中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

なぜか志望校についてのご質問が増えましたが、希望を持って選んで下さい、レベルを下げないで。

2007年10月31日 | Weblog
大手進学塾の志望校相談会でもあったのでしょうか、なぜかここ数日、志望校についての迷いのメールをたくさんいただきました。
個々に詳しいお返事はさせていただくとして、どのお子さんにも言えることは、この段階での偏差値で志望校のランクを下げるのはやめて下さい。
様々な塾の結果発表資料を見ますと、合格者のアベレージ偏差値は非常に幅が広いです。
無理だろうから受けるのをやめて、第一志望校をワンランク下げましょうなんてやってしまうと、お子さんは力が抜けてしまいます。
その結果、下げたはずの中学にまで不合格となる例が後を絶ちません。
明るく前向きに強気に進んで下さい。
どんな学校でも、毎年、必ずいろんな生徒が合格しています。
それはその子の持っている運命ですから、それはそれでいいことですよね。
万が一、第二志望校になったとしても、第一志望校に向けてがんばったこと、悔しい思いをしたこと、世の中の厳しさを知ったこと、全てがその子のエネルギーになります。
新しい気持ちで思いがけないご縁のあった中学に胸を張って堂々と入学しましょう。
6年後には、ご父兄も驚かれるくらいの成長を見せてくれることと思います。
中学受験ではわずか12歳の子供が大人でも真似できない大変な勝負をしてきます。
一つ一つの合格が輝いて見えませんか




冬休みはどう過ごしましょう。冬期講習や正月特訓合宿は参加されますか。

2007年10月30日 | Weblog
ついこの間、夏期講習の仕上げテストについてあれこれ語っていたのに、もう冬期講習の案内がきます。
受験生にとって、年末をどう過ごすか、悩むところです。
によっては、正月特訓合宿があります。
毎年、テレビで流れる大手進学塾の正月特訓の様子、ご覧になったことありますか。
エリザベスの娘は一人は参加、一人は不参加でした。
これは結果にはあまり関係ないのかなというのが正直な印象ですが、子供の性格によっては、まわりみんなが行くのに、自分だけ行かないのは不安だと思われることもありますから、どちらがいいかはご家庭の考え次第です。
朝から夜までずっと勉強の合宿です、ただ、参加した子供に聞くとほぼ99パーセントが非常に楽しかったと言います。
ですから、こればかりはわずか3日間で、別人のように賢くなって帰ってくるなんて奇跡のようなことは期待せず、ともするとダラダラとしてしまう受験勉強の中で、たまには刺激的なイベントがあっても、気分が盛り上がるかな、というくらいの考えで、参加させてあげて下さい。
エリザベスも、一人はスタミナがあったので、楽しい思い出づくりに参加させ、一人は早起きが苦手なので不参加としました。
不謹慎なようですが、間近にせまるほど、それくらい気楽な考えで明るい雰囲気で入試当日を迎えられるようにした方がいいのかなと思います。

モカさん、アドレスがはっきりわからず、こちらからお返事させていただきますね。

2007年10月29日 | Weblog
モカさん、こちらこそありがとうございます。
先日は遠くからお越しいただき、楽しい時間を過ごせました。
お互いに子供を持つ母ですから、今後も遠慮無く何でもご質問なさって下さいね。
モカさんのようにエレガントで優しいママなら、お子さんもきっと落ち着いて入試当日を迎えられることでしょう。
寒くなりますが、ご家族みなさんどうぞお身体に気をつけて、またお会いしましょう。
ちなみに12月にK塾の統一テストがあると思います。
よろしければ申し込みなさって下さいね。

ご質問の方々、お返事少し遅れています、ごめんなさい。努力する姿こそ成長です。

2007年10月28日 | Weblog
先週から、いくつかご質問をいただいた方、少し遅れていますが、順番にそれぞれのご希望の形でお返事をしております。
お待ち下さい、ごめんなさい。
ところで、先日、子供の幸せとはなんでしょう、とあるご父兄から聞かれました。
何なんでしょうね。
大人になると、まわりがうらやましくなることもあります。
スタイルのいい人、美人、高学歴の人、素敵な家に住んでいる人、カッコいいクルマに乗っている人、優秀な子供をもっている人。
みんな自分が充分幸せなのに、少しでも自分に無いものを持っている人がうらやましくて仕方ありません。
せめて子供だけでも悩みのない大人にしたくて、あまり先のことを考えずにがむしゃらに勉強させていい学校にさえ入れれば幸せに一歩近づくような錯覚に陥っている場合もありますよね。
小学生は親の言うことが一番正しいと信じていますから、親は子供の将来について、学校選びしかり、進路選びしかり、真剣に考えなければいけません。
エリザベスもまず中学受験までは、とにかく本人の志望校に合格させることに一生懸命でした。
ただ、その先、高校生くらいになると、大学選びが始まります。
エリザベスの長女はまだ高校1年生ではありますが、意外にも大学に関しては非常に細かく考えているようです。
5年前の頼りない小学生とは別人のように成長していて、さすがのエリザベスも指図ができなくなっています。
エリザベスの目標は、中学受験にしても大学受験にしても、本人がどこを目指すかはっきり意識させることから始まりますから、この傾向は非常にうれしいものです。
一生懸命に何かを目指す、この気持ちを持っている限り、人間は幸せなのではないかな、とすら思います。
人の幸せをうらやみ、ねたむのは、真剣に何かに打ち込んでいないから、余分なことを考えるヒマがあるからなのではないかな、と思います。
子供が一生懸命に何かを目指しているその姿を見る時、エリザベスは至福の時なのであります。
受験は勝つことが大事です、でも、エリザベスにとっては、目標に向かって真剣努力する姿こそ、その子の大切な成長だと考えています。
努力した子供には必ず道が開けます、その道はいろいろな形でいろいろなタイミングでやってきますから、がんばったお子さんに必ず光が見えてくることを最後の最後まで信じて、小さなことには動じることなく、二人三脚で前に進みましょう

ここ2週間ほど迷いの時期のようです、公開しないコメントでも大丈夫ですよ。

2007年10月27日 | Weblog
モカさん、連絡ありがとうございました。
コメントは公開希望かどうかわからなかったので、非公開にしておきます。
またいつでもコメントを送って下さい、また細かい内容については別の形でお返事を送らせていただきますね。
ここ2週間ほど、公開を希望されないコメントがずいぶん増えました。
いろいろと迷いの多い時期なのかも知れません。
エリザベスとしては公開はしませんが、それぞれのご希望の形でお返事をさせていただいております。
公開するか公開しないか、はっきりおっしゃって下されば、エリザベスにとって、さして面倒な作業ではないので、そのご希望通りにいたします。
遠慮なさらず質問を送っていただいてかまいません。
皆さんのお気持ちがよくわかるだけに、一人としてほってはおけないので、きちんと対応しております。
数日遅れることもありますが、必ずお返事しておりますので、もし少しでも気になることがあれば、どうぞコメントとして、非公開希望ならその旨も添えて送って下さいね
この時期は不思議なほど一日一日があっという間に過ぎてゆき、ひたすら机に向かう我が子を見ても、なぜか不安に陥るものです。
なかなかホッとできる時間が少ないと思いますが、それもあと3ヶ月ちょっと、よくがんばった、と自分をほめてあげられるように、できる限りお子さんと共に努力しましょう。
全員が勉強するこの時期は、偏差値を1上げるだけでもそれはそれは大変なのです。
少しでも上がってきたら、お子さんを心からほめてあげて下さいね。


大変遅くなりました、キララさんにお答えします。

2007年10月26日 | Weblog
大変お待たせしてしまって申し訳ありません、キララさんのご質問、東区車道T中学の入学後の生徒のレベルについて少しだけお話させていただきます。
車道T中学は、確かに生徒の幅が広がります。
エリザベスの時代ですと、ともするとせっかくT出身なのに平気で高卒になる子もいました。
もちろんほんのわずかなことですが、びっくりしました。
生徒が360名もいると、6年間でピンからキリに広がりますから仕方ないですね。
高校から生徒を取るのでたいてい高校3年間は400名前後となります。
今年から中学定員を400名に増やしたので、もし相変わらず高校からも入るのなら更に増えますね。
ただ、この現象はどこの学校へ行っても起こっています。
起こりにくいのは少数精鋭のN学園女子部のみ、と言われています。
N学園女子部に関しては、200名の中で6年間ずっと追試追試で落ち込んでいたお嬢さんが慶應大学文学部に合格したり、成績不振でご父兄があきらめきっていたお嬢さんが三重大学医学部に合格したり、200名の中の差がなくて、ダンゴ状態のまま6年間過ぎてゆくおそろしい学校です。
ただ、女子校というポイントで、男子校ほど国立大学にこだわりません、どちらかというと、慶應、早稲田、上智、東京理科、中央、同志社あたりにも気持ちが引っ張られるご家庭が多いようです。
それでも200名のなか半分の100名が国公立大学に合格しますから、特殊な世界ですね。
車道T中学に関しては、400名という多すぎる人数で、先生方もなかなか全体をしっかり見ていることができないのでは、と考えられます。
トップ200名は毎年素晴らしい結果を出していますから、世間で言われるほどほったらかしにはされていないような気がします。
下半分の結果はあまり聞こえてきませんが、確かに悲惨なことになっているかも知れません。
ただ、あれだけの良い環境でズルズル下がってしまうということは、おそらくどこの学校へ入っても同じだったのではと思います。
車道T中学はエリート意識の強い集団ですから、まわりの勢いに引っ張られるという可能性も高いですし、良い方に取れば、本当に有り難い環境です。
逆に生徒の幅の広い学校を選んでしまうと、いくら面倒見がいいと評判でも、最初から勉強のやる気のあまり無いお友達と仲良くなって、遊んでばかりでは、伸びるものも伸びないですよね。
こればかりは、学校とのご縁だと思って、もしトップ校に合格できたのなら、幸せなことだと喜んで入学されて大丈夫でしょう。
トップ校に合格される学力があったのですから、入った後で落ちこぼれてしまう心配などいりません、それは本当にわずかな可能性です。
それに、6年間かけて大学受験に向かうのですから、途中の中学2年生や3年生で、少しくらいご両親に心配かける時期があっても、それも成長するためのステップと、見守ってあげて下さい。
元々がしっかりしていらっしゃれば、大切な時期をきちんと見極めて、また気持ちを新たに学業に燃えてくれることと思います。

ちびたさん、お返事ありがとうございました。ちなみに中学の偏差値や倍率はいい加減な場合があります。

2007年10月25日 | Weblog
ちびたさん、ご丁寧なお返事ありがとうございました。
今年の入試日程が久しぶりに入れ替わり、N学園女子部の前に江南市T中学があるのですね。
4年前まではずっとそうだったので、N学園女子部が第一志望の女子はT中学はあまり受けませんでした。
ところが3年前から昨年度まで、N学園男子部女子部、東区車道T中学の後に江南市T中学が入試日となったので、本命の済んだ男子女子が全員、もう風邪ひこうがインフルエンザうつろうが、どうでもいいってことで、ドサ~っと受けに行きました。
そのため大変な倍率となりました。
ただし
ここで倍率や偏差値のカラクリについて説明しておきましょう。
倍率には見かけの倍率と実質倍率とあり、肝心なのは実質倍率です。
以前にもお話したと思いますが、男子女子それぞれのトップ校、つまり東区車道T中学とN学園女子部以外は、実質倍率ではありませんから、あまり気になさらないで下さい。
車道Tは定員400に対して受験者919、合格453です、実質倍率2.0倍。
N学園女子部は定員200に対して受験者822、合格224、つまり実質倍率はなんと中部地区最高の3.7となります。
この2校のみ、倍率を非常に用心してたっぷり覚悟して下さい。
はこの2校に上位合格者が丸ごと抜けることを予想して、それだけ余分に合格者を出していますから、頭に入れておいて下さい。
倍率が7倍と言われる江南市T中学も、11倍と言われる千種区平和が丘A中学も、どちらも合格者を山ほど出しますから、実質倍率は結果的には2倍ちょっとにおさまっています。
また、江南市T中学に関しては、入学金振込期日が最終校ということもあり、入学者数が予想より少なくて、追加合格を出すことがほとんどです。
それが昨年度は誤算がハンパではなく、かなりの追加が必要となり、2月後半は先生方は追加の電話連絡に追われていました。
すでにほとんどの学校の入学金振込はもちろんのこと、入学説明会まで終わった時期だったために、非常にたくさんの家庭を振り回したことになります。
大手の受験塾の先生方は、このやり方に憤慨しておられましたが、まさか来年も同じような失態を繰り返しはしないと思います。
誤算には理由がありまして、東区T中学が今年から定員を40名増やしましたから、今まで以上にトップ層が抜けることは大いに予想できることなのに、あろうことか、合格者数を100名も減らしたのです。
このため、例年なら当然合格をもらえそうな生徒たちに不合格通知が送られることになり、パニックでした。
でも、トップ校に抜けてゆく人数は当然ながら変わらない、それどころか車道T中学に40名多く抜けてゆくのですから、残る生徒数が足りないのは、大人なら当たり前にわかるはずです。
それをあえて合格者数を減らしたのには、何か考えがあったのでは、と思ってしまいます。
大手進学塾の教務の方のお話ですと、一般的に実質倍率は受験者数に対して合格者数だから、いったん少ない合格者数を発表すれば、それが実質倍率と計算されて、あたかも倍率の高い学校のように見えるし、その段階での合格者の偏差値の平均がその学校の偏差値になるから、とりあえず偏差値が急上昇したようになるでしょうってことでした。
何日かたってから、追加合格をごっそり出したからって、実質倍率を計算しなおしたり、平均偏差値を追加合格者の分まで足して計算しなおしたりする塾は、よほどその道に慣れた大手のみ、たいていの塾では今年はすごい倍率でしたよ~偏差値もすごく上がりましたよ~ってなシロウト説明をするらしいです。
大手進学塾の説明には、このあたりの細かい説明もくっついているはずですが、小さな規模の塾ですと、ここまで深読みはできていないかも知れません。
最近はご父兄の方が細かい情報に敏感でいらっしゃるので、とっくにそれらしいお話は小耳にはさんでいることと思いますが、見かけの偏差値や倍率に惑わされることなく、しっかりした見識をもって志望校選びをしていただきたいと思います。
偏差値が高いからやめておこうとか、倍率が高いから無理かもとか、それはN学園女子部以外の学校では、考えなくていいことです。
N学園女子部の実質倍率3.7だけは、さすがのエリザベスもちょっとおびえますが、他の学校はなんだかんだ言ってもたいていが2倍ちょっとと気楽に考えておいて下さい。
ただ、車道T中学の2.0倍、これはあなどれません。
同一入試日程のN学園男子部に中間層が抜けるので、その分、受験者数が少ないだけ、トップ層が集結しているので、普通の2.0倍ではありません。
また逆に、N学園男子部の4.0倍も厳しいです。
車道T中学ではなく、あえて男子部を選んで受けているのですから、絶対に合格したいという気持ちは、どこの学校を受けるよりも強いので、強敵ばかりです。
また、男子部もN学園らしく、あまり余分合格を出しませんから、定員200に対して受験者700、合格者わずか240、実質倍率は3.0倍となっています。
同じ理由で、同一入試日程の星ヶ丘の愛知S徳中学と千種区S山女学園中学もどちらも倍率のわりには厳しい感覚でもって臨んで下さい。
愛知S徳中学は、昔から昨年に至るまで、定員にちょうどN学園女子部に抜ける200ちょっとを足した人数だけ合格者を出します。
見かけの数字だけで、びっくりしたりおびえたり油断したりしないで、しっかり数字の裏に隠れた大切なことを知っておきましょう。
ちびたさんのお子さんも、江南市T中学の見かけの偏差値はあまり気になさらず、もしご興味がおありなら、体調さえ悪くなければ、受けてみてもいいのでは、と思います。
何せ本命の前日ですから、寒い季節ですし、心配はいろいろありますが。
せめて3日前くらいだったらちょうどいい感じですけどね。
入試日程というものは、なかなかうまくいかないものですね

悩める季節、3通のコメントをいただきました、ありがとうございます。

2007年10月24日 | Weblog
この時期はどれだけ優秀なお子さんをお持ちでも、なかなか落ち着かないものです。
昨日は3人の方からコメントをいただきました、本当にありがとうございました。
ミントさんには、よく考えてからお返事をさせていただくので、しばらくお待ち下さいね。
単細胞でなかなか一度にたくさんのことができないので、順番にお答えしていきたいと思います。
ちびたさん、このブログをよく見て下さっているそうで有り難いことだと思います、またいろいろとコメントいただけると嬉しいです。
星ヶ丘の愛知S徳中学についてのご質問でしたが、現在の中学2年生から6年間の中高一貫になりました。
現在の中学3年生までは、教育熱心な理事長先生のお考え通り、使いやすくわかりやすいテキストや問題集を豊富に使い、真剣に取り組むとさぞかし学力が上がるでしょうという内容でした。
後は子供の性格次第、やる気になればどれだけでも伸びる環境だと思います。
どれだけ素晴らしい教材とチャンスを与えられても、本人にやる気がなければ、ご存じのように、幅の広い結果となります。
それだけでも充分に評価できる教育内容だったのですが、現在の中学2年生からは、少し変化が見られます。
全体に厚みを増して、宿題などもやや多くなり、6年間かけて育てるんだという意気込みを非常に感じます。
来年度まで愛知S徳高校は、公立中学から120名ほど生徒を取りますが、すでに入学直後に学力の差は歴然、中学受験から勢いを更に増して突き進む愛知S徳中学上がりの生徒200名に公立中学からのお嬢さん方が追いつくのはなかなか大変です。
元来、真面目に5段階評価を取ってきたお嬢さん方ですから、理科、社会などはきちんとやられて大丈夫です。
ただし、積み重ねの量が圧倒的に違う英語や数学に関しては、1年やそこらで追いつける内容ではありません。
さあ、今日から数Ⅰを始めましょうという公立中学からのお嬢さん方に対して、S徳中学あがりの生徒たちはとっくに数Ⅱに入っているという状態ですから、こればかりは厳しいです。
もちろん公立中学から入られたお嬢さん方は別のクラスで学習されるので、普段の授業には差し支えありませんが、いざ実力テストとなると、力の差がなかなか縮まらず、かなり苦しんでいることと思います。
そんなわけで、公立と混ぜることなく愛知S徳中学からそのままの勢いで大学受験に向けて突っ走りましょうというのが、昨年から始まった中高一貫形式です。
N学園女子部ももちろん上を上をと、目指すものの高い集団ですから、入ったら入ったで、いい環境で自分を高めてゆけること間違いありませんが、かたや、愛知S徳中学も、今後、更なる伸びを期待させるカリキュラムではあります。
これだけ中学受験を目指すお子さんが増えていると、N学園女子部のわずか200名(余分な合格を出さないので他の中学と違って本当に200名、多くても225名です)というトップの枠にうまいことおさまるのも至難の業、もしそれが仮に愛知S徳中学に入学することになっても、本人の気持ち次第でどうにでも成長してゆける6年間になると思います。
そしてT中学とは江南市T中学のことだと思いますが、こればかりは好みです。
女の子にとって、中学を選ぶ基準はたくさんあり、学校に対する思い入れが一番とはいえ、通う距離や時間、制服、お友達関係、校舎が綺麗かどうか、など、男の子とは少し違ったこだわりがあると思います。
名古屋市東部に住んでいると、江南市T中学はかなり遠いイメージがありますが、本当に遠くて大変と言う人と、意外に慣れれば平気と言う人といますから、本当に考え方はまちまちです。
ただし、噂で面倒見がいいと聞いたからという理由だけで江南市まで飛ばすのはちょっと危険、お子さんが本当にT中学に通う気があるかどうかが大きな問題だと思います。
女の子は男の子と違って体力面でも難しいことがありますし、ましてや寒い季節に朝早くから遠くに通えるかどうか、こればかりは家族でよく話し合う必要があるかも知れません。
キララさんもコメントありがとうございました、そちらも近日中にお返事させていただきますね。
少し遅くなってごめんなさい

キララさん、お久しぶりです。面倒見がいいのはどの学校なんでしょうね。

2007年10月23日 | Weblog
キララさん、お久しぶりです、コメントありがとうございました。
面倒見のいい学校、本当に有り難いですよね。
学校選びには欠かせないことです。
一般的に言われるのは優秀な結果を出している学校ほどほったらかし、生徒も入学した最初からレベル高いし、父兄の意識も高いし、学校がそれほどしゃかりきにならなくても、勝手にトップ大学に入ってくれるから、先生は気楽なもの、ってことです。
確かに、それは言えます。
一番、必死になってがんばってくれるのは、中間層の学校です。
何とかトップになりたい、あの学校を追い越したい、という気持ちで日夜努力しているのが、手に取るようにわかります。
ただし、ここで肝心なのは、その学校のあせりに生徒達が同じ思いでついて行っているかどうかです。
一部の生徒はついて行っているようですが、大多数は、先生、何はりきってるの、と温度差ははっきりとしています。
入試段階で、ある程度ふるいにかけられて、生徒の質がそろえられていますから、学校側がどれだけ燃えても、生徒のやる気を無理矢理盛り上げるのは至難の業
そんなこともあって、面倒見がいいと世間で評判の学校がいくつかあっても、伸びてゆくのは、トップの100名だけ、残りの250名はごくごく普通に終わってしまうという結果が何年も続いています。
まことしやかに面倒見がいいと噂されているのは、あくまでも噂だけですが、当然ながら江南市T中学、千種区平和が丘A中学、東区砂田橋N中学、などですよね。
中には、学校のおかげで塾無しでトップの成績のお子さんもわずかいらっしゃるかも知れませんが、トップクラスの生徒のほとんどは、やはり入学当初から英語と理数系の塾に通っています。
それで成績を維持しているだけです。
は必要ありません、とは、どこの学校でもおっしゃるんですよ。
それでも、それを真に受けて、中3くらいにズルズルと成績下がって取り戻せない時に、誰も責任とってくれないので、ほとんどの家庭では、徐々に塾に入れることを考えます。
面倒見がいいと言ってもその程度と考えて下さい。
あとは、入学後の先生との出会い、お友達との出会い、先輩との出会い、など、その子の持っている運のようなもので救われることがたくさんあるでしょう。
江南市T中学は夏休みもほとんど出校日で、補習、テストと追われますから、逆に夏休みに部活だけでボケッとしていてほしくないわとおっしゃるご家庭なら、いいかもしれません。
ちなみにN学園男子部も、他の中学も、部活に一生懸命になれば、夏休みは返上、楽しく健やかに過ごすことは間違いありません。
あと、千種区平和が丘のA中学あたりは、中学受験の人気に関しては、ここ数年でグングン上がっていますから、学校側はもう大変。
急に受験者数もうなぎ上りで、先生たちは、最近は試験問題をどれくらいをターゲットにして作成すればいいのかわからずパニック。
中学でも高校でも、先生たちが先走り、生徒はついていけずにオロオロということもあるとか。
中学入試が終わった直後の入学説明会でプログレスのCDを購入して、入学前の春休みにそれを聞いて英文を書き取る、いわゆるディクテーションを宿題にしているそうです。
ABCもまだわかっていない12歳にディクテーションとはなかなか厳しいものがありますが、最近の学校ではこうしたおかしな現象がおこっています。
それから考えれば、昔から同じようなやり方を通している、一見、ほったらかしに見える学校でも、内容が落ち着いていて、いいという場合もあるのかな、とふと思ったりします

各種模試も残りあと数回となりました、あせらず丁寧に取り組みましょう。

2007年10月21日 | Weblog
ずいぶん寒くなりました、風邪もひきやすい時期ですし、本当に油断できない厳しい季節がやってきましたね。
時間を大切に過ごしていれば、あせらずとも学力はかなりついてきているはず、決して無理をしないで、睡眠時間だけはいつも通りしっかりとって下さい。
昼間は暑くても、夕方から急に寒くなりますから、上着は必ず持たせましょう。
さて、塾の作成するテストが、徐々に厳しくなる場合があります。
例えば、算数など、年末から年明けにかけては、急に問題数が激増することもあります。
タイトルの丁寧に取り組みましょう、というのは、こういう場合に必要なことです。
算数の得意な子ほど、そのたくさんの問題を全てしっかり正解しなければ、と、あせります。
あせるあまりにケアレスミスが出てきます。
本当にもったいない話です。
後から見てみると、痛い失点は意外にも最初のごく単純な計算問題ばかりだったりするのです。
わかりきっている得意な文章題の中で、つまらない計算ミスをしたり。
もしやってしまったらやってしまったで、いい経験と思って下さい。
入試では二度と同じ失敗を繰り返さないとお子さんもきっと思われたことでしょう。
としては、最近の入試でどんな出題形式になるのか、予想しにくくなっているだけに、いろいろなチャレンジをしてくると思います。
そのあらゆるチャレンジを受けて立って、泣いたり笑ったりしながら精神を鍛えてゆくことこそ、この時期に一番大切なことかも知れません。
意外な展開に落ち込んだりせず、全てを入試のための糧として、しっかり吸収して、最強受験生に成長して下さいね。

2010年からの名進研学園小学校について。

2007年10月19日 | Weblog
新聞にありましたように、2010年から名進研学園が小学校を設立するそうです。
中学受験の世界で大活躍の名進研ですから、さぞかし良い教育をしてくれることでしょうが、それが小学校となると、計画も大変でしょうね。
勉強だけさせるわけにはいきませんから、今までの名進研とは少しちがった方向にも研究がなされていることと思います。
初年度は小学校の1,2,3年生を募集、30名学級の3クラス。
どこかで聞いたような構成ですが、それは今の時代にちょうどいいサイズってことでしょうか。
場所は名古屋南部か東部かで検討中とか。
近くにこれができたら毎日送り迎えのお車でにぎやかになるような。
本当に難しいお話ですね。
実はエリザベスの実家と縁の深いT氏が岡山県で進学塾から学校設立まで実現させました。
最初はどうなることかと思いましたが、素敵なおじさまで、着々と計画を進めて、今では岡山県ではなかなかの評判とか。
現在では、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校まで揃い、その中に医歯薬系コースまであるしっかりした学園に成長したそうです。
から始まる学校って少なくないんですね。
一人一台ずつのパソコンを準備したり、マーチングパレードの練習も熱心にさせたり、様々な取り組みをしているようです。
実家の両親が親しくしている方なので、もう何年も前のことですが、少し軌道に乗った頃に、岡山まで招待され、何年ぶりかで会って話をしたらしいです。
T氏の相変わらずの真剣さに感動したと申しておりました。
マーチングパレードも見せていただき、生徒さんたちの様子も明るく知的、教育の素晴らしさに感無量だったそうです。
エリザベスも幼い頃からそのおじさまの教育関係の活躍はよく聞いておりましたし、エリザベス自身が幼稚園の頃にはおススメの英語教材を使わせていただいたりしました。
今となっては、予想を大きく超えるご活躍にただただ驚くばかりです。
高校まで揃い、ホッとしたところですとお便りをいただき、エリザベスも近いうちにT氏に会いに行く予定です。
岡山県のその学校を案内していただけるのが非常に楽しみです。
よく考えれば、慶應義塾にしても、福沢諭吉の塾から始まったものですし、松下村塾も貴重な存在でした。
世のため人のために役に立つものであれば、時代の流れとともに形を変えてゆくのも素敵なことかも知れません。
名古屋にもう一つ、私立小学校の選択肢が増えました、さあ、どうなってゆくのでしょうね。

N学園女子部の学校説明会について、11月18日の土曜日の午後です。

2007年10月18日 | Weblog
N学園女子部の学校説明会が11月18日の土曜日にあります。
皆さんご存じの南山学園講堂です。
1時30分開場ですが、出遅れると講堂に入れず、地下ホールに案内されます。
できることなら少し早めに行って、講堂に着席してお話を聞けるようにしましょう。
大人気の先生のお話もふくめ、参考になることが多いかと思います。
その日の午前に行われる中学合唱大会での優勝クラスの合唱もきけますし、英語スピーチの入賞者の美しい英語もきけます。
南山学園講堂はそれは古い建物ですが、南山学園がたどってきた道のりを感じさせる歴史ある素敵な建物です。
エリザベスが学生の頃は、合唱大会のみならず、様々な行事の度に使われ、当たり前に出入りしていた印象がありますが、今、父兄として2階席からながめますと、自分が大人になってしまったせいか、明治村にやってきたような不思議な温かい気持ちになります。
昭和の時代の始まりの頃、この地に南山学園ができた当時に思いをはせてみることができるのは、もうどれくらいの人なのでしょうね。
ドイツの神父様がこの地に南山学園を作られたお気持ちはどんなものだったのでしょう。
そんなことを考えながら、閑静な隼人町、五軒家町あたりを歩いてみる今日この頃です。
もし学校説明会にいらしたら、是非とも、説明会の内容のみならず、この周辺の、言葉にできない優しい穏やかな雰囲気を全身で感じ取って歩いてみていただきたいと思います。
体育でこのあたりをのんびりとマラソンしたことをふと思い出します、今もこの静かな中をマラソンしているようです。
のんびりとマラソンしていて叱られなかったのはエリザベスの時代まで、今は、みんな真剣にタイムを競いながらマラソンしているそうです。
何事にも一生懸命、素晴らしいことですね。



声のかけ方も難しい。励ましているつもりが、逆に追い込んでいる場合もあります。

2007年10月16日 | Weblog
偏差値について詳しくお話しましたが、肝心なのは本人の気持ちです。
どうしてもこの学校に入りたいと強く願っていれば意外な逆転が可能です。
逆に執着心がなければ、どれだけ優秀なお子さんでも最後の最後には負けてしまいます。
これから年末にかけて大切な時期になり、更に年明けから入試にかけてがもっと大切な時期になります。
年末に向けては努力努力の毎日です。
年明けからは、マイナス方向の話は一切やめましょう。
単純に縁起をかつぐだけではなく、本人の気持ちがマイナス方向に行くと成績も伸び悩んでしまうからです。
これからが本当の勝負よ、とガッツで過ごしましょう。
さて、年末にかけての努力の日々がまず大切なのですが、テストの度に一喜一憂してしまうのが人間ってものでしょう。
どれだけかっこよくどっしり構えて下さいと言われても、毎回の順位、偏差値などの数字にオロオロするのが当たり前です。
ただ、ご父兄の心の中がどれだけヨロヨロしていても、決して言葉には出さないで下さい。
ご父兄が心配していらっしゃることは、たとえ小学生といえども、顔を見ればすぐにわかるはずです。
自分の成績でパパ、ママが心配してるな、とお子さんは小さな胸を痛めているのです。
人間ですから顔にしっかり不安が出ていますから、それ以上は必要ありません。
ましてや言葉でお子さんを追い打ちかけるように責めるなんてあってはなりません。
ひたすら温かく励ます方向でお話しして下さい。
甘やかすのと励ますのは全然違うので少し気をつけていただきたいです。
これからはこうしてみよう、そうすると社会の点数が上がるかもね、などと前向きに明るく励ましてあげて下さいね。

もみじさん、コメントありがとうございました。素敵な春がやってきますように。

2007年10月15日 | Weblog
もみじさん、コメントありがとうございました。
どれだけやってもホッとひと安心なんてしていられないですよね。
月一回の大きなテストで快挙をなしとげ、親子で喜んでいても、ふと気づくともう間近に次のテストがやってきています。
テスト返却はほとんどの場合、一週間くらいかかりますから、それに酔いしれていると、あっという間にもう次のテストの準備で真っ青になるというわけです。
偏差値60の学校を目指していたら、63を、偏差値64の学校を目指していたら、67を、それくらいを意識して取っていきたいものです。
目安偏差値ギリギリだと、五分五分の結果となります。
おどすようで申し訳ありませんが、毎年そんな結果になっています。
例えば偏差値64の中学に絶対に合格したいと考えているのならば、できれば67をアベレージにしていただきたい。
64でももちろんたくさん合格します、60でもたまには合格します。
ただし、64で不合格になる子も予想以上にいるのです。
64は合格の安全ラインではありません、塾にもよりますが、ほとんどの場合、合格者の平均値です。
ということは、64あっても不合格になる可能性はあると考えるべきですし、現実にそうなっています。
ここで大切なのは、64は合格者平均で、その前後は油断大敵なんだと親子共にしっかり肝に命じること、そして、お子さん本人が絶対にこの学校に入りたいと心から切望することです。
最後の最後は本人の真剣さだけですから、情熱の差とも言えます。
一点の違いに泣くことがないように、どうしてもという志望校があれば、情熱を持って真剣に努力をしましょう。
64でもダメという例はあまり頭に残さなくていいです、64に足りなくても情熱と真剣さでいくらでも逆転できるという例をしっかり頭に入れて下さい。
偏差値の不安な方は、情熱と真剣さであと数ヶ月を後悔のないように過ごして見事な逆転劇を見せて下さい。
そして偏差値が高くて余裕のお子さんをお持ちの場合、油断して思わぬ結果を招くことがないように、最後の最後まで意地でも勝ち抜いて下さい。
そして、お子さんが最高のがんばりを見せてくれたなら、その合格を家族で思いっきりお祝いしてあげて下さいね。

秋になると、親子ともに不安の権化となります、それはあなただけではありません。

2007年10月14日 | Weblog
秋、と言ってももう10月後半になります。
各種模試ももうあとわずか数回を残すのみ。
一回一回の結果に異常に神経質になります。
偏差値50くらいのお子さんをお持ちだと、偏差値60くらいのお子さんを、そして、偏差値60くらいのお子さんをお持ちだと、偏差値65くらいのお子さんを、さぞかし余裕だろうな、うらやましいな、と思われることでしょう。
ところが、それぞれに目指す学校が違うというのも理由でしょうが、どれだけ偏差値が高いお子さんに見えても、そのご父兄の不安たるや、全然違いはありません。
それが証拠に偏差値65くらいのお子さんをお持ちのご父兄でも偏差値70くらいのお子さんをうらやましく思うものなのです。
そして、偏差値70をキープしているお子さんというのは、常に追われる立場、ホッと息つくヒマもなくがんばっているのです。
どんな偏差値をとっていても、この時期に気楽でいられる親子は存在しないということです。
もっと言えば、上位のお子さんほどわずかな変動に神経質になりますから、つらいです。
例えば、1000人中、220位の子が、290位に下がっても、ありゃ~という程度のショックかも知れません、いや、下がったことに対してはショックは大きいかも知れないし、そうあってほしいと願います。
それでも1000人中、30位だった子が、100位に下がったら、もう大変です、あ~もうダメだ、もう戻れない、抜かされた、あんなにがんばったのに、と親子で頭をかかえます。
その高い意識が非常に大切なのですが、逆に精神的には厳しいんだと、わかっておいていただきたいです。
やってもやっても100位に入れない苦しさも充分わかりますが、常に50位以内をキープしている子がそこから下がらないように神経を張りつめている苦しさもまた、楽なことではないのです。
みんなが苦しい、みんなが落ち着かない、みんなが悩んでいる、それが秋ですから、決して自分だけと思わず、あと少しで素敵な春がやってくると信じて地道な努力を続けましょう。