中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

夏期講習は無理をしないでコンスタントに学習を。

2008年06月30日 | Weblog
夏期講習が迫ってきます。
夏が勝負だ、とはりきっているお子さんも多いことでしょう。
夏期講習はほとんどの塾がハードスケジュールを準備しています。
内容もかなり濃いと予想されます。
でも、普段と違い、毎日続くので、無理は禁物です。
睡眠時間も普段より少し多めにとって、朝からの授業に集中できるようにしましょう。
復習や宿題は夜遅くずれ込まないように、早めに仕上げてゆっくりしましょう。
夜中までがんばって、翌朝からの授業でいねむりしていては、本末転倒です。
夏は暑いわりには、室内は冷房が厳しいです。
なかなか体温調節が思ったようにうまくいきませんし、健康管理は冬より難しいかも知れません。
いろいろなことに気をつけながら、自分に合った、無理のないスケジュールで、それでも油断することなく、コンスタントに学習しましょう。
積み重ねた努力は必ず結果に出ます。
いつか結果につながることを信じてしっかり充実させましょう。
ところで、5年生の孫を持つ祖母様、お返事をさせていただきたいのでアドレスをお知らせ下さい。
何かご相談があれば、非公開コメントとして全てに必ず目を通しますが、アドレスを併記していただけると、迅速な対応ができますので、宜しくお願いいたします。

東海生の母さん、コメント公開させていただきました。

2008年06月28日 | Weblog
東海生の母さん、コメント公開させていただきました、ありがとうございます。
親心が伝わってくるお話です。
受験が終わっても、継続して見て下さっているご父兄が多いと聞きますから、是非とも入学後のお子さんの様子などお知らせ下さいね。
楽しみにしております。
ところでnekosan、お返事を送らせていただきたいので、アドレスをお知らせ下さい。


南山女子部はセンター試験の平均得点で愛知県1位・全国8位だそうですね。

2008年06月27日 | Weblog
昨日、友人からの話で、センター試験の生徒平均点が南山女子部が愛知県で1位、全国では8位だったと知り、驚いて本屋さんでプレジデントファミリーを買って参りました。
その通り、全国では筑波大学附属駒場高校が相変わらずのダントツ1位、そして南山女子部が8位でした。
愛知県では1位ですね。
センター試験を受けた生徒の得点の平均が高いというわけです。
南山女子部は140名ほど受けたようです。
国語・数学・英語・物理・日本史など、科目別にも順位がありましたが、国語や数学のレベルが高いように思われました。
女子校で全国トップクラスに君臨していたのは、私の見る限り、南山女子だけでしたから、おそるべし、というところです。
目指すものが高いだけに、日頃からの学習内容が得点に結びつくのでしょうね。
生徒の平均点ですから、やはり一般のイメージ通り、学力の低い生徒が少ないということも言えます。
落ちこぼれがほとんどいないのでしょうね。
女子部に入ると、どの科目もいつも平均点が高いので、ママどうしで話すと、ほとんどの方が「うちは落ちこぼれよ~」と笑っています。
この結果を見ると、女子部の中で落ちこぼれ、と思っていても、一般から見ると、かなり高い学力を有する生徒なのかも知れません。
この高いセンター試験平均得点で少し安心しますね。
全国順位で、愛知県内の高校は他にも少し載っていました。
9位が岡崎高校、20位くらいに明和高校があったと思います。
学年の中で生徒の学力に幅がある学校は、平均点がグンと下がるので、そういった意味で高い平均点にできなかった学校が多いのでしょう。
上の方の生徒の大学合格実績ばかりをアピールする高校が多いですから、見る人は、それに気を取られがちですが、実際に大切なのは、全体に高まっているのかどうか、実は下の半分は捨てられているのではないか、ということです。
生徒が350名いる中で、上の100名くらいの実績を輝かしくアピールしているけど、他の250名はどうしちゃったの?という学校もきっとあるでしょう。
もし学校選びで大学合格実績に重きをおくとすれば、どちらかというと、そちらの方が大切なのでは、と思います。
先輩が何人も東大に合格したから、きっとうちの子も、というのは理想を高める意味では非常にいいことですが、実際には、元々やる気の上位の子ばかりを引っ張り上げる学校より、万が一にも落ちこぼれないように全体にまとめて引っ張り上げる学校の方が評価できる、ということも、なんらかの資料から読み取ることが大切です。
話は変わりますが、東海生の母さん、すくすくさん、コメントありがとうございました。
内容が、個人的な相談ではなく、ご家族の素敵なお話なので、公開させていただいてよろしいでしょうか。
もしよろしければお返事をいただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。



男子の志望校選びについて。

2008年06月25日 | Weblog
志望校がまだはっきり決まっていない受験生がそろそろ決意を固める時期なのか、ある塾の広告に、男子校のそれぞれの志望理由を表にまとめたものが載せられていました。
レベル・部活・交通の便・校風・大学実績・校舎・制服など様々な観点から比較して選ぶようですね。
こと男子については、部活にこだわるお子さんが多いようです。
一般的には勉強のよくできる学校は部活にはあまり力を入れていなくて、勉強しない学校の生徒は部活三昧と思われがちですが、意外にそうでもありません。
例えば、全国でもトップクラスの東海中学・高等学校に関しては、あらゆる部活で活躍をしています。
オーケストラや囲碁・将棋はもちろんのこと、運動部もかなりのレベルです。
勉強できる子はわりと何でもがんばりやさんなんですね。
もちろん東海のみならず、いくつかある優秀校では、勉強と部活の両立を非常に上手に続けています。
女の子と違って、制服にこだわるお子さんは少ないようですが、どちらかというと、親の方が制服には執着があるでしょうね。
がんばった自分の子どもが志望校の制服を着て登校する姿を見る時、心の底から喜びがこみあげてきます。
男の子といえども、おそらくそうなのではないでしょうか。
是非とも憧れの制服を着せてやれるように、陰となり日向となり応援してあげましょう。
ちなみに最近、エリザベスは東海中学の新1年生諸君の斜めがけ鞄がリニューアルしたように思えて仕方がありません。
角を補強してあったり、一部ヌメ革でアクセントがついていますね。
あれも時代の移り変わりなのでしょうか、ただ、昔ながらの型を続けて下さったことには、伝統を守る姿勢が感じられてとても嬉しかったです。
新1年生のピカピカの鞄と、緑の靴ひもが愛らしくて、小さな二人をずっと目で追ってしまいました。
楽しそうな可愛らしい新1年生、また来年もそんな幸せな光景を見ることができますように、と皆様のご健闘をお祈りしております。

塾の先生の人柄について。

2008年06月23日 | Weblog
よく相談を受ける内容のベスト3に常に入っているのが、塾の先生の人柄についてです。
塾の先生は結果が全てだから、淡々と授業だけやってくれればいい、と割り切っているご父兄は問題ないでしょうが、例えば、私立中学受験を充分に把握できていないご父兄とか、一人目のお子さんでとにかく不安がたくさんというご父兄にとっては、頼れる相手は、まずは塾の先生でしょう。
その先生が冷淡な性格ですと、きついですね。
理想としては、ご父兄のお話をニコニコとじっくり聞いてくれて、的確なアドバイスを常にくれるような温かい先生であってほしいです。
ただ、よほどの人格者でないと、学習内容とご父兄のメンタル面のフォローと両方を完璧にこなすことが難しい時代のようです。
まずは、トップ校に合格させようとした場合、かなりの学習が必要なので、とにかくそちらに気を取られ、ご父兄の小さな悩みに耳を貸す時間が無くなる、ということ。
そして、勉強だけできても、先生自身の精神面の成長が未熟であること。
様々な理由で、ご父兄の期待通りの先生ばかりでもないわけです。
中学受験は、小学生とご父兄のセットの受験ですから、両方のフォローが大切かと思われます。
小学生はどんなにしっかりしたお子さんでも、やはりまだ社会の仕組みがわかっていませんから、何に対しても純粋です。
言われたことを素直に真面目にがんばります。
一番大切なことです。
ただ、客観的に見たものも必要ですから、そのあたりはご父兄が考えてあげることです。
それには、塾の先生も、小学生に対しての指導だけでなく、ご父兄の不安や悩みの全てを解消してあげることが、主な仕事である、という自覚を持っていただきたいです。
素晴らしい先生もたくさんいらっしゃいますが、時々、驚くほどビジネスライクな先生もいらっしゃり、中学受験の何たるか、を、最初から勉強し直して欲しいと思うこともあります。
ただ、塾の先生に疑問を持っていても、相手は絶対に変わりませんから、こちらが何とかするしか仕方ありません。
その解決方法はお子さん一人一人に一つずつ、様々ですから、早めに動かれることをオススメします。

南山女子部入学後の学習について。

2008年06月19日 | Weblog
最近よく質問されるのが、南山女子部に入学すると、入ってからの勉強が大変でついていけないのでは、というものです。
上手にお答えできるかどうかわかりませんが、一言でいえば、個人個人の目指すものによって様々です。
南山女子部はご存じのように、東大・京大・慶應・早稲田を目指すお嬢さんも多いですし、国公立医学部に絶対合格したいというお嬢さんも非常に多いですから、受験が済んで、しばらくはのんびり遊びましょう、なんていう性格の生徒は少ないかも知れません。
ただ、活発な生徒が多いので、球技大会・部活の合宿・文化祭・体育祭・合唱大会・それに付随する「打ち上げ」なる大騒ぎなど、行事も全て盛んで、保護者会や授業参観や保護者お食事会も盛んですから、静かなガリ勉のイメージはありません。
部活は運動部はほとんどが朝練があり、そちらも元気に盛り上がっているようです。
文化部も様々な活動があり、それに向けての練習はなかなか忙しいです。
ピアノ・書道・バレエ・バイオリンなど趣味のお稽古も続けられる方が多いです。
ほとんどの生徒がいろんなことをやりたがるわけでして、そりゃ当然、時間には限りがありますから、テスト前などかなり厳しいですね。
中1あたりは、時間の使い方がまだわからず、バタバタするかも知れませんが、中2、中3と学年が上がると、元々が賢いお嬢さんたちですから、徐々に自分のペースをつかみ、時間が無いながらも、どこに勉強時間を持ってくるか、どこに友達とのカラオケの時間を持ってくるか、どこに部活仲間との大好きな「太鼓の達人」の時間を持ってくるか、など、考えて進められるようになるのです。
それを自分で何年間かかけて考えることが、一番の勉強のような気がします。
ですから、入ってからが大変、というのは、何を持って大変と表現するか、でずいぶん意味合いが違ってくると思います。
みんな、賢いですから、どれだけ難しいテストを作成しても、もちろん平均点は高いです。
ただ、それは全てをけずって、朝から晩までガリガリと勉強をして結果を出しているのではなく、一人一人が試行錯誤して、いろいろ好きなこともしながら、なんとか時間を捻出して、テスト準備をしているのです。
ですから、極端な話、南山女子部に入学して、特別な目標があるわけでなく、しばらく自分の人生をじっくり考えよう、というお子さんであれば、全然忙しくもないし、大変でもありません。
おおらかで心温かい先生方と、明るく活発なたくさんのお友達に囲まれ、様々な行事を充分楽しみながら中学生活を送れるはずです。
文化祭をご覧いただくと、一番わかるのでは、良くも悪くも、あの様子は普段の生徒たちそのままだと思います。
学校中を走り回り、元気いっぱいに活動している様子、高校生になると、少し落ち着いて、しっとりとお姉様らしくお店をやったりしている様子、全てが南山女子部をそのまま現しているように見えます。
入学後の生活を、楽しくするのも、大変にするのも、全てはその子その子の考え一つだと思います。
また、それはどこの学校に入っても同じことでしょう。

大手進学塾の夏期講習について。

2008年06月16日 | Weblog
最近、非常に多いのが、普段は個人塾に通っていて、夏期講習だけ大手進学塾のものが気になる、という相談です。
申し込めるのかどうか、という相談も多いです。
結論から申しますと、塾によります。
6年生の夏期講習だけ、というのは、さすがに難色を示されるかもしれません。
大手進学塾は、それぞれのカリキュラムに絶大な自信を持っています。
そして、6年生の1学期までそのカリキュラムに従って学習してきた受験生たちに対しての総まとめの意味合いを持つ夏期講習を計画していますから、外部の受験生に効果があるかどうか、という懸念があります。
それと、最近は1回や2回の小さなテストでクラス編成をしませんから、長期に渡って様子を見て、やっと決定したクラス編成の中のどのあたりに入れたらいいか、それを判断するのが難しいのも確かです。
学力とズレたクラスで授業を受けることは、本人にとってもちろん無理がありますが、逆に、教師にとっても、無理があるのです。
1から5までわかっているはずの受験生たちに、夏期講習で、6から教えましょうと計画しているところに、1から5までわかっているように見えるけど、実は2も4も抜けていた、という外部の受験生が教室にいると、真面目な教師は気になって仕方ありません。
そんなわけで、6年生の夏期講習からの入塾、あるいは6年生の夏期講習だけの参加、は、どちらにとっても、あまり好ましくないものでしょう。
少しでも高い学力のクラスに混ぜてもらえば、子どもにとっていい勉強になるのでは、と考えがちですが、6からしか教えてくれないクラスにポンと放り込まれて、まだ2も4もわかっていない子どもが、2や4をふまえての学習の6や7や8を理解するのは大変です。
わけのわからない授業を聞いて、まわりと自分が違うことを痛感し、家に帰れば、親に「どうだった?わかった?」と、期待に満ちた目で何度もきかれ。
本人にとって、これはかなり厳しいと思います。
よその塾に6年生の途中で参入するとすれば、本来の学力と全く同じか、やや下げたレベルのクラスで始められることをオススメします。
あせることもないし、どんなクラスにいても、最終的には合格した子の勝ちですから、ほんの数日間のクラスなんて、どこでもいいのです。
一番、受講する価値のあるクラスで受けるといいでしょう。
次に、4年生5年生のお子さんの夏期講習ですが、本来は自分の所属している塾の夏期講習に申し込まれるのがいいでしょう。
ただ、大手進学塾が気になって、夏期講習だけでものぞいてみたい、ということなら、まだこのあたりの学年は、塾によって、内容はバラバラですし、そのリスクを承知で入れられるのなら、大丈夫でしょう。
塾側も、4年生5年生なら、席さえあいていればいくらでも入れてくれると思います。
大手進学塾の夏期講習は、内容が自信に満ちたものになっており、信頼できるのは間違いありません。
もし2学期から個人塾に戻ったとしても、大手進学塾のテキストは無駄にはなりません。
もし気に入れば、何回か復習を繰り返してもいいでしょう。
6年生の夏期講習は真面目に取り組もうとすると、非常に苦しいです。
4年生5年生のうちに、完璧に理解しておくつもりでがんばって下さい。
それくらいでちょうど6年生にほどよい苦しさが待っています。
この、ほどよい、というのが大切です。
是非、6年生は、ほどよい苦しさで乗り切って下さい。

受験者数が増えているので、中間レベルの学校も油断できません。

2008年06月09日 | Weblog
今後はトップ校のみならず、中間層の学校も合格が難しくなってくるでしょうね。
それは一言でいえば難易度が上がったことにもなるのですが、一番の要因は受験者数が増えていることでしょう。
昔は確固たる信念で東海を目指し、南山女子部を目指し、あるいは、ご家庭のお考えで金城を目指し、椙山女学園を目指し、南山男子部を目指し、という受験生がほとんどでしたが、今はかなり違います。
確固たる信念で目指す受験生が相変わらず多いのですが、年々増えている層としては、公立中学に疑問を感じて、とりあえずどこか私立中学へという層です。
そのため、学力的にも精神的にも中途半端な準備で入試に向かうことになります。
確固たる信念抜きには東海・南山女子部は厳しいです。
となると、流れる先は中間層の学校です。
公立中学に疑問を感じて急に受験を思い立つご家庭は、どこの中学でもいい、とは考えていません。
公立中学に行けば、うちの子は旭丘とは言わないまでも、菊里・明和・向陽・千種あたりは間違いないだろう、と学力に自信を持っているご家庭こそ、私立受験を考えます。
ですから、私立中学の中でも、ある程度は学力的に満足のいく中学でなければ、と考えます。
そんな受験生が年々ゴッソリ増えるわけですから、偏差値53あたりまでの中学に人気が集中します。
東海・南山女子部ももちろん受験されるでしょうが、それは100パーセントというわけにはいきません。
確実に合格を取りたいのは、次の中間層です。
ただし、中間層と言っても、中学受験の中では中間層と呼ばれるだけで、実際にはかなりの学力を要します。
ですから、この中間層と呼ばれる学校には受験生が殺到します。
年々、倍率が上がり、現実に、ちょっとしたミスで不合格になる可能性も上がってきます。
それに反して、さすがに妙なチャレンジャーが増えないため、東海の倍率は毎年2・3前後、南山女子部の倍率は毎年3・8前後に落ちついているわけです。。
ただ、この2校に関しては、余分な合格を出しませんから、合格をいただけるのは、定員にプラス10パーセント程度です。
中間層の学校は、トップ校にゴソッと抜けますから、その分、合格もたくさん出します。
1800名受験して倍率10倍、と言われる学校でも、男子も女子もトップ校に抜けますから、合格者は900名ほど出します。
それを考えると、表面的な倍率にオロオロする必要はありませんが、それでも、倍率が高くなると、万が一のことが起こってきます。
中間層の学校の入試結果というものは、トップ校に合格するメンバーは頭一つ分、とび抜けていますから、正答率も全然違いますが、実は、それ以外は、合格ボーダー点付近で膨大な数の受験生がひしめいているものなのです。
その中で、1点の違いが大きいです。
倍率が高くなると、このボーダー付近にひしめく受験生が増えることになるのです。
それだけに油断は絶対に禁物です。
元々、公立中学を考えていたご家庭は、あまりにも学力的に劣るという印象の中学には入れようとしません。
それくらいなら、公立中学でもう一度勝負させたい、と考えるでしょう。
元来、私立志向の強いご家庭と考え方が全然違いますから。
それだけに、是が非でも中間層の学校に合格さえたい、と願います。
そんな受験生が増えているのが、中間層の中学の倍率上昇と難易度上昇の理由ですから、どうぞ油断することなく、日々の努力を怠らないで下さい。

6月28日は東海高校・中学のサタデープログラムです。

2008年06月08日 | Weblog
毎年おなじみの東海高校・中学のサタデープログラムが6月28日に開催されます。
全71講座の知的エンターテインメント、だそうです。
今回は野中広務氏・元自民党幹事長や、新党日本代表の田中康夫氏など、政治の世界からも参加して下さっているようです。
内容は、堅苦しいものばかりではなく、例年通り、小中学生や幼児向けのクッキング・英会話・磁石の実験・将棋大会・工作などもあります。
定員○○名の講座は事前申し込みが必要ですが、それ以外は当日参加すれば大丈夫です。
エリザベスも、以前、次女を連れて丸山弁護士の講演会に行きました。
大変な行列で、大盛況でした。
同じ年に、南山男子部・女子部では住田裕子弁護士の講演会があり、そちらにも行きましたが、「○○のできる法律相談所」の影響で、弁護士の先生方、全国津々浦々で講演会が大忙しだったそうです。
こんな機会に東海高校・中学の校舎の様子も見学できますし、ご興味がおありなら、是非ご参加下さいん。

夏期講習の案内が来ましたね。

2008年06月06日 | Weblog
まずは、「明日天気に」さん、お返事をさせていただきたいので、アドレスをお知らせ下さい。
そろそろどこの塾でも夏期講習の案内が来ていると思います。
塾を信頼して夏期講習に参加するのか、自分で気になっているものがたくさんありすぎて、夏休みはその総復習にあてるのか、迷うご家庭が多いです。
塾の種類によりますね。
大手進学塾なら、参加されてもいいと思います。
伝統と実績のある進学塾なら、夏期講習のテキストの内容はかなり充実していますし、自分で気になっている苦手単元も、間違いなくその中に含まれているはずです。
ただ、あちらこちらに点在している個別指導の塾の夏期講習ですと、先生と相談して決めたものを中心に行われるので、ともすると、ただのつまみ食いに終わります。
中学受験は一筋縄ではいかないので、全体をしっかり学習する必要があるため、できるだけ全体の流れをとらえて、頭の中を整理整頓しなければいけません。
それには、夏休みという長い期間かけて、総復習しながら頭の中をまとめていく作業ができるのは、理想的というわけです。
合宿だの、特訓だの、突拍子もないことは、特にオススメしませんが、一般的に考えられる夏期講習の類は、一貫したものを一つ受けるといいのでは、と思います。
大学受験に向けての科目別の強化と違って、中学受験指導の大手進学塾というものは、あと半年後に迎える入試のために、生徒全体を同じ方向に進めるための勉強をさせてくれますから、よほど特殊な学校の受験でない限り、みんなと違うことばかりやる必要はありません。
みんなより一歩先を行きたいと思えば、宿題の間違い直しを普段より丁寧にやる、とか、苦手単元が出てきたら、他の単元より手厚く復習をするために、5年生の頃に使ったテキストも引っ張り出してきて、それと合わせて学習するとか、いくらでも方法はあります。
小学校が休みであることを利用して、朝や夜に15分ずつ時間をとって、漢字のおさらい・計算ドリルの繰り返しをするだけでも全然違うはずです。
歴史では、出来事を年代順に並べ替える問題も練習しなければなりませんから、カードを作って、トレーニングしたり、地理では、白地図に自分の覚えている限りの山・川・平野・山地・山脈・半島・湖・盆地・工業都市などの名前を書き込んで完成させる練習も非常に有効でしょう。
算数・理科はとにかくできるだけたくさんの問題に当たって、解き慣れること。
社会は手当たり次第です。
じ~っと地図をながめていても、覚えられるものではありません。
白地図に向かってどんどん書き込んでいきましょう。
天童の将棋の駒・鳴子町のこけしなど、覚えるとなかなか楽しいですよ。
マメ知識は、大人になってからも、自分の心を豊かにしてくれます。

週刊朝日に難関私立大学現役合格数の一覧が載りました。やはり南山高校でしたね。

2008年06月04日 | Weblog
週刊朝日に難関私立大学合格者数が載りました。
全国1600高校が載りましたが、特筆すべきものは、現役合格者数が横に書いてあることです。
「本当の合格数」という特集で、よく意味がわからなかったのですが、現役にこだわったということかな、しっかり読んでおきますね。
残念なのは、愛知では代表である東海高校と愛知淑徳高校が載っていなかったことです。
これは解答がはっきりまとまっていなかったのでしょうか、東海高校が載っていたら間違いなくトップだったはずです。
愛知県に関しては、旭丘高校、南山高校、と続きます。
ただし、現役合格数になると、旭丘100、南山230、となります。
やはり現役は私立高校が圧倒的に勝ちのようです。
私立中高一貫校は内容も高度な上、進度が速いので、大学受験準備を早い時期から始められるのは、メリットかも知れません。
細かくは週刊朝日をご覧下さい。
エリザベスの考えを誤解されるといけないので、はっきりと申し上げておきますが、私立盲信、公立否定ではありません。
公立中学でも志望高校に向けて夜を徹して勉強している努力家をたくさん知っていますし、逆に恵まれた私立中高一貫校でも、環境に甘えてダラダラするくらいなら、公立でガッチリがんばっている子に確かな学力がつくだろうと思います。
強いて言えば、トップ私立中学高校には、高いボーダーがあるので、自分が怠けようと思っても、あまり下げることができません。
中学受験でトップを走ってきた子たちは、根っから勝ち気ですし、確かに頭がいいです。
ですから、どれだけ難しい試験問題を作っても平均点がなかなか下がりません。
勝ち気な子たちにとって、平均点付近をウロウロしている自分など、絶対に許せないのです。
そんなわけで、追いかけっこのようにみんながどんどん勉強するのです。
もうとどまるところを知りませんね。
例えば、公立中学の幅広い生徒がいる中で平均点が60点だったとする。
ある子が85点を取ったとする。
平均点より25点も上だから、自分はかなりがんばったと満足するでしょう。
ひと安心するでしょう。
同じ問題でトップ私立中学の子が同じく85点を取ったとする。
学年平均が87点だったとする(まあそんなもんです)。
真っ青になりますね。
次こそは、とやっきになって更に勉強するでしょう。
簡単に言えばそういうことで、トップ私立中学はどんどん高められていく環境にはあります。
全員がそううまくいくかどうかはわかりませんが、少なくとも環境はそんな具合です。
私立・公立、それぞれの良さはたくさんありますから、本当にご家庭のお考えで全然違うと思います。
エリザベスのスタンスは、それぞれの道で一生懸命にがんばっているお子さんを心から応援している、というもので、永遠に変わりません。

時間のあるうちにいろいろなことをしておくといいでしょう。

2008年06月03日 | Weblog
中学受験の学習をいつ頃から始めるか、というお話を以前させていただきましたが、それについては、それぞれのご家庭のお考えでいいと思います。
志望校にもよりますし、お子さんの性格にもよりますし。
最近、感じたことは、受験勉強は画一的で、必要なことを完璧にこなす、受験生はみんな同じ方向に同じ勢いで走っていくものなのですが、中学に入ってから、本当に威力を発揮するのは、実はそれ以外の部分なのではないか、ということです。
実際に、東海・南山女子部・愛知淑徳など、トップレベルの中学に入学しますと、意外にも、たくさんの趣味や特技を持ったお子さんが多いことに気づきます。
ピアノやバイオリンは当然のこと、バレエや水泳・書道など。
50メートル走のタイムも非常に速いです。
中には、帰国子女でもないのに、中学入った途端に、英検をどんどん進めていく子もいて、中1でも2級・準1級の合格など珍しくありません。
それは、中学に入ってからの努力ももちろんですが、中学受験と並行してこれだけは、という、こだわりの部分を持ち続けてきたからなのでは、と思います。
バランスが難しく、中学受験で志望校合格に偏差値が追いついていない場合、あまり趣味に走るのもどうかと思いますが、それなりに成績が安定していれば、それ以外の部分、を大切にすることをオススメします。
予想以上に、みなさんが多方面の才能をお持ちで、つくづく感心いたします。
まだ小学校3年生4年生のお子さんであれば、是非とも、何らか勉強以外のものにも挑戦されることをオススメいたします。
時間があるうちにたくさんのことを経験して、自分の特技の一つに加えましょう。
特技はまわりに自慢するためではなく、あくまでも自分の心を豊かにするためのものですから、一生の宝になることでしょう。

中高一貫校はカリキュラムからすると高校から生徒を入れるのに無理が出てきています。

2008年06月01日 | Weblog
ここ数年で、私立中学高等学校が、高校からの生徒募集をゼロにしています。
カリキュラムが進み過ぎているので、公立中学からの生徒をそこまで追いつかせることが難しくなっているからです。
一般のイメージですと、トップレベルの私立中学は厳しいカリキュラムで進められて、生徒も賢い子ばかりだからそれが円滑にまわっていくのだろうと思われがちですが、そうとも限りません。
東海・南山女子部はそのイメージ通りですが、昔のイメージをまだまだ引きずっているご父兄は、他の中学はそこまでではないだろうとタカをくくっているかも知れません。
現在は、東海・南山女子部は当然としても、滝・愛知淑徳・南山男子部・名古屋・金城・愛知などもかなりの勢いで学習を進めています。
中学2年生にもなると、当たり前のように、旭丘の高校生が使う数学の青チャートなどがテスト範囲に含まれます。
私立中学は、公立中学と違って、「ここまでしか学習させてはいけませんよ。」などと決められない学校ですから、プラスαのものをどんどん与えて大学受験を見据えた教育をします。
そんなわけで、高校に入学する頃には、高校の内容も後半になっていますから、かなり仕上がっています。
ま、正直、遊んでばかりで仕上がっていない生徒も中にはいるでしょうが。
ほとんどの真面目な生徒はしっかり仕上がっています。
そこに、公立中学の3年間で、中学生向けの内容だけを学習してきた生徒がゴソッと入学してくると、先生たちは、クラスを分けざるをえない、特別にそちらに力を入れて、中高一貫コースの生徒たちになんとか追いつかせなければいけない。
非常にエネルギーが必要なわけです。
それでも先生方は、可能な限り努力してくれますが、もう限界が来ているようです。
南山女子部は創立当初から(昭和7年にできた男子部にかなり遅れて、女子部は昭和23年にできました)高校からは生徒は一人も募集しませんでした。
どの教科をとっても、学習内容が全く違ったために、公立中学から生徒を入学させることは不可能だったと思います。
南山男子部は昔は高校から50名前後を募集しましたが、ずいぶん前に女子部と同じシステムにそろえました。
金城・愛知淑徳と高校からの募集をゼロにし、どんどん私立中高の学習の流れが独特なものになっていくでしょう。
東海・滝高校は相変わらず50名から80名ほどの募集を続けていますが、こちらは、学力だけとれば、旭丘合格クラスでしょう。
あえて私立高校を選ぶ場合、先生との相性が悪く、学力が極めて高くても内申が思ったように取れないお子さんに向いているようです。
すべり止めに気楽に受ける学校かどうかは疑問ですね。
そんな時代ですから、特に女子にとって、公立中学から高校を受験する場合に、私立でどこを受けるか、だんだん選択が減ってきています。
中学受験で入れておけば良かった、と後悔される方も多いと聞きます。
そんな後悔の無いように中学受験で一度チャレンジしておくのもいいかも知れません。
中学受験は簡単ではありません。
幼いながらも大変な努力をして合格を勝ち取ります。
それでも、高校受験の段階で大きな後悔をされるくらいなら、挑戦しておくべきかなと思います。
特に、南山男子部・南山女子部・愛知淑徳・金城にご興味をお持ちのご家庭は、高校からは募集がありませんので、中学受験でチャレンジされるしか道がありません。
東海・滝に関しては、高校からの募集はありますが、募集人数は少ないですし、こと東海の入試はかなり難易度が高く、公立中学の勉強と並行して、東海高校の対策の勉強をされた方がいいでしょう。
中学受験の入試と同じく、一ひねりも二ひねりもしてあって、その世界に慣れておかないと、落ち着いて受験できないのでは、と思います。