中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

9月から6年生後期の特訓教室が始まります。

2010年08月27日 | Weblog
もうそろそろ夏期講習の仕上げテストが行われます。
長い夏休み、遊びを返上して毎日がんばった成果が問われます。
・・・というと、緊張がマックスになりますが、この40日間の努力がすぐに結果として返ってくるかというと、必ずしもそうではありません。
中には、数字には全く表れないこともありますが、積み重ねは秋以降に影響してきます。
以前もお話ししましたが、全員がマラソンを走り続けていますから、自分だけが劇的にアップしている可能性は50パーセントくらいです。
そう言ってしまうと夢も希望もなくなりますが、逆にこの夏に劇的にアップすることで、秋以降油断してしまうお子さんも少なくないので、いずれにしても、気持ちをぐっと引き締めて秋を迎えてください。
秋は行事も多く、ふわふわと毎日が過ぎてゆきがち、要注意シーズンです。
まだまだこれからが勝負だ、と自らを戒めながら学習に取り組んでください。
ところで、その肝心な秋ですが、いくつかの進学塾から9月からの6年生後期の特訓講座の紹介がありました。
エリザベスの把握したいくつかをざっと紹介しますが、他塾でも様々な取り組みがあるはずなので、お子さんの通いやすい場所、気に入った先生や校舎、などをふまえて、よく相談して決めてください。
また、大手進学塾なら、特別によそに目を向けなくても、秋以降に充分なカリキュラムを組んでいることが多いですから、そちらに集中された方が効率がいいとも思います。
京進は9月5日開講、コース判定テストの受験が必要です。
東区千種校では、東海コース・南山女子部コース、名鉄本線栄生駅近くの栄生校舎では、滝コース。
その他の中学のコースはどちらの校舎にもあるようですが、灘・開成・ラサールなど県外中学については千種校のみのように聞いています、問い合わせて確認してください。
次に浜学園、9月中に入塾テストを受験する必要があります。
こちらは県外中学(関西)に重きを置いているので、クラスが細かく分かれており、それぞれのご希望に合わせて選んでください。
浜学園は必ずしも名古屋校舎ではないことが多いです。
そのあたりの確認も必ずなさってください。
その他の塾の特訓教室もかなり開催されています。
通いやすい場所にある進学塾に問い合わせてみてください。
一応、ご紹介しましたが、手を広げすぎて、肝心な内容の完成度が下がるようでは本末転倒です。
足元をしっかりさせて、その上でプラスすることが必要かどうか、お子さんとよく相談されることが一番大切です。

夏休みの過ごし方と、過去問の扱いについて。

2010年08月17日 | Weblog
お盆休みが過ぎ、夏休み後半になりました。
ほとんどの塾で夏休み総仕上げテストがありますから、徐々に緊張が高まってきます。
小学生ですから、徹夜したり、身体をこわすまで勉強する必要はありませんが、あくまでも規則正しくコンスタントに計画通りに進めることは非常に大切です。
どこかで糸が切れると、ガタガタっと計画が崩れますから、多少のゆとりを持ちながら、おおまかには計画を守るようにしましょう。
どうしても体調の悪い日には、少し翌日にまわして早めに休むなど、臨機応変にして、体調管理第一にするといいですね。
マラソン大会のように、受験生全員が走り続けていますから、少しがんばればグンと上がるだろうというのは難しいにしても、日々の積み重ねでずいぶん差がつくことは間違いありません。
自分なりにがんばった、と思える夏休みにしてください。
また、カリキュラムの早い塾、あるいは気の早いお母様ですと、過去問に取り組ませたり、傾向と対策にやけに詳しかったりしますが、秋まではまだ一通り完成させることを一番に考えてください。
内容が完成していないのに、過去問ばかりやらせると、できない問題が多すぎて、自信喪失してしまいます。
昨今では、前年度までの出題傾向とガラッと変わることも多いですし、過去問を過信するのも善し悪しです。
ただし、入試直前期には、出題形式に慣れるために、何回か取り組むことは大切です。
過去問については、取り組む時期をよく相談して進めることがポイントです。
まだまだ暑い日が続きますが、エアコン管理をしっかりなさってがんばっていただきたいと思います。

南山男子部出身の現役大学生からのコメントありがとうございました。

2010年08月08日 | Weblog
久しぶりに学生さんからのコメントをいただきました。
南山男子部出身の「しゅん」さん、ありがとうございました。
6年間、南山男子部に在籍され、今年、有名大学に進学された「しゅん」さんからの、愛校心あふれる丁寧なコメント、本当に感激いたしました。
制服廃止に至るまでの尽力、現在の生徒たちの様子、そして何より、将来、母校に戻って後輩たちの指導にも関わりたいという、素晴らしい夢までを語ってくださいました。
中学生・高校生として通っていた頃の見方と、卒業して少し距離を置いてからの見方はまた変わってくると思います。
それでも母校に対しての熱い思いはきっと、大きな力になって後輩たちの助けになることと期待しています。
充実した6年間を過ごされ、誇りを持って生きてゆける、「しゅん」さんは素敵ですね。
今、暑い中、見えない未来に向けて手探りで受験勉強を続けている小学生のみなさんも、いつか「しゅん」さんのように、自分の母校に強い愛校心を持ち、しっかりした目標を持って、次のステップに進める学生さんになっていただきたいと思います。
こうした熱い思いが、それぞれの学校の伝統を守っているのでしょうね。

PS. 「迷える子羊」さん、「南女へ」さん、「ライネルス」さんはじめ、相談を寄せて下さった方々、順番にお返事を送らせていただいています。できるだけ早く連絡しますので、申し訳ありません、数日お待ちください。ちなみに実名でコメントを送ってくださっている方々はこちらには載せてありませんが、順番にお答えしますので、ご心配なさいませんように。