中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

四谷大塚の全国統一小学生テストで意識を高めましょう。

2008年05月31日 | Weblog
6月8日の日曜日に、四谷大塚企画の全国統一小学生テストが行われますね。
申し込まれた方は多いでしょう。
47都道府県の1000会場で実施されるそうです。
対象は小学校3年生・4年生・5年生です。
エリザベスがこれをオススメするのは、四谷大塚をお薦めするという意味ではなく、3年生4年生5年生で、まだ中学受験に迷いがあるとか、小学校の勉強はよくできるからいつ頃から受験勉強を始めるべきか決めかねているとか、そんなご家庭が、中学受験の現実に少しふれるのに、ちょうどいい機会かなと思うからです。
予想より良い結果であれば、志望校に夢が持てますし、予想に反して悪い結果であれば、早めの対策を考えて、志望校に向けて気持ちを切り替えなければなりません。
4教科ともに、ご父兄の時代とは全然違って、小学校でいつも100点取れる子でも、中学受験の世界では、ごくごく真ん中です。
一番わかりやすいのは、東海中学か南山中学女子部の入試過去問を購入されて、お子さんに時間を決めて挑戦させてみることです。
公立小学校での毎日の学習も基本の中の基本ですから、非常に大切ですが、こと中学受験となると、全然世界が違う、のがよくわかると思います。
それくらいの学力を持った子供たちを集めた中学だからこそ、中学2年生あたりから高校生の取り組むべき数Ⅰや数Ⅱの問題を解かせたり、難易度の高いプログレスを使って英語学習をさせたりできるわけです。
楽しく遊ぶべき小学生時代ではありますが、逆にせっかくたくさんの時間が余っている時期でもあるのですから、学習に厚みを持たせて、そのスポンジのような頭の中に知識を入れてあげるのに最適、とも思います。
まずはお子さんの状況を把握するのに、ぴったりなものが大規模な統一テストです。
小さな塾で「よくできますね~」なんて言われて喜んでいても、それがどんな母集団の中での話なのか、わかりませんよね。
まだ塾に入っていらっしゃらなければ、是非とも、この種の大規模なテストを受けてご覧になることをオススメいたします。

毎年恒例のマツザカヤホールの私立中学進学フェア

2008年05月29日 | Weblog
毎年恒例となりました、私立中学進学フェアが、松坂屋本店南館8階のマツザカヤホールと、同じく南館1階のオルガン広場にて、7月26日(土曜日)・27日(日曜日)に開催されます。
両日とも、10時から17時までです。
松坂屋が閉まるまでずっと大丈夫、と勘違いされるご父兄が多いので、気をつけて下さい。
愛知・尾張・三河・岐阜地区のほとんどの私立中学が参加します。
6月15日には、多治見市産業文化センター5階大ホールで、22日には名鉄トヨタホテル7階「孔雀の間」で、29日には、一宮スポーツ文化センター1階スポーツフロアで、8月31日には、岡崎市竜美丘会館1階ホールで、合同説明会があります。
いずれも入場無料で申し込み不要です。
ただし、多治見・豊田・一宮・岡崎の会場については、開催時間がまちまちですから、確認して行って下さい。
例年通りであれば、入試案内(願書)などいただけると思います。
各学校から先生方がいらしているので、なんでも質問できるようになっています。
人気校はたいへんな行列になっていることもあり、待つ必要がありますが、よほどKYな父兄が永遠に質問を続けていない限り、いつかは順番が回ってきますから、あきらめずに並んで、不明な点はしっかり確認された方がいいです。
どんな優秀な学校の先生でも、決して横柄でもなければこわくもないですから、安心して、正直に質問をぶつけて大丈夫だと思います。
まあ、人として常識の範囲内で、ということは言うまでもありませんが。
また、制服がずら~っと並んでいる年もあります。
お子さんがイメージするのに良いチャンスとも言えますね。
ただ、会場はゴチャゴチャしている時間が多いので、お子さんが楽しく見てまわる、というよりも、ご父兄が必要なことを質問して、必要な願書などをかき集めてくるという印象が強いです。
お子さんが楽しく過ごす、という目的であれば、やはり各中学のオープンスクールや学校見学会や文化祭などの方がいいと思います。
ちなみに、現在わかっている限りで、南山女子部の文化祭は、9月20日(土曜日)・21日(日曜日)で、体育祭は、24日(水曜日)です。
文化祭については、また秋になったら、各中学の予定をお知らせいたします。

脳のゴールデンタイム・・だそうです。

2008年05月27日 | Weblog
受験生は朝型に切り替えた方がいいとよく言われます。
かくいう我が家の子どもたちは、エリザベス自らが朝型でないために、ごくごく普通に受験を迎えて、現在もなお、ごくごく普通の起床時間なので、決して朝の時間を有効に使っているわけではなく、いつか実験してみたいと考えております。
こればかりは体質もあり、お子さん全員が、朝の5時に起きて小学校へ行くまでの3時間を有効に使えるか、というと、そうとも限らず、逆に体調を崩す場合もあるようです。
一度、試してごらんになり、どうしても逆効果のように見えたら、あまり無理はしない方がいいかも知れません。
つい先日のテレビの健康番組で、睡眠についての特集があり、睡眠たっぷりのエリザベス一家は異常なのか、とひそかに悩んでいたエリザベスなので、しっかり録画しました。
睡眠が短くても大丈夫なショート・スリーパーと、10時間近く眠らないと日常生活に支障をきたすようなロング・スリーパーが存在するそうです。
一般的には、その中間の睡眠時間が6時間から8時間ほどの人が多いらしいです。
エリザベスとその子どもたちは睡眠8時間体質ですね。
なんとかショート・スリーパーになるべくトレーニングできないものかと、番組の最後の最後までかじりついてみておりましたが、残念ながらそこまでの研究はまだ発表段階ではないのか、ありませんでした。
ま、グーグー寝ているエリザベス親子のことは先々考えるとして、受験生に関しては、一番自分に合った睡眠を選びましょう。
睡眠時間が5時間くらいでも大丈夫、という運のいい受験生は、12時就寝5時起床で、勉強もバリバリはかどることでしょう。
ところが、たまたまロング・スリーパーであれば、たとえ夜10時に寝かせても、朝の5時に起きるなど、言語道断。
受験間近にあまり甘いことは言っていられませんが、昼間の学習に差し支えるような状態であれば、無理なことはせず、普通に7時くらいまで寝かせてあげないと、学習そのものがはかどらなくなり、良くないでしょう。
エリザベスの長女も睡眠の多い子でしたが、次女はまたまた睡眠不足は厳禁という子で、夜10時30分から朝は7時30分まで、受験直前までずっとそんな調子でした。
それでも昼間にしっかり集中して学習すれば、入試そのものは、全て切り抜けましたから、万が一、睡眠をけずることが不可能なお子さんであっても、その分、起きている間の学習を充実させれば、全く問題ないはずです。
ただ、できることなら、7時少し前に起きて、某塾いわくゴールデンタイムの脳を活性化させたいですね。
入試当日は、8時45分集合とある学校の場合、念のために、8時15分くらいに到着することが望ましいです。
8時30分集合とあればやはり8時到着が理想です。
家の近い受験生でも、当日は忘れ物チェックなど、バタバタしますから、普段のようにゆったりはしていられませんし、ましてや、遠くから集まる受験生は、かなり朝が厳しいです。
また、今とは季節が違って冬ですから、寒い中、暗い中での出発となると、それだけでも緊張感が高まります。
そんな時でも、いつも通りに余裕で出かけれるように、朝起きてしばらくすれば、脳がシャキッとする習慣をつけておいた方がいいでしょう。
これから夏にかけては、早い時間から明るいですし、少しずつ早起きの習慣をつけるのに、ちょうどいい季節だと思います。
体質的に無理でなければ、できるだけ朝に強い子にしておくことをオススメします。

私立中学は入れたら終わり、ではありません。大学合格実績などで学校のイメージは更に違ってきます。

2008年05月25日 | Weblog
あちらこちらの私立中学で学校説明会やオープンキャンパスなどが行われ、学校選びも迷うところでしょう。
はっきり決まっているお子さんは、そのヴィジョンを大切にして、コツコツと努力して下さいね。
学校選びのポイントはいくつかあります。
お子さんにとっては、楽しそう、通うのに無理がなさそう、制服が可愛い、校舎が綺麗、先輩が優しかった、部活の見学で気持ちが盛り上がった、などいろいろでしょう。
ご父兄にとってはいかがでしょう。
お子さんと同じポイントももちろんあるでしょうが、ハード面だけでなく、ソフト面も気になるところではないでしょうか。
わずか1日や2日の見学で細かい中身までわかる学校は少ないと思います。
お知り合いで通っていらっしゃるご家庭に話をよく聞いておくとか、歩いている生徒さんの様子でイメージしてみるとか、いろいろと方法はあります。
もし学習面で心配があれば、大学合格実績を過去何年分かご覧になると、入学してからの6年間が少しわかるかも知れません。
東海や南山女子・男子のように、ひたすら目を外に向けている学校もあります。
国公立大学医学部や全国難関国立・私立大学など。
そうかと思えば、女子校に多いパターンですが、相変わらず6割以上が併設大学に推薦入学で上がっている学校もあります。
また、外部受験でも、指定校推薦の多い学校もありますし、指定校推薦が少ないために、ほとんどが自力で受験して合格を勝ち取る学校もあります。
そのあたりをじっくりご覧になると、子どもが入学してからの6年間が少しだけ頭に浮かんできます。
たとえ、お子さんが医歯薬系を目指していなくても、まわりにそういう考えのお友達が多い6年間を過ごすんだな、とわかる学校もあるわけですし、逆に、お子さんが併設大学ではなく難関大学を目指すつもりでも、まわりに併設大学に推薦で入るお友達が多い中での6年間を過ごすんだな、とわかる学校もあるわけです。
それは、ただのイメージでして、もちろんどんなに強い意志を持っているお子さんでも、受験の時点では、わずか12歳ですから、6年間でどう変わっていくか、誰にもわかりません。
入学した時には、必ず東大へと言っていたのに、部活が楽しくて盛り上がり、せっかくお友達がバリバリ勉強に励む子ばかりなのに、自分だけ併設大学に上がると言い出すことも多いです。
逆に、併設大学があるからいいわ、とのんびりかまえていたのに、急に何かに目覚めて難関大学を受験したいと言い出すことも多いです。
そればかりは予測はつきませんが、少なくとも、入学後の学校全体の雰囲気というものをつかむには、それぞれの大学合格実績が役に立つような気がします。
私立中学とひとくくりにできないくらい、個性的だと思います。
国立大学が大好きな学校もあれば、学部によっては国立よりも慶應・早稲田・上智・東京理科という学校もあります。
名大が大好きな学校もあれば、目指すものに向かって生徒が全国に散っていくグローバルな学校もあります。
最近、エリザベスは大学の案内も少しいたしますが、中学受験と無関係でもないので、それも参考にしていただきたいと考えております。
星ヶ丘の愛知S徳高校では、昨今の女子学生の事件で用心しているのか、今年の受験生に限っては、地元志向が強く、中央大学の法学部の指定校推薦が余り、名大・名市大・南山大学に人気があったそうです。
女の子の場合は難しいですね。
ちなみに中央大学、昨年度は新司法試験合格は、東大・慶應に続いて第3位でした。
4位は京大・5位は早稲田です。
旧司法試験合格については、東大・早稲田・京大に続いて第4位が中央でした。
5位は慶應・6位は一橋です。
公認会計士の合格は、慶應・早稲田に続いて第3位が中央です。
また、国家公務員Ⅰ種(俗にキャリアと呼ばれる各省庁のお役人ですね)の合格は、私立大学のみでは、早稲田・慶應に続いて第3位が中央です。
4位は東京理科・5位は立命館です。
同じく国家公務員Ⅰ種でも行政・法律・経済区分となりますと、東大・慶應・京大・早稲田・一橋・東北大・に続いて第7位です。
これらの合格は、主に法学部・商学部・経済学部だと思いますが、もし目指すものがあれば、素敵な出会いになりますね。
私立中学合格してから、数年間はあっという間です。
ある程度の希望があれば、できるだけ早い段階で志望大学に向けてのスタートを考えることをオススメします。


歯学部を目指す方に。

2008年05月24日 | Weblog
名古屋で歯学部と言えば、やはり愛知学院大学の歯学部です。
名古屋市民にとって、あまりにも身近なため、有り難みを感じませんが、実は日本全国の私立大学の歯学部の中で、偏差値トップなのです。
これはなぜかと言うと、歯科医師国家試験の合格率が極めて高いからでしょう。
全国の平均合格率81パーセントに対して、愛知学院大学歯学部の新卒者合格率は94パーセントです。
これは、私立大学歯学部の中ではもちろん第1位、国公立大学も含めた全国の歯科大学・歯学部の中でも第2位です。
1961年に私立大学としては初めて設立された歯学部ですが、これまでに数多くの歯科医師を送り出しており、それは、名古屋周辺だけではなく、全国で活躍しています。
日本全国からたくさんの学生が集まり、日々学習を続けているわけです。
エリザベスも20代の頃、知り合いの教授に頼まれ、しばらく教授の学会関係のお手伝いをしておりましたが(もちろん歯科医師技術は無いので、英語関係で)生徒も研修の方も、福井だの広島だの、ずいぶん遠くから来ていました。
今や全国でもトップの愛知学院歯学部に合格するのは、なかなか困難となっています。
一時期、愛知中学に入れると、もれなく歯医者さんになれるから、それもいいよね、などと、まことしやかに相談されたものですが、それは簡単ではないので、しっかり努力して下さいね。


私立中学・高校の来春の入試について。

2008年05月22日 | Weblog
昨日の新聞に、来年度の私立中学・高校の入試日程の発表がありました。
私立中学は1月24日から2月14日まで。
南山女子部の2月11日は動かないでしょうが、他は年によって多少の変更がありますね。
私立高校の入試日程は、2月の4日・5日・6日に分かれています。
高校からの入試を実施しない高校は、愛知淑徳・金城学院・南山・南山国際です。このあたりの学校は中学受験をしないと入れなくなりましたので、ご希望の方は、早い段階で決心なさって下さい。
また、東海・滝は相変わらず一般入試で高校から生徒を入れますが、指定校推薦の枠はありません。
2月4日に普通に一般入試を受けて下さい。
私立の中高一貫校で、高校から入れるのは、名古屋・名古屋国際・星城・愛知・市邨・高蔵・名女大附属・聖霊・大成・春日丘・椙山女学園などです。
愛工大名電高校は募集がありますが、中学は愛工大附属中学と呼ばれ、違う学校として存在しているので、別と考えて下さい。
愛知中学も高校からの入学者と別と言われていますが、最終的には、医師薬コースなど、人数の少ないコースになると合わせざるをえないので、最後まで完全にバラバラというわけでありません。
また、こういった学内のシステムは、随時、どんどん改革されていますから、入学の可能性が出た時点でしっかり確認されることをオススメします。
それぞれの学校で、中学から入学してきっちりしたカリキュラムで進めることのメリット、高校から入学することのメリット、いろいろありますから、慎重に選んで下さい。

夏期講習について。

2008年05月21日 | Weblog
そろそろ夏期講習の案内がいただける塾もあります。
個人塾は別として、大手は夏期講習にかなり気合いが入っています。
夏休みと言いながら、一番の勝負どころです。
1学期までにほとんどの単元を履修していますから、その復習にはもってこいです。
小学校に登校しなくていいので、自分のペースに合わせて学習スケジュールを立てることができます。
よほどの塾で無い限り、朝の8時から寄るの12時までかんづめなんてことはないはずで、自分で考えて使える時間がどこかで捻出できると思います。
それを上手に使って、苦手だった歴史の年号覚えたり、全国の山・川・平野・山地・山脈などを覚えたり、理解しきれなかった公民分野を最初からガッチリ勉強したり、比例反比例を強化したり、電流を強化したり、いくらでも思いつくはずです。
もちろん一日15分程度の、漢字ドリルや計算ドリルはオススメです。
最近はトップレベルの学校での文法や漢字などの言語事項の出題は、あまり多くありませんが、それでも記述の途中で漢字のミスがあれば、マイナスされますし、最後の最後はその漢字のミス1つで合否が決まります。
さっぱりわかりませんでした、で不合格になるのは、本人もなんとかあきらめられるというものですが、漢字1つ、計算ミス1つでギリギリダメだったかも知れない場合、本人はほどほどに手応えを感じながら結果を待っているわけですから、なんともやりきれない思いを残すでしょう。
そんなことをできるだけ避けるために、地味なようでも、漢字ドリルや計算ドリルは無理のない程度の時間を使って、コンスタントに続けましょう。
夏期講習は基本的には現在所属している進学塾の夏期講習にそのまま申し込まれるのが無難かと思われます。
同じ流れでもう一度ゴッソリ復習してくれるはずですから、一番効率がいいです。
ただ、大手ではなく個人塾の場合、もし疑問を感じたり、不安を感じたり、迷いが生じたなら、思い切って、大手の夏期講習に参加してみるのも手です。
お子さんにとっては、カケになりますが、大手の進学塾は、生徒数も多い分、多くの父兄からクレームをつけられない、ほぼ間違いのないカリキュラムで進めていくと思います。
どちらがいいかは、あくまで個人の考え方で違いますが、ある程度まとまったテキストに従って進めていく夏期講習は価値はあります。
お子さんの性格にもよりますが、もし真剣に成績アップを考えるのであれば、あまり子ども扱いして、あそこの先生は可愛がってくれるから、とか、何でも親身になって考えてくれるから、という理由で、勉強と全然違うところで納得してしまうことがないように。
かと言って、受験戦争も小学生のものですから、人として異常なやり方はどうかと思います。
あくまでも小学生の真剣勝負、それにふさわしい塾を選びたいものです。
夏期講習は、他の気になる塾をのぞいてみるとしたら、最後のチャンスでもあります。



5月31日の土曜日は愛知淑徳中学のオープンスクール。

2008年05月19日 | Weblog
17日に南山女子部の説明会が終わったばかりですが、春はいくつかの学校でイベントがあるようですね。
5月31日の土曜日は、愛知淑徳中学のオープンスクールがあります。
愛知淑徳は、南山女子部のように一般公開の文化祭が無いので、学校の様子を詳しく知るとすると、このオープンスクールが一番いいと思います。
説明会では、やや古めの大アリーナなどを使いますが、実際にお嬢さんが入学されてから使うのは、3年前に完成した新校舎ですから、そちらを是非じっくりご覧下さい。
何年も前の校舎しかご存じないご父兄はびっくりされるくらい美しいものです。
女の子にとって、綺麗な校舎というのは、大変魅力的でして、毎日の生活も気分が全然違います。
特にトイレが気になります。
南山女子部も同じですが、学校のトイレというイメージではありません。
女の子が不満なく使えるように工夫されています。
教室の黒板も昔と少しちがいますね。
新校舎はどこもガラスをふんだんに使って、採光に気を配り、明るい雰囲気で素敵です。
こういったオープンスクールや文化祭などの機会に、是非、お子さんと学校の様子を知っておいていただきたいと思います。
31日は愛知淑徳中学ですが、星ヶ丘駅から少し歩きます。
途中左手に、愛知淑徳大学星ヶ丘キャンパスにつながる美しい道がありますが、それではなく、歩道橋のすぐ手前の坂を上がって下さい。
坂の上に、素敵な校門があり、バリアフリーにも気を配った階段を上がると、巨大な新校舎が見えてきます。
ちなみに、コインパーキングは探してもそれほど近くにはありませんから、自家用車で来られた場合、星ヶ丘三越か、ヤマダ電機か、レクサス購入のかたはレクサスにとめていただくことをオススメします。
エリザベスは、あまり乙女チックなタイプではなく、お花を愛でて喜んだり、お花見の時期だからと企画をたてたりすることはほとんどないのですが、今年の春は、なぜかちょうど桜の時期に、何カ所かでクルマをとめてしばらく人を待つ機会がありまして。
南山教会周辺の桜の美しさ、愛知淑徳の正門周辺の桜の美しさ、何年ぶりかで、素敵だな~としばらく見とれてしまいました。
そんな時期に、皆さんのお子さんが、希望通りの学校に入学できることを心からお祈り申し上げます。

昨日の南山女子部説明会、そして就職に「超」強い大学、全国第2位の愛知工業大学。

2008年05月18日 | Weblog
昨日、大学の話はまだ先のことなので、中学の話をして下さいとコメントをいただきました。
おっしゃるとおり、大学はずいぶん先のことなのですが、中には、大学までを視野に入れて中学選びをされるご家庭もあるので、参考までに今回は愛知工業大学についてお話させていただきます。
また、中学受験に役立つお話が見つかったら、記事にしますね。
あ、そうそう、昨日は南山女子部の入試説明会でした。
ハガキで申し込みする必要があり、ハガキ1枚につき2名まで、ということで、みなさんバタバタされたでしょう、有意義でしたか?
西神父のお話はいつものように、楽しくかつ心温まる素敵なお話だったようですね。
西神父は在学生にも非常に人気ありますよ。
宗教の先生は他にも何人もいらっしゃいますし、皆さん素敵な先生ですが、西神父はまた特別な存在でして、遠足や修学旅行について来て下さると、生徒たちがくっついてまわって大変らしいです。
秋にも説明会がありますから、そちらも参加されるといいでしょう。
確か、英語弁論大会に出られるお嬢さんや、合唱大会の優勝クラスも参加するので、学校の様子がより一層近く感じられるかも知れません。
合唱大会は例年、説明会の当日の午前中にあり、まだ優勝が発表された直後、生徒たちは興奮さめやらぬ状態です。
エリザベスも中3Dで、合唱大会では優勝したのですが、当時は、説明会で優勝クラスが歌うなどという楽しいイベントはなく、教室でみんなで打ち上げパーティーをして、写真を撮ったことしか覚えていません。
ちなみに体育祭も優勝したクラスだったので、思い出がたくさんあります。
南山女子部は、体育祭も手を抜きません。
みんな走るの速いですし、勝負には真剣です、見ごたえがありますよ。
よろしければ、9月後半の土曜日、男子部前の南山学園グラウンドで行われますから、見学してみて下さい。
ところで愛知工業大学について。
工学部・経営学部・情報科学部に再編され、学科は全部で14あります。
中でも、新設の、バイオ環境化学専攻・機械創造工学専攻・ビジネスマネージメント専攻は注目だと思います。
この大学はとにかく工業系では人気が高く、全国的にも注目されています。
2007年12月の読売ウィークリーの発表では、就職に「超」強い大学ランキングで全国第2位、愛知県で第1位になっています。
工学部の就職率は98パーセントです。
現在は八草キャンパスと本山キャンパスがありますが、2010年には、名古屋自由ヶ丘キャンパスが完成します。
こちらのキャンパスには経営学部の2学科が入る予定です。
ますます便利になりますね。



中京大学と愛知工業大学のオープンキャンパスがあります。

2008年05月17日 | Weblog
医学部ばかりを取り上げていても、片手落ちなので、その他にも目を向けてみましょう。
昔からの名門大学はみなさんご存じの通り、今も健在、そして相変わらず難関です。
ただ、時代とともに進化して、グングン人気の上がっている大学も多いです。
それが中京大学と愛知工業大学です。
そのオープンキャンパスには、ご興味おありでしたら是非行ってみて下さい。
まず中京大学。
八事にある名古屋キャンパスは、7月19日の土曜日と20日の日曜日。
10時から16時で、内容は両日とも同じです。
こちらには、国際教養学部・国際英語学部・心理学部・法学部・経済学部・経営学部・総合政策学部・現代社会学部・情報理工学部・体育学部があります。
豊田キャンパスは、9月21日の日曜日。
10時から16時です。
現代社会学部・情報理工学部・体育学部があります。
主な内容は、どちらのキャンパスも共通でして、学部説明会・模擬講義・入試説明会・相談コーナー・保護者対象ガイダンス・施設見学ツアー・体育会クラブ活動見学などです。
また、これとは別に進学相談会が開催されます。
5月24日の土曜日は13時から17時、ナディアパークにて、5月31日の土曜日は10時30分から17時、名古屋国際会議場イベントホールにて、6月1日の日曜日は10時から16時、同じく名古屋国際会議場イベントホールにて。
6月10日の火曜日は17時30分から18時30分、ホテルアソシア豊橋にて、6月13日の金曜日は14時から18時30分、豊橋グランドホテルにて。
6月14日の土曜日は10時から16時まで愛知県体育館にて。
この他、岐阜県・三重県・静岡研などでも何回も説明会があります。
オープンキャンパスと違った形で大学と関わることができると思います。
次回は、就職に「超」強い大学として、全国第2位、愛知県で第1位の愛知工業大学についてお話させていただきます。

藤田保健衛生大学について、記事が途中になり、すみませんでした。

2008年05月15日 | Weblog
医学部に話がとんでいますが、愛知医科大学を紹介して、藤田保健衛生大学を紹介しないのは、片手落ちなので、今日は少しお話させていただきます。
こちらは豊明にある大学ですが、クルマで行けば、緑区の徳重あたりからすぐです。
それほど名古屋市外という遠いイメージはありませんね。
こちらはリハビリテーション科があることで有名です。
リハビリ科併設している大学が多くないので、特に理学療法の科が人気あるようです。
また、医療科学部に、新しい学科を開設しました。
臨床工学科と医療経営情報学科です。
臨床工学科では、臨床工学技士・第1種2種ME技術実力認定などの資格が取れます。
医療経営情報学科では、診療情報管理士・メディカルクラーク2級・医療秘書技能検定・医療情報技師・診療報酬事務能力・初級システムアドミニストレータなどの資格が取れます。
それも含めて様々な分野に広がる学部・学科を持っているようです。
医学部としては医学科。
医療科学部としては、臨床検査学科・看護学科・放射線学科・リハビリテーション学科・そして臨床工学科・医療経営情報学科があります。
医学部医学科ではもちろん医師の免許。
臨床検査学科では、臨床検査技師。
看護学科では、看護師・保健師・
放射線学科では、診療放射線技師。
リハビリテーション学科では、理学療法士。作業療法士。
臨床工学科と医療経営情報学科では、上に記した通りです。
国家資格の結果としては、なかなかです。
医学部医学科の医師免許は全国平均に比べるとやや劣る84パーセント。
ただ、臨床検査技師・看護師・保健師・診療放射線技師・臨床検査技師・理学療法士・作業療法士・臨床工学技士・診療情報管理士などは、ほぼ100パーセントに近い合格率で、非常に健闘しています。
こちらの大学も、指定校推薦・自己推薦・一般入試・センター試験利用入試など、いろいろな形で受験できます。
医学部医学科の倍率は他の大学と同じく非常に高く、狭き門です。
推薦入試は14倍、推薦以外の入試は10倍です。
医療科学部は改組が行われたので、名称が少しずつ違いますが、どの学科も倍率は2倍から4倍といったところでしょうか。
医学部医学科は、合格者の45パーセントが愛知県出身者ですが、静岡・岐阜・三重はじめ、東京・大阪・福岡・兵庫からも入学しています。
藤田保健衛生大学病院のみならず、救命救急センター・中川区の坂文種報徳會病院・三重県津市にある七栗サナトリウムなど、関連の教育病院もあり、医師の育成には非常に恵まれた環境だと思います。


愛知医科大学医学部について。

2008年05月13日 | Weblog
女子にも医学部人気、ということで、今日は愛知医科大学医学部についてお話いたします。
何十年も昔から、名古屋周辺では、医学部と言えば、名大・名市大・藤田保健衛生・愛知医大でした。
医師の世界は名古屋で仕事をするのなら名古屋の医大を出た方がという考えが根強く、近隣の医学部は、年々、狭き門になっています。
どこも定員が70名から100名と少なく、それだけ選ばれた人にしかできない勉強と仕事なんだろうと思います。
一般的に医学部は6年制ですが、愛知医科大学でももれなく基礎医学系3年間と臨床医学系3年間の計6年間の勉強となります。
医師国家試験の合格状況は、新卒81パーセント・既卒56パーセント・全体で77パーセントと特別に高くはありませんが、それでも医学部で勉強しなければ医師にはなれません。
生徒の40パーセントは愛知県出身ですが、岐阜県・静岡県・三重県・東京都・大阪府・兵庫県・京都府・広島県・岡山県など遠方から入学されています。
男女の比率はほぼ6対4といったところです。
名古屋市東部の丘陵地帯にあり、環境は非常にいいですね。
11月には医大祭があります、ご興味あれば見学してみて下さいね。
医学部の性格上、指定校推薦のシステムが充実しています。
一般試験では難関なので、中学高校からコツコツと勉強して指定校推薦を狙うお子さんもかなり多いようです。
ただし、愛知医科大学に関しては、推薦依頼校推薦イコール100パーセント合格というわけではないので注意して下さい。
他の大学のように、形だけの試験ではなく、推薦依頼校にもかかわらず、2倍から3倍の倍率になり、けっこう不合格になります。
一般公募制など推薦入試は、小論文・基礎学力検査(数学・英語)・個人面接などをしっかりとクリアした場合にやっと合格です。
推薦依頼校は少しは安心要素があるかも知れません。
一般公募制の推薦ですと、5倍前後の倍率で、なかなか厳しいです。
定員は100名で、推薦で30名うまってしまいますから、一般入試では70名の枠を争うことになります。
一般入試を受けるとすると、14倍の倍率になり、かなり厳しくなります。
そんなわけで、今の時代は、名大・名市大のみならず、私立でも医科大学は現役の合格が非常に難しくなっています。
その中、現役合格をたくさん出している学校の生徒はどれだけ努力をしているのだろう、と感心いたします。
学校も素晴らしいですが、やはり最後は本人の努力なのでしょうね。

東大+京大+国公立医学部合格者数は東海・南山が全国のトップ10でしたね。

2008年05月12日 | Weblog
最近は男子のみならず、女子の医学部狙いが非常に増えています。
ある雑誌で、東京大学+京都大学+国公立大学医学部合格者数の全国ランキングで、第1位は東海高校でした。
こちらは最近ではほぼ毎年1位なので驚くこともありませんが、第8位に南山高校が入りました。
全国のトップ10に名古屋市の私立高校が2校もランクインするとは、名古屋市民としては非常に嬉しいですね。
そして同じ内容の全国女子校ランキングでは、1位が桜蔭、2位が南山女子部です。
こちらもここ数年、この順位ですね。
ちなみに3位が女子学院です。
また、名市大医学部の合格者の多い学校は、東海・南山・滝・愛知淑徳・旭丘となっており、こちらにはなんと、南山のみならず女子校である愛知淑徳までランクインしています。
浪人を何年もしてやっと医学部に合格する人が年々増えている昨今ですが、東海・南山などの私立高校からは、相変わらず現役でしっかり合格しています。
とにかく全国的にも素晴らしい実績ですが、とにかく女子の伸びも素晴らしい。
名古屋のご家庭で医学部を目指す場合、まずは名大医学部です。
そちらの合格者が毎年、騒がれます。
今年は東海23名・南山10名で、何が素晴らしいって、そのほとんどが現役合格ということです。
浪人生が非常に多い医学部ですが、それを現役でばっちり決めるのはかなりの努力が必要だったと思います。
ちなみに東海や南山を勘違いされるといけないので、説明しておきますが、このあたりのトップ校になると、学校が大学合格のために何か特別な指導をしてくれるわけではありません。
志望大学も志望学部もバラバラですし、生徒それぞれが自分の考えで自立して学習を進めて合格を勝ち取る、そんなイメージです。
東海や南山に入れれば、ほっておいても東大・京大・国公立医学部に学校がなんとか合格させてくれるんだ、と思うとちょっと違います。
合格する生徒たちは、自分の力を高めます、それに最適な環境がそれぞれの選んだ学校だった、ということでしょうか。

まずこの1学期は、ひたすら突き進む時期です。

2008年05月10日 | Weblog
新学年になって、あっという間にもう5月半ばですが、学習ペースは落ち着きましたか。
バタバタしているうちに、夏期講習を迎えることになりますが、その頃までには、ペースをつかんでおきましょう。
1学期はまだ手当たり次第にガンガン突き進む学習で大丈夫です。
与えられたもの全てをどんどんこなす、そして、気になったものはどんどん手を出して、無理のない程度にプラスしていく。
それができるのは、1学期までです。
夏期講習は、それを完璧に仕上げるのに大切な時期です。
塾によって内容が違いますが、決められたものを完璧に終わらせましょう。
2学期からは、自分に必要なものを、決められた課題と並行して、しっかり取捨選択して弱点強化していくべきです。
みんながこなしている課題だけでなく、苦手なものをしっかりと自覚して、歴史の年号を毎日少しずつ覚え直すとか、理科の計算単元をもう一度おさらいするとか、計算ドリルを他の人の2倍取り組むとか、漢字をおさらいするとか、国語の論説文の読解を強化するとか。
夏過ぎからは、こぼしているものを丁寧に拾っていく作業が必要です。
ただ、この1学期に関しては、細かいことを考えているよりも、時間のある限り、あらゆる教科のあらゆる単元に果敢に挑戦して、出てくるもの全てをかき集めるイメージで、がんばりましょう。
無茶をして熱を出すのも、新しい挑戦をして失敗するのも、1学期までは大丈夫ですから、自分の思った通りに、猪突猛進です。
いろいろ試してみて、夏期講習までには、どれくらいのものをどんな時間帯に取り組むのが自分に一番合っているのか、それを見つけましょう。