中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

国語で全体がわかるとまで言う先生もいますから。

2007年05月30日 | Weblog
偏食困ったさん、コメントありがとうございました。
やはり国語にはそれぞれの努力が必要なようですね。
塾の先生の中には、国語の答案用紙を見ると、その子の能力全体がわかるとまでおっしゃる人もいます。
自分の言いたいことを上手にまとめて表現できる子は、頭の中が上手に整理されていると考えてもいいですよね。
算数もだんだんレベルが上がってくると、考えを上手にまとめることが必要になりますし、理科や社会はもちろんのことです。
苦労がついてまわる国語ですけど、それだけの価値のあるものだと思います。
これから入試を迎える方にこんな話をするのはあまり感心したことではないと充分承知しておりますが、女の子に関しては、算数だけが得意なお子さんより、国語だけが得意なお子さんの方が、トップ校にご縁のあることが多いように感じます。
これは総合偏差値が同じくらいのお子さんに関して比べた場合ですが、国語だけずば抜けてできるお子さんは、失礼なようですが、意外にもトップ校に合格してしまったということが往々にしてあるようです。
もし、算数だけに頼って受験しようとお考えの方がいらしたら、できれば今からでも充分に間に合うので、国語も強化していただきたいと思います。
ちなみに偏食困ったさんのお名前で思い出したことがあります。
最近、お弁当の話を子供たちから聞くと、驚くような好き嫌いがあるようで、びっくりしています。
野菜は一切食べられないとか、ご飯が嫌いだからほとんどサンドイッチだとか、それでも皆さん明るくて元気な子ばかりだから、大丈夫なんでしょうね。
うちの二人はエリザベスが名コックでないがために、どこでご馳走になっても、美味しい美味しいと喜んで残さずいただきます。
エリザベスの料理もたいしたものではありませんが、一応ニコニコ食べてくれます、雑食で育てた為に、おかげさまで好き嫌いは全然ありません。
それだけはホッとしています、エリザベスが自慢できることではないですけど

国語が苦手な子は頭かかえますよね。

2007年05月26日 | Weblog
6年生のこんな時期になって意外にも急浮上してくる悩みが国語の偏差値が上がらない、あるいは下がってきたというものです。
国語は他の科目と違って、問題集をやれば点数が上がるだろうという期待ができない本当に不安な科目です。
以前にもお話ししたように、得意だからと言ってほっておくと、上手に正解を答案にまとめることができなくなる、油断ならない科目でもあります。
気の長い話ではありますが、努力すればそれだけの効果は上がります。
とにかく良い問題にたくさんあたりましょう。
そして正しい解説をしっかり読んで、正しいとらえ方とは何かをしっかり頭にたたき込みましょう。
漢字、文法、ことわざなどの言語事項はきっちり覚えるとして、肝心な長文読解力をつけるには、何をやるよりそのものズバリ、長文読解の訓練をすることが一番だと思います。
良い問題とは、正しい解説とは、それはもしかすると通っている進学塾の国語のテキストなのかも知れません。
あるいは最終的に取り組むとしたら、良い問題と評判の中学の入試問題なのかも知れません。
お子さんが嫌々向かうのでなければ、そのあたりは比較的安心できるものだと思います。
一説には、答えの先写しが効果的とも言われます。
効果のあるお子さんもきっといらっしゃるでしょう。
小学校6年生だと、正解のイメージはしっかり頭にあっても、それを正しい日本語で採点者に意味が伝わるように答案用紙に表現できるかどうか、がポイントになることも多いです。
正しい解説にある模範的な正解は、間違いなく正しい文章ですから、それを先写しすることは、イメージを正しい日本語で表現する訓練になるとも考えられます。
ただし、対象となるのは、読解の苦手原因が、表現方法が正しくなくて正解にしてもらえず苦しんでいるお子さんですね。
基本的に読解力が高められていない場合は、やはり地道に良い長文問題をしっかり解いて、しっかり正しい解説を読む、その繰り返しをした方がいいと思います。
国語はすぐにはメキメキ伸びません、でもいったん伸びたら、すぐにガタガタと下がるものでもありません。
上手に付き合えばこんなに心強い味方はいませんよね。
是非、読解力をつけて、国語を好きになりましょう。

もし一流大学進学者数が気になるのなら。

2007年05月24日 | Weblog
私立中学受験さえ終わればホッとひと安心、さあ~私は相当ヒマになるから何を始めようかしらとお考えのお母様。
受験と言っても、本当の勝負は大学受験なので、決して私立中学に入っただけで終わらないで下さいね。
かく言うエリザベスも悪戦苦闘する母の一人ですが。
名古屋の学校に関しては昨年度分がまだ定かでないので、しっかり集計してからコメントするつもりです。
ある情報誌に、全国有名男子校の東京大学合格者数について載っていました。
それによると、東京大学合格者数は明らかに開成がトップでした。
ただし、生徒数から考えるとそれをトップと考えていいかどうか、という記事でした。
開成が毎年120名近くの合格者を出していることはもちろん非常に優秀な生徒がそろっている証しになるわけですが、そこで比べるのはここ数年、雲の上と称される筑波大学附属駒場高校です。
開成が生徒400名東京大学118名合格に対し、筑駒は生徒160名東京大学71名合格で、40パーセント以上の確率で合格者を出していることになります。
更に兵庫県の灘高校に至っては、生徒220名東京大学72名の合格。
灘高校はじめ、関西の私立高校に関しては、京都大学にも散りますから、東京大学と京都大学をプラスすると、かなりの数になります。
ところが開成、麻布、武蔵など関東の私立高校は不思議なことに東京大学には燃えるのに、なかなか京都大学という選択をしませんから、そちらの数は思ったほど多くはないのですね。
とまあ、こんな具合に一覧表にもいろいろなカラクリがあるわけなんです。
同じように名古屋においても、東京大学に何人、慶応義塾大学に何人、と合格者の数だけを表にしますが、本当に必要な情報としては、各学校の生徒数も大切ですよね。
エリザベスの知る限り、私立中高一貫校で大学受験する段階での生徒数の多いところとしては、東海の400(今年から中学の募集が増えたので5年後からは440になります,でも高校からの募集が無くなるとも聞いていますから、結局同じ400かも知れませんね)、愛知の650,椙山の450,名古屋の450あたりでしょうか。
生徒数が少ないのは、昔から頑固に募集定員を守り続ける南山男子部の200,南山女子部の200,聖霊の200です。
まあ普通でしょうというのは、愛知淑徳の320(こちらはすでに280募集に減りましたが)、滝の360。
金城に関しては、学年によって360から450と開きがあるのでコメントをひかえます。
そんな具合に生徒数を頭に入れながら東京大学、京都大学、慶応義塾大学、早稲田大学、東京理科大学、上智大学、などなどの合格者数を判断するのが正しい見方になるでしょう。
生徒数が少ないにも関わらずトップ大学の合格者数が多ければ全体に学力アップの意識の高い学校だし、トップ大学にたくさん合格していても、生徒数から考えるとおかしいな、という状態であれば、下の100名200名は簡単に落ちこぼれているのでは?と想像できますね。
これはあくまでも外部の父兄としての想像を超えないので、詳細は学校説明会などで確認する必要がありますが、単純に東京大学にたくさん入った学校だから、うちの子もここに入れれば東京大学に入れるかも~なんて甘いことは考えないで、入学後も、コツコツと地道な努力を続けようではありませんか

ママレモンさん、愛情豊かなお母様なので感心します。

2007年05月20日 | Weblog
ママレモンさん、早速お返事ありがとうございました。
受験生とはいえ、まだ小学生なので、健康面で何かあると、母親としては深く反省させられますね。
うちは女の子なので、受験生当時は二人ともまだそれほど身体も大きくなく、いじらしくなったものでした。
リュックサックを背負って塾に走ってゆく後ろ姿は、小さいのによくがんばっているな~と涙さえさそいましたよ。
帰りに塾まで迎えに行くと、お友達と楽しそうに笑いながら出てきました。
勉強で大変な時期なのに、明るく過ごせるなんて、我が子ながら、なんて素晴らしい子なんでしょう~と尊敬すらしました。
としてできることは、健康管理だけでした。
食事ももちろんですが、エリザベスが一番気をつけたのは睡眠でした。
エリザベス自身が睡眠不足を一番の敵としているだけに、睡眠だけはたっぷりとらせたかったのです。
ウソだと思われるかも知れませんが、うちの二人は入塾した日から受験前日までずっと、必ず10時半には寝かせました。
テストゼミの前日だろうが、プレ中の前日だろうが、おかまいなしに、寝不足でフラフラよりはマシ、と、充分に睡眠をとらせました。
朝型にしていたのか、と聞かれますが~
恥ずかしながら、エリザベスは異常なほどの低血圧で、朝早く起きるのは大の苦手。
そんなわけで小学校の分団登校に間に合うように普通にのんびり起きていました。
8時間半くらいの睡眠は必ず守りたかったので、起きていた時間は想像にお任せいたします。
次女は9時間睡眠だったかも知れませんが。
その生活は受験生に決してオススメするものではありません。
睡眠時間は個人差があるので、何時間でもかまいませんが、とにかく、受験生が眠たいと言わないようにしっかり休ませることが、順調に勉強を続ける第一のポイントだと信じております。
特にうちの次女は視力が下がっていたので、少しでも目を休ませないと、という気持ちも強かったのです。
いろいろな形で健康面での心配が出てきますが、母親としてやってあげられることは何か考えれば自ずとその愛情は子供に届きますよね。
エリザベスは、毎日、早く寝なさいが口癖でした。
ママレモンさんのお子さんも、お母様の優しさを感じながら、きっと最後までがんばってくれると思います。

視力低下は心配ですね、治るといいですね。

2007年05月19日 | Weblog
ママレモンさん、お返事遅くなり申し訳ありません。
視力低下は心配ですね、点眼薬で治るとのこと、良かったです。
現代は視力の悪い子が昔に比べると多いと言われます。
ゲームが悪い、と言われることもあり、我が家では、ゲームボーイだけはずっと買い与えず、最近やっとDSを許したくらいです。
親子共にそれほどストイックな生活をしているわけでもないのに、なぜゲームに関しては厳しいのか。
実は次女は9歳からメガネをかけています。
長女は私に似て受験勉強も関係なく視力はほどほどに良かったのですが、次女は幼い頃から本が好きで、暗い中でもどこでもずっと読んでいましたから、幼稚園の頃から少し悪くなっていたのかも知れません。
小学校に入学してからは、毎年、再検査の紙をいただき、1年生2年生の間はずっと眼科の視力矯正、鍼灸院でハリ治療、視力の治る絵本など、あらゆる手を尽くしました。
3年生になった頃、通っていたハリ治療の眼科医のおばさま先生に、これ以上治療を続けても、この子はメキメキ視力が上がることはないから、授業中の板書の量の増える3年生からは、メガネを作ってあげた方がいいですよ、とアドバイスされました。
確かに、各種治療も3年目になっても、視力は0.3から0.6を行ったり来たり。
治る見込みのある子は数ヶ月でメキメキ上がるそうです。
お友達と遊ぶ時間を切り上げてずっと通ったハリ治療でしたが、今後もずっと続ける時間があるとも言えないし、そこで見切りをつけて、アドバイス通りメガネを作り、3年生秋からは、かけっぱなしの子になりました。
エリザベスはメガネなどかけたことがないので、体育の授業など非常に心配でしたが、次女はメガネが身体と一体化したかのように、相変わらず活発に動き回り、特別な支障はありませんでした。
短距離走が大好きで、クラス対抗リレーなど毎年のように出ましたが、メガネが邪魔したこともなく、本当に活発な小学校生活を送れて、ホッとしました。
ただ、視力は悪くなければそれにこしたことはないので、元々健康的な目をお持ちのお子さんなら、やはり大事にしてあげていただきたいですね。
エリザベスは自分が視力で苦労したことがない分、二人の娘で頭を悩ませています。
視力の心配のいらなかった長女も高校生にもなると、それなりにメガネを必要とするので、授業中用のメガネを作りました。
こちらがまたおかしなもので、右目だけがどんどん視力が下がってゆくので、左右の視力がアンバランスなんです。
非常に心配で、眼科医をやっている同級生に聞いたところ、なんだかんだでバランスはとれてゆくから大丈夫ということでしたが、それに関して経験のある方いらしたら、ぜひ教えて下さいね。
かたや次女は学校のお友達がだんだんメガネ無しになってゆくのを不思議がっていました。
今は両目で20万円で、寝ている間にはめて眼球のレンズの形を矯正するコンタクトレンズがあるそうですね。
それをはめて一晩寝ると、翌日は一日メガネやコンタクトレンズ無しで何でもしっかり見えるんだそうです。
でも、はめずに寝ると翌日やはりぼや~っとしか見えないから、サボってはいけないんですってね。
合宿や研修旅行など、家から持ち出すときは、無くさないでね、ととても心配だそうです。
技術が進んで、レーシック手術など簡単にできる世の中になるかも知れませんが、自分の目で普通に見えたら、そんないいことはないですよね。
受験勉強はいろいろな点で苦労がありますが、気をつけながら、がんばっていただきたいと思います

気になる教材は早め早めに終わらせてしまいましょう。

2007年05月13日 | Weblog
6年生後半になるとやらなければいけない学習が押し寄せてきますから、なかなか時間がないと思います。
もし現在、4年生や5年生なら、6年生になってスケジュールがきつくなることを予想して、何に取り組むべきか、少しだけ計画をたてておいた方がいいかも知れません。
エリザベスが関わったお子さんの中で、極めて優秀、当日も心配なく入試会場に連れて行かれたことでしょうと思われるお子さんでも、そのお母様のほとんどが、後日談として、これだけはやらせておきたいと考えていた教材が、意外にもたくさん残ってしまって、不安だらけで受験に臨んだとおっしゃいます。
エリザベスももれなくそんな心境で二人を入試会場へ送り込みました。
どなたもそんなものなんだな~と思いました。
以前にお話ししたように、5年生のうちからトップ校の過去問をやらせても全く意味の無いことですが、漢字ドリルを適当に終わらせてしまわないとか、計算ドリルを一回ではなく二回三回と繰り返しておくとか、瀬戸内工業地域が苦手と気づいたら休みの日に自主的に復習を繰り返しておくとか、理科の苦手単元があれば気に入る問題集を買ってそこを強化しておくとか、とにかく、先延ばしにしないことを心がけて下さい。
塾の先生に相談すると、優しい先生ほど、まだこの先も何度もその単元は出てきますから、心配しないで大丈夫ですよ、なんてニッコリして下さいます。
でもそれを真に受けて、のんびり放っておくと、6年生最終段階になって、かなり苦しくなります。
気になるもの、苦手とわかっているもの、これを6年生後期まで放っておくのは厳禁です。
6年生後期はそれまでやってきたことが、難度を何倍にも増して襲いかかってきますから、得意と思っていたものですら、厳しい状態になります。
そんな中、苦手なものを残していたら、もう大変
よく言われる、入試に出たらその問題は捨てなさい
現在のトップ校の入試当日、こんな甘いこと言っていては負けてしまいます。
難問をスッパリ捨てる能力も大切ですが、元々苦手だから捨てる、というのは、まだ今の段階でイメージしないで下さい。
お子さんには無限の可能性があります、まだ今からなら苦手なものを克服する時間がたっぷりあります。
当日は堂々と胸を張って入試会場に向かえる自信をしっかり身につけて下さいね。

経験者のご意見ありがとうございました。

2007年05月11日 | Weblog
ママレモンさん、オドしてしまったとしたらごめんなさい。
今の勉強量で足りないとも思いません、6年生と言ってもまだ1学期ですから、エンジンかかっていない子もたくさんいる時期でしょう。
ただ、夏休み明けからは、恐ろしい勢いでまわり全体の学力がアップしてきますから、油断することなく、どん欲に勉強して下さい。
とはいえ、2学期は、運動会、そして学校によっては修学旅行など、行事が目白押し、受験生にはイジメかと思うくらいの浮き足だった秋となります。
きちんとけじめをつけて、学習計画があまりズレこまないように気をつけて、そのためには、健康管理も大変ですが、あと少しですから、どうぞ時間を大切に
袖すり合うも多生の縁、ママレモンさんちの少年期待していますよ。
そして、煮え切らない父親様、なるほどというご意見ありがとうございました。
エリザベスは自分自身の経験から、私立中学受験肯定派なので、ママレモンさんの困惑には、煮え切らない父親様の経験談は、非常にわかりやすいものだったかも知れません。
中学受験をさせるべきかどうか、という段階では、エリザベスには迷いはありませんでしたから、ママレモンさんの当惑ぶりは、今ひとつ理解してあげられなかったかも知れませんね、ごめんなさい。
煮え切らない父親様の、同じように戸惑いましたというお話、納得してしまいました。
子供の教育をどう考えるかは、それぞれの御家庭で様々でしょうから、最初から志望校まではっきり決まっていたエリザベス親子とは、少し違う悩みがあったのでしょう。
ただ、とても安心したのは、煮え切らない父親様の坊ちゃまが、現在、非常に楽しい学校生活を送っていて、受験当時に迷いはあっても、それが正解だったのかも、とご家族で喜んでいらっしゃること。
例え苦労があっても、その先に何にも代え難い喜びがあるんだと、それを感じていただけるように、お子さんが希望の学校に合格されることを祈ってブログを続けさせていただきます。

受験生にとって必要な勉強時間とは、私の考えとしては~

2007年05月08日 | Weblog
ママレモンさん、昨夜は遅かったので短いお返事でごめんなさい。
M研のみならず、年々、合格するために必要な学習内容が増えているようで、それにつれて授業時間数も増えて、というのは、仕方のないことのようです。
6年生の息子さんが土日も遊べなくて不満げというのも、よくわかります。
例えば6年ほども前に中学受験を経験された親子には想像もつかないくらいの過熱ぶりになっています。
M研も4年くらい前までは、塾にいる時間は長くありませんでした、でもやらなければならない学習が増えて、今となっては、希望者参加だったはずの補習の時間が、ほぼ全員出席の有料授業に取って代わっていますね。
その上に入試直前にはこれでもかという補習をプラスされますから、ありがたいやら、困るやら。
でも、そのあたりは親子でしっかり話し合って進めていくべきでしょう。
大変でも必ずや志望校の合格を手にしたいのか、嫌な思いをしてまでトップ校を狙うのは向いていないから無理はしないと決めるのか。
M研ほどの大手になると、6年生の夏休みを過ぎる頃から、子供たちが分かれてきます。
なんせ人数が多いですから、絶対に志望校に合格してやるとギンギンに燃える子たちと、親が行けと言うから行くけど、中学はま~ほどほどのところでいいんだけどなという子とスパッと分かれます。
塾の先生方は、もちろん一人でもたくさんトップ校に合格させたいですから、目はつり上がり、必死の形相で合格ハチマキ巻いて、迫力満点です。
本当に実の親よりも盛り上がって下さって有り難い限りです。
の前でクールを装っている男の先生でも、実は子供たちの前では、大変な興奮ぶりということもよくあるようですよ。
子供が好きな人でなければできないお仕事ですね。
逆に、子供が好きでないなら、どれだけ学力の高い方でも進学塾の先生にはならないでいただきたいです。
話は戻りますが、塾で勉強する時間、家で机に向かわなければならない時間、それを多いと思うか妥当だと思うかは、親子の志望校に対する熱意ひとつで違ってくるような気がします。
ちなみに大手K塾ですが、エリザベス自身が中学受験をした30年ほど前の時代には、大手はK塾しか知らず、もれなくK塾に5年生夏休みから入り、当時からあった、日曜特別選抜教室というテストゼミだけ通いました。
当時も統一テストの度に、偏差値63あたりで切られたので、決して特別選抜から落ちないようにと注意しながら学習しました。
ママレモンさんのお知り合いのお子さんのように、平日は自宅で、K塾テキストや自由自在などの勉強を自分一人でやっていただけです。
今ほど過熱していない時代ですから、特別選抜からもれることもなく、めでたくN学園女子部に合格したわけですが、エリザベスの時代と、今を一緒に考えては大変なことになると思います。
エリザベスの性格には、自分のペースで進められて、かつ、毎週のテストゼミで刺激があり、統一テストというビッグな目標もあり、K塾は非常に居心地の良い進学塾でした。
ただ、最近、K塾所属のお子さんを何人か見ていると、よほど大人の感覚を持った、自立した優秀なお子さんは別としても、本当にテストゼミだけで、平日はごく普通に楽しくゆったり過ごしているよなんていう呑気な親子は少なくなっているように感じます。
M研でも中には家庭教師をつけている人もいるでしょうが、K塾に関しては、その比率はグンと高いと思われます。
世の中には、K塾専門の補習塾などというものが、山のようにありますから、その比率の高さは明らかでしょう。
さらに、数え上げたらキリがない中小規模の中学受験用の進学塾のほとんどが、M研とは比べものにならないほどの缶詰め生活だということも、よく知っておいていただきたいです。
有名なのは~とイニシャルでは表しにくいので省略。
6年生の冬、年明けからは小学校に通うなんて厳禁、朝の6時に担当の先生からモーニングコールで本人が出ないと叱られるそうです、朝9時から小学校ではなく塾に出向き、早速入試直前授業、延々夜中まで続くので、お昼のみならず、夜のお弁当まで届けるそうです。
そんな塾はそこかしこにゴロゴロあります。
それでもトップ校の合格率が高いかというと、大手と比率的にはそれほど変わりません。
しょせん塾が子供をどれだけ缶詰めにしても、本人のやる気がなければ結果は同じってことなんです。
もし現在6年生なら、泣いても笑っても、残りわずか9ヶ月。
後悔しても、中学受験だけは浪人させてやり直すわけにはいきません。
男の子だと、ずっと家にこもって勉強ばかりというのも難しい年齢らしいです、上手に気晴らしで遊ぶ時間も大切にしながら、是非、志望校を目指して燃えていただきたいと思います。
ママレモンさんちの少年、応援しています
ちなみにエリザベスの次女はケーキ作りが大好きな子だったので、2週間に一度はケーキを作って、いろいろな人にプレゼントしていました。
とても楽しそうに作っていましたし、エリザベスも机に向かってばかりの子供を見ているよりは、ホッとしたものでした。

お返事が明日になります、ごめんなさい。まずは簡単に。

2007年05月07日 | Weblog
ママレモンさん、コメントありがとうございました。
特に非公開希望と書いてなかったので、公開しました。
一人目のお子さんだと、どれくらい勉強させるべきか、合格するにはどれくらいの学力が必要なのか、未知の世界なので、まさに暗中模索だと思います。
M研はかなり常識的な勉強量だと思います。
うちの二人もM研でしたが、6年生後半になると、なかなか苦しいスケジュールになるものの、よその缶詰め塾に比べると睡眠も充分とれるし、小学生らしい生活で受験に臨めたような記憶があります。
ただ、年々過熱しているので、M研といえども、うちの二人の頃よりももっと時間は増やされていることと予測されます。
今晩は、勝手ながら簡単に終わらせていただきますが、明日は必ずもう少ししっかりしたお返事をさせていただきたいと思います。
6年生の1学期は一番迷いの出る時期ですが、もし塾を移られる予定が無いのであれば、どうぞ夏休みという大きな山をがんばって越えて下さい、応援しています

連休の過ごし方、これも子供の性格によります。

2007年05月04日 | Weblog
皆様、比較的お天気にも恵まれたゴールデンウィークですが、いかがお過ごしでしょうか。
6年生になると、気晴らしをさせてやりたいような、少しでも勉強時間をけずるのに罪悪感があるような、複雑な心境になりますね。
いくらテストが迫っているからと言っても、ゴールデンウィークの間、丸ごと家にこもって勉強させるのも、どうかな~と迷うところですね。
お天気がいいと、ことさら親としては罪悪感は募るばかり。
さあ、休日に思い切って出かけてメリハリをつけた生活をさせてやるべきか、やはり時間がもったいないからしっかりスケジュールたてて勉強させるべきか、これもまた、子供の性格によって大きく違うと思います。
真面目で成績を非常に気にする子、スケジュール通りに進まなかったことをひどく後悔する子、など、遊んだ後でも、すぐに頭を切り換えて、その分を取り戻そうとしっかり勉強できるタイプなら、家に閉じこめるよりも、遊ぶと決めた日は、思い切って発散させて楽しませてやった方が、親も子も受験生活を理想的な形で過ごせたね、と思えるし、意外にも、時間が少ししかないという切迫した状態の方が、無駄な時間を過ごさず、集中して真剣に課題に取り組めることが多いです。
ただし、たまには気晴らしにと親が思いやりで遊ばせると、もういい加減にしなさいよと言いたくなるくらいまで、ダラダラボンヤリ過ごしてしまう、精神年齢の低い子もいます。
つまり、テスト結果やクラス編成よりも、遊ぶことに重きを置いている幼いタイプですね。
頭の切り替えが上手にできないので、ウキウキ気分がいつまでも抜けません。
は帰ったら午後7時からは、算数をやりましょうと決めていても、本人の脳が遊びモードになったまま戻らず、しばらくは真剣に机に向かう気分にならないのです。
は、こんなことなら、中途半端に遊ばせずに、家に閉じこめておけば良かったと、毎回、後悔するんですね。
全く困ったものです、でも、小学生の大半はこのタイプと思っていいでしょう。
前者は珍しく理想的な優等生です、親は本当にラッキーです。
寒い時期はみんなが家にこもっていますから、あまり気にすることなく、勉強に没頭できますが、これから徐々に暖かくなり、テレビや新聞で、楽しそうな行楽の話題が飛びかう季節になると、遊びたい盛りなのにな~って、がんばっている小学生を心から尊敬してしまいます。
ちょっとおどすようですが、前者の優等生ちゃんたちも、6年生後半となると、受験生全体が、なかなか油断できないレベルになりますから、まさに下剋上
偏差値70アベレージの生徒がほんの二ヶ月でガタガタと、成績優秀者名簿から消えてゆくなどという恐ろしいことも、時々ありますよって覚えておいて下さい。