって取り組みます。
そうしていても、大学受験に関しては、きちんと仕上げていこうとがんばります。
6年間を大学受験のためだけに、と意気込むのは、ご父兄の心の中だけにして、しばらくはお子さんが楽しく生活できるように、広い心で接してあげてくださいね。
エリザベス自身も、時代が違うとはいえ、南山女子部において、あらゆることを楽しみ、時には悪いこともして、それでもなんとか、たいしたことはありませんが、まあまあの大学におさまりました。
今でも同級生たちとはひんぱんに集まり、学年の半分近くの友人の動向については把握できる状態にあります。
これはエリザベスだけではなく、女子部出身のほとんどの卒業生が同じ状況にあると思います。
いつ何があっても、本音で話せる、頼れる幼なじみがこんなにたくさんいるなんて、本当にありがたいことだと思います。
私と同じ年代の、東海出身者や南山男子部出身者も同じことを言っています。
おそらく金城や愛知淑徳なども同じでしょう。
そういう素敵な関係を築けるような、自由な6年間を過ごせると、中高一貫校に通った価値がさらにアップするのでは、と思います。
ぜひ、お友達をたくさん作り、部活で好きなことに打ち込み、たとえ、悩みは多くても、何かをした、ということに価値があるんだと、信じてがんばってくださいね。