中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

29日に東海中・高サタデープログラムが開催されます。

2013年06月28日 | Weblog
6月29日に、東海中学・高校のサタデープログラムが開催されます。
エリザベスとしては、ぜひご参加いただきたいイベントの一つです。
東海という学校は、生徒に大部分を任せることが多く、サタプロも実行委員会の中1から高2の生徒が、春から一生懸命に準備をして当日を迎えます。
著名人がたくさん集まってくださるのですが、その出演交渉も生徒たちの役目です。
これで23回目となり、毎年、楽しみにしているファンが多く、エリザベスは、オーケストラ部の「あなたも指揮者」などを取り上げてきました。
今年もとても豪華な内容になっています。
その中でも、中学受験のお子さんにおススメのものをいくつかご紹介します。

「美しい日本語・季語をかるたで」
「小学生将棋大会」

そして今、話題の東海中・高出身である東進ハイスクールの林修先生。
第2部(11:50~13:20)ですが、立ち見を含めて1800名分の席しかないので、朝8:30から整理券を配るそうです。
体育館3階アリーナだそうです。
「今でしょ!なぜ勉強しなければいけないか」

「あなたも指揮者・ドボルザーク新世界第4楽章」
第2部(14:00~15:30)です。
指揮者希望の方は申し込みが必要です。
人気の東海オケ部と他校生との合同オーケストラの指揮ができます。
また、東海オーケストラ部のサロンコンサートもあります。

すでに満席となった講座もありますが、どうぞぜひ足を運んでみてくださいね。


得意教科・苦手教科にこだわらない、そして楽しく学習しましょう。

2013年06月19日 | Weblog
気候が不順で心身ともに疲れやすい季節になりました。
テスト返却があり、さらにドッと疲れるご父兄も多いでしょう。
気楽にやっているのに、なぜかずっと成績トップ、そんなお子さんは稀なので、疲れているのは自分だけではない、と安心なさってください。
真っ青になる瞬間ナンバー1は、得意教科の偏差値がガクッと下がった時です。
誰にでも、まあまあ安心な教科があります。
算数・国語が多いです。
けれども、進学塾のテキストの構成によっては、算数も、急激に難しい単元が3週間ほど続くこともあります。
国語は、得意な子ほど、それほど時間をかけませんから、他が気になって、ついついおろそかになって、文章を読むことから遠ざかってしまう時期もあります。
どの教科でも、手を抜いたら徐々に下がる、当たり前のことですから、冷静に考えれば、原因はすぐにわかります。
「得意なはずの算数がこんなことでは、もうどうしていいのか・・・」
「ずっと安心していた国語で点数をかせげなかったので、今回は総合順位がかなり下がりました・・」
ご父兄から寄せられる相談の、99%が、ここからスタートです。
ですから、ご安心ください。
みんな同じことの繰り返しをしながら、入試を迎えます。
何かが起こったら、早く原因を見つけて、軌道修正すれば、良い方向に進みます。

中学受験の時期だけでなく、ふと感じることがあります。
得意なものがあるのはとても素晴らしいのですが、それだけに頼らずに幅広い知識を積んで成長してほしいということです。
得意分野で活躍できるのは、理想的ですが、何か一つをやり遂げるのに、いろいろな方向から見て確認できる大人になるともっといいのでは、と感じます。
得意教科は算数、と決めつけるのではなく、やればできる、何でもできる、そんな気持ちでお子さんを伸ばしていけるといいと思います。
好きなもの、得意なものを1つだけにしぼってしまうと、それに何かあった時、逃げ場がなくなって、本人がとてもつらくなります。

「得意なはずの算数が・・」「安心していた国語が・・」
これは、お子さんを追いつめてしまいます。
エリザベスも受験生の母親でしたから、ついつい出てしまうセリフであるのは、理解しており、それが事実であるともわかっています。
ただ、不安なあまり、そればかり繰り返すと、お子さんは、自分はもうダメだ、とテンションがどんどん下がり、なかなか学習モードに切り替わりません。
エリザベスがお宅にうかがうと、うつむいたまま30分ほど、いかに自分がダメだったかを並べたてるお子さんもいらっしゃいます。
中学受験を考える小学生は精神年齢が高いですから、空気を敏感に察知します。
歯の浮くような言葉で励ましても意味がありません。
本人が納得する形で、次につなげるための学習計画を立てて、がんばろう!という気持ちを奮い立たせることこそがエリザベスの仕事かなと考えております。
こんな季節だからこそ、気分良く楽しく学習できれば、と思います。

先日、テレビで、漢字の覚え方をいくつか紹介していました。

「憂鬱」の鬱
リンカーンはアメリカンコーヒーを3杯飲む。
「葡萄」
サクサク浦和で缶ひろい。

どちらもとても難しい漢字ですが、このようにすれば、不思議なほど簡単に覚えられます。
エリザベスも「尋ねる」の漢字を、よえろすん、と覚えました。
カタカナのヨ・エ・ロと寸です。
漢字だけではなく、社会でも理科でも何でも、自分なりに楽しい覚え方を工夫するのも、頭の体操になりますよね。

「今でしょ。」東京の勉強会でたどりついた深い意味。

2013年06月08日 | Weblog
東京での勉強会で、名古屋を離れることが増え、生徒のみなさまにはご迷惑をおかけしております。
お会いする時には、多くの情報をお伝えできればと、それぞれに合わせてまとめておりますので、よろしくお願いいたします。

ところで、「今でしょ!」が流行っていますが、どのような意味でとらえていらっしゃいますか。
「どうせやるなら、今すぐスタートしましょう!」
まずはそういう意味でとらえます。
それで間違いなかったと思います。
ただ、今回の東京での勉強会で知り合った某有名進学塾の先生とお話しさせていただいて、ふと気づいたことがありました。

「どんな子どもでも、よし!がんばろう!という瞬間はあります。すぐにスタートする子もたくさんいます。ただ、理解できない壁にぶつかると、タイミング良く教えてくれる先生に出会わなければ、そこで簡単にあきらめてしまいます。そこをもうひと押しすることこそ、今でしょ!につながるのだと思います。」

その方と熱く語っているうちに、そんな風に思いました。
本家本元のお考えとズレてしまっているかも知れないので、大変申し訳ないのですが、エリザベス的には、中学受験こそ、そのタイミングがとても大切なのでは、と考えています。
小学生から高校生なみに積極的に先生に質問に出向く、また、質問する際には自分のわからない部分を正確に把握して先生に的確に伝える、これが完璧にできる子ばかりではありません。
できるように成長してゆくことこそが、受験の価値でもあるのですが、それを待っていて5年も6年もかかっていては、入試に間に合いません。
少し手助けする、励ますことで、良い方向に進めるのであれば、悪くはないと思います。
本人を一番よく理解しているはずの、兄弟姉妹はじめご家族、そして先生。
それでも不安が残る場合、遠慮なくエリザベスに連絡してください。
わずかでもお手伝いできることこそが、エリザベスの喜びです。

東京での勉強会は、いつも刺激があり、首都圏の受験のためというより、中学受験に携わる多くの先生方との交流が、ともすると守りに入ってしまいがちなエリザベス自身にとっての、「今でしょ!」の瞬間になっているような気がします。
自分が勉強していることが、ひいては、生徒の皆さんに良い影響になればと、無い知恵をしぼっております。

夏期講習準備で気持ち的にあわただしくなりがちですが、まずは目の前の課題を一つずつかたづけることからスタートすれば、大きな軌道修正は必要ないと思います。
ただし、無茶なスケジュールにしないように、そこだけは加減が難しいです。

小学校受験からスタートとお考えのご家庭も増えました。

2013年06月02日 | Weblog
連日の投稿になりますが、「多様化」の一つ、小学校受験について。
ご父兄が、教育により一層、真剣に向き合う時代背景を感じます。
ただ、どの中学が正解か、が永遠に答えが出ないのと同じく、どの形が正解か、も永遠に答えは出ません。
なぜなら、全て本人次第だからです。
与えられた環境でどれだけ自分を良い方向に育てていくかは、他人ではできないことなので、あくまでも本人に何かしらスイッチが入ることを願うばかり。
ただ、環境が悪いから~まわりが良くないから~というのは弁解なので、努力次第でなんとでもなる!ということだけはお子さんにわかっていただきたいです。

とはいえ、大きな期待を胸に私立中学に進学する以上、ここを選んで良かった!と思えるようにしたいですね。
よくご存知であれば問題ないのですが、できれば学校説明会には参加してみましょう。
意外な発見があったりして、親子ともにスッキリするかも知れません。

私立中学受験は希望する人にとっては狭き門であり、周知のごとくです。
時代とともに、私立小学校受験から考えるご父兄が増えました。
南山大学附属小学校、名進研小学校、そして椙山女学園大学附属小学校です。
椙山女学園大学附属小学校では、AO入試がスタートしました。
一般入試は1月ですが、AO入試はそれに先立って11月に行われます。
保護者との面接から始まり、お子さんとの面接。
一般入試とは違った形のチャレンジで、希望の小学校にご縁があるかも知れません。
6月22日(土)に椙山女学園大学附属小学校の学校説明会が開催されますが、AO入試については、8月31日(土)に開催予定の説明会で詳しくお話しされるでしょう。

数年前ですが、椙山女学園大学附属小学校から南山女子部に入学した数名は、すでに百人一首を完璧に覚えており、入学してしばらくは、古文の授業では余裕の笑顔でした。
幅広い教育の期待できる小学校があり、その6年間も充実させようとする動きがご父兄の中に出てきているようです。
エリザベスは、絶対に私立でなければ!という考えを持っているわけではありません。
小学校にしろ、中学校にしろ、ご家庭(お子さん)が、私立を希望された場合には、お手伝いをさせていただきます。
最近は、「エリザベス先生は、やはり私立小学校がおススメなんですよね?」と聞かれるので、誤解のないようにお願いいたします。
ちなみにエリザベスの娘二人はもれなく地元の公立小学校でした。
とても楽しい6年間でしたよ。
でも、時代にもよります、地域にもよります、本人の状況にもよります。
最善の道を一緒に考えていけるのが、家族の素晴らしいところですよね。

夏期講習の心構え・首都圏の中学受験事情

2013年06月01日 | Weblog
梅雨に入り、新学期と呼ばれる時期はとうに終わりました。
もうすぐ夏期講習の相談が始まります。
最近の大手進学塾は、オプションが多すぎて、どの程度まで必要かを迷われるご父兄が多いです。
おっしゃる通り、朝から晩までギッシリ、というのは考えもの。
どんな授業でも、予習復習ができなければ頭の中にしっかりおさまりません。
とはいえ、自己判断で弱点強化に励むのも、何かしらの目安がなければ40日間を充実したものにはできません。
全てはお子さんの進み具合によります。
進み具合は、単純に学力が高いか低いかではなく、一つの課題に取り組む時間に大きく左右されます。
超高速で算数の問題をバリバリ解いていくお子さんは、それはそれは頼もしく、ずいぶん充実しているように見えます。
逆に、一つの問題に時間をかけていると、とても心配になります。
時間のかけ方も程度問題でして、ただ解くのが遅いという場合、楽観はできませんが、一つの問題の中で自分の必要なポイントを的確に押さえ、教科担当の先生に質問する内容を自分なりに上手にまとめられる場合、ある意味、10倍のスピードで問題をこなすお子さんより、知識の定着度が高いとも言えます。
このあたりは微妙に個人差があり、ブログだけでは申し上げにくいので、残念ながら個別指導の中でしかお話できません・・・・
夏休みはとても貴重です。
そこをどう過ごすかで、大きく差がつきます。
どうぞ判断を間違えることがありませんように。

また、学校説明会も一年中行われているので、少しでも興味のある学校にはお子さんを連れて行ってあげてください。
お子さんの中での何かが変わる瞬間があるかも知れません。

ところで、格差が広がる世の中でして、語彙力も大きな開きがあります。
中学受験で、大人でも知らないような語彙が身についているお子さんが多くても、20歳過ぎても、おどろくほど幼稚な表現しかできない人も依然として多いです。
これは社会問題にすらなっており、テレビでのクイズ番組にも反映されるように、意外なタレントが急激に知識を深めていたりして感心します。

よく出題されて、もう今さら・・・というものをいくつか。
「気のおけない友達」
「汚名返上」
「名誉挽回」
「さわりだけでも聞かせてください。」

ほとんどの大人はわかっていても、中学受験の段階では、まだまだ100%浸透しているわけではなさそうです。
どうぞ、ご家庭で確認なさってくださいね。

先日も少しふれましたが、最近では、愛知県内だけでなく、首都圏・関西圏の私立中学を希望される方が増えています。
おりしも、エリザベスの活動に少々、興味を持ってくださった企業の御厚意で、東京での勉強会に参加することが増えました。
小学校受験・中学受験で、地域によって温度差が大きいことは昔から言われていましたが、昨今はそれだけではない、計り知れない重圧を感じます。
この場を借りて説明できるほど単純ではない、「多様化」のようなものを感じます。
エリザベスなりに咀嚼をして、うまく表現できるようになったら、少しずつお伝えできれば、と考えております。
まずは、愛知県の大手進学塾の、夏期講習申し込み相談をスタートさせます。
もう夏休み?
そう、もう夏休みなのです。