中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

中学受験の志望校あるいは受験校決定について。

2010年01月08日 | Weblog
新年のご挨拶が遅くなりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。
大手の塾ですと、最後の模試でしめくくりがありました。
これが最終結果ではないので、いずれにしてもあまり神経質にならないでください。
良かったお子さんも、決して油断しないように、引き続き合格に向けてコンスタントに学習しましょう。
予想より悪かったお子さんも、これからの時間こそが、下剋上を巻き起こすチャンスですから、精一杯の努力をしましょう。
名古屋は私立中学が少ないですから、志望校選びも難しいところでしょうが、パッと見て、お子さんが「これだ!」と思った大好きな学校を受験されることをおススメします。
小学生ですから、大人とは全然違う視点で見ていますし、なんとなく楽しそう、というだけでは、ちょっとどうかと思いますが、少なくとも、本人に、この学校に入りたい、という強い気持ちがないと、最後の最後にふんばりがきかなくなります。
みんなが憧れる学校には、それだけの魅力があるので、親のおかしな先入観で、子供の希望をゆがめてしまうことがないように気をつけてください。
エリザベスは、ずいぶん多くの受験生のご父兄にお会いする立場にありますが、中には、驚くほど思い込みのはげしい方もいらっしゃって、少々心配になります。
あまり御存じない方が、「あの学校は○○らしいですよ。」とおっしゃったとすると、みごとにきれいに鵜呑みにするご父兄が多いので、ショックです。
最も多い誤解は、最近増えている、塾いらずの面倒見のいい学校、という評判です。
エリザベスは入学後も多くの生徒のその後の様子を聞いていますが、どこの学校であれ、入学前から塾に通うお子さんもいれば、高校1年生の秋あたりまで塾に通わずに、学校の勉強と部活で忙しくしているお子さんもいます。
それは学校によって大きな隔たりはありません。
たとえば、東海・南山女子部という、トップ校でも、高校1年生まで塾は一切通っていない生徒は非常に多いです。
それでも学校の勉強を真面目にやっていれば、一般の模試ではかなりの偏差値を取れます。
逆に、塾いらずで面倒見がいいと評判の学校でも、入学前からいくつかの塾をかけもちし、なんとか学校のペースについていっているという生徒もたくさん知っています。
いずれの学校でも、お子さんの考え方一つだと思います。
しばらくは学校の勉強にしぼって部活で思い切り楽しく過ごそう、という考えなのか、生活イコール塾通いのようにして、なんとしてもトップの大学を、目指そうという考えなのか。
ただし、私の知る限り、東海や南山女子部から名大医学部、あるいは東大あたりに合格していくお子さんのほとんどは、中学の間は楽しく部活に燃えていたように見えました。
塾通いも必要な時期がありますが、6年間を大学受験のためだけの生活にすることなく、友達との楽しい時間・部活の時間など、ゆとりある生活をさせる、かどうかは、あくまでも本人あるいはご家庭の考え方次第で、学校には左右されません。
この学校は塾いらず、この学校は絶対に塾に行かないとダメ、というのは、入学後の生徒をたくさん見ているエリザベスに言わせると、意外に評判と逆であることが多いので、慎重に判断してください。
特にトップ校と呼ばれる東海・南山女子部に関しては、注目度が大きいだけに、根拠のないガセネタも多いようですから、しっかりした事実確認が大切です。
どこを目指したとしても、ご縁があるかどうかはそれぞれですから、まずはお子さんにとって、一番の憧れはどこなのか、最初から計算づくで親が勝手に思い込みで志望校を決めてしまうような、お子さんの可能性の幅を狭めてしまうようなことがないように、しっかり相談してください。
12歳のお子さんには無限の可能性があります。
大きく羽ばたけるように、ゆったりした気持ちで見守ってあげてください。




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1 コメント

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先生のおっしゃるとおりですね。 (チャッピー)
2010-01-09 09:51:35
本年も宜しくお願いいたします。昨年の今頃は親が不安になっていました。でも、「最後は本人」と心に思い、子供に任せました。おかげさまで、無事、先生とお嬢様方の後輩になることができ、毎日楽しく学校に通っています。
最初の中間は学校になれていないこともあったかもしれませんが、成績がパッとしなく、親としては、ちょっぴりショックでした。しかし、部活動の保護者の懇親会で、上級生のお母様から「一所懸命集中することが大事。まだ1年生だからあせらないこと。そして、体力に学力はついてくるわよ。」と励まされました。
南山女子に関しては、うんざりするほど、噂が先行していますね。南山女子と縁もゆかりもない方から「塾へいかないとだめよ。おちこぼれるわよ。」とか、「あそこはこういう学校だからこうしなさい。」など、おせっかいなアドバイスをいただくこともしばしば。でも、主役は子供。娘が自ら選んで受験して、通学させていただいているので、親としては彼女に一番あっているいい学校だな・・と思っております。
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