思うがままに

Step by Step

地蔵さんの水

2008-11-15 | ぶらっと-湧き水
多くのハイカーで賑わう千ヶ峰への旧登山口のすぐ右となりに「地蔵さんの水」があった
今は市原峠まで林道が通じ、この場所から登って行く人は殆どいないようだ

この「二本杉」が市原峠~千ヶ峰への登山口


二本杉のとなりに「地蔵さんの水」の案内板


塩ビパイプから水が流れ落ちている
かつては渇いた喉をこの水が潤してくれたようだ


この地蔵さんの丁度上方向が市原峠になる
市原峠にはトイレもないし林道が出来上がってハイカーも車も多くなったようだ

この水  問題ないのか? とちょっと心配

・・・・・
当日、たらふく飲んだし、ペットボトルに入れて補給水にしたし、家でコーヒー用の水にしているが、特に何ともない

まあ いいんじゃないかな

二本杉

2008-11-15 | 樹木-兵庫/北・東播
地蔵さんの水」をペットボトルに入れるために二本杉の所に車を停めた
この二本杉は市原峠~千ヶ峰へ登るための旧登山口で目印にもなる木だ
全体の感じとして、「三本杉」であってもおかしくない

まだ若い木だが枝ぶりは大物を予感させる



二本杉が門杉のようになってその間にお地蔵さんが安置されていた
(「二本杉」の案内板が4枚もある)




とんがり山へ

2008-11-11 | 山登り・ハイキング

週末は山に行けなかったから ひとりでぶらっと山に出かけた
西光寺山と白髪岳の中間点の『とんがり山』(篠山市今田町)へ
このあたりの山々は落葉樹が多いため紅葉が美しい
でももうあと1週間我慢した方が良かった

今日は特別備品として「ノコギリ」と「幅広テープ」と「油性マジック」をリュックに入れて出かけた
天気予報は快晴だったが曇り空で帰るころには陽も差して暖かくなった



9:40 ショベルカーを積んだトレーラーが道を塞いでいた
    どうやらそのショベルカーは池の工事のためのものだった
    池には水がなかった
    この池から見えるトンガリ山の姿が美しいとのことで楽しみにしていたが残念   

トンガリ山をUP  ほんとに尖ってる


9:47 四斗谷公民館に車を停めて目の前のトンガリ山を写した


向こうに見えるのは白髪岳だと思う


9:53 四斗谷公民館を出発(公民館の北側は車10台程度は停められるスペースがあった)


左手に大きなカヤの木が見えたのでおもむろに足が動いた
しばし写真撮影

9:57 小さな社と石灯籠


9:58 杉の木とお堂
    ネットでは「妙見堂」とか「薬師堂」とか「薬師如来堂」とか言われてるが、果たして正式な名前は何だろう?
    草刈りをしてたおばさんに訊けば良かった・・・    


田んぼの畦はどこを見ても長く伸びた草がなく綺麗だった
おばさんに「こんにちは このあたりは綺麗にされてますねぇ」と声をかけた
「こんにちは そんなことないですよ」と明るく笑顔を浮かべながら返事をされた

石仏を見てると時の流れがじんわりと伝わってきた
ああー もう一度学生の頃に戻って国東半島を歩いてみたいーーー!!



お堂のとなりの鳥居は妙見宮のもののようだ
もう少し歩くと新しく麓にできた妙見宮が左側に見える 更に山を登ると妙見宮跡がある


10:06 参道が登山道となる  薄暗い ちょっと憂鬱


10:07 石碑  南妙法蓮華経と彫られていたような
     石碑を見てまた憂鬱になる  薄暗い参道のひとり歩きにはチト堪える


11:08 小さな祠


11:10 また・・・


11:13 最近作られたであろう人工的な物に出会うと幾分ホッとする


10:14 目の前に石段が見えた
     ここが妙見宮跡だろう  麓のお堂から15分程度


妙見宮を散策




トンガリ山はこの社↓の左側の急斜面から登って行くようである
これはネットから得られた情報だった
もしこれが分からなかったら、またここで迷走していたに違いない


石段の登り口に戻り近くの杉の木に幅広テープを巻いて案内図を作った

文字を落ち着いて書かない性格がモロに出てるぞ!  「トングリ山」に見えてしまってる


これで、ここで道に迷う人はいなくなることでしょう


10:28 妙見宮跡からの急斜面を上がって行った


10:32 登山道からちょっと左手に見晴らしの良さそうな場所があった
     向こうに見えるのは西寺山


登山口の四斗谷集落も見える


10:44


10:50 木々の隙間からトンガリ山が見えた


10:51 気持ちの良い尾根道


10:58 ところどころから西寺山が見えた
     となりの西光寺山の今田ルート、寺坂ルートとは全く違う
     こうやって多少なりとも景色が見えると安心感がある


11:01 尾根の幅が段々細くなってきた


11:02 もう山頂?


11:03 トンガリ山山頂に到着  公民館から1時間10分
     話に聞いていた通りせまい山頂だ
     しばらく景色を眺めた  ちょっと風が強く冷たい

     さて、ここで持ってきたノコギリで山頂の樹木の剪定
     ノコギリよりも折った方が手っ取り早くもあった





あれがもう二度と登らないと決めた西光寺山


白山と妙見山はどれだ?






白髪岳と松尾山


剪定のあと昼食
山頂に1時間と40分もいたようだ


12:43 さあー 西寺山方向へ下山     

12:53 あまり陽が差し込まないので憂鬱


13:08 多少明るいが殆ど眺望無し


13:15 十字路 山頂からほぼ30分
     真っ直ぐ行けば西寺山へ、右は黒石へ、左斜めは四斗谷へ
     西寺山はもともと登る気はなった
     眺望のない山頂らしいから、西寺山には登らない
     それに一人ではちょっと心細い
     ・・・で、車を停めてる四斗谷へ降りて行った


13:17 林道?


13:18 林道か川か分からないので別のガレ場を歩いた


13:21 かなりジメーっとしている


13:23 歩いてきたところを振り返る
     木々が美しい  でも心細い


13:24 目の前に杉木立  手入れが行き届いていて美しい


13:26 杉木立の中を振り返った


13:29 目の前に柵が見えた
     近づくにつれて、それがいつも見るものと違って檻だった
     その中を通って行くように思えて自分が捉えられるように感じた
     どこかにジェイソンがいる?


ああーびっくりしたー
向こうでは犬が泣きわめいていた
何?ここ?


狩猟犬か?
私を見て吠えまくった 口笛なんて何の役にも立たなかった
山を歩いていた時、犬の鳴き声が何度もしていた
イノシシ狩りではなくこの犬たちだったようだ


13:34 道の右側に立派なモミの木が立っていた
     昔、この辺りにお寺か神社があったのかも知れない

13:36 まだ犬の鳴き声が聞こえる
     たいそうご立腹だったのか?


13:41 里が見えた




13:44 登山口のお堂が左手に見えた


4時間近くもぶらぶらと山登りしていたことになる
それにしても、あの狩猟犬に会ったことが余計だった


車を更に北へ走らせ、トンガリ山を写真に収めた
山の写真をいくら撮っても、いざ山から見渡すとあれはなに山か分からない

・・・・前よりは少し言えるようになったかぁ・・・?






帰り道、久しぶりに西方寺のサザンカを見に行った
咲いている花も散っている花
もあったけど、つぼみがいっぱい

今年も11月23日はサザンカ祭りだとか・・・・

サザンカの木によじ登って遊んだ頃の昔話を聞かせてくれた、あのおじいさんは元気にしてるだろうか?


もうすぐ自宅
信号待ち ふと空を見ると虹が出ていた  通り雨?


四斗谷のカヤの木

2008-11-11 | 樹木-兵庫/丹波
篠山市今田町四斗谷からトンガリ山への道で出会ったカヤの木
何か謂れのありそうな雰囲気がするが、周りにはこれと言って歴史を感じさせるようなものはなかった

根元に置かれた 竹ぼうき
里の人に愛されている木だという事だけは容易に分かった











城山(黒井城跡)~千丈寺山へ

2008-11-01 | 山登り・ハイキング

今日は快晴・無風  絶好のハイキング日和

先週の西光寺山のことは全部忘れてポピュラーな黒井城跡のある城山へ
そして、よく参考にさせて頂いてる『
たぬきの山歩き』の『猪口山 登り初めは干支の山』をプリントして城山(猪口山)~西の丸跡~千丈寺山~大野坂~里周辺を歩いた
(初心者の私のような者にとっては、コースの情報があるとないとでは全く違うので本当に有難いことだといつも感謝しています)



さて、175号線を北上
いつもの「道の駅北はりま」で休憩&運転交代
まだ9:00前だった
地元のおばあさんが黒枝豆を持って道の駅が開くのを待っていた
ここで売る物のようだった
1束300円だというので買った
「おばさん それ安過ぎるわ」とアドバイス
「そう? でも300円!」と自分が付けた値段で十分なようだ
(ここの黒枝豆よりの先週の南僧尾の方が美味かった)


黒井城跡への山登りの前に紅葉の名所と言われている「三宝寺」へ寄り道
ナビは石戸観光農園経由の道を通れと案内した
こんなショートカットの道があったんだとそのまま走ったが途中車1台しか通れない道となった
出会わせた地の人に訊くと車での山越えは無理だという
またナビに騙された
そのまま175号線を走らせてくれればこんなことにならなかったのに

遠回りしてやっと
三宝寺へ到着
(丹波悠遊の森の入り口にあり高見城山の登山口にもなっているようだ)
多少色づき始めたモミジを鑑賞
紅葉の名所と言うには少し物足りないかな




さぁー 黒井の街へ
登山口の駐車場まで辿りついたが今日は黒井城まつりで車も人も多かった
ヘタをすれば車を動かせなくなるかもと思い氷上高校の臨時駐車場に車を移動して停めた



10:45 出発

10:53 春日の局(おふく)の生誕地でもある興禅寺を散策


興禅寺まえの春日局庵


11:09 登山口
この手前でひとりの男性と一緒になったが、その人は右側の登山道へ、私たちは正面の登山口から登って行った


11:18 しっかりと踏みしめられた登山道


11:28 上に「石踏の段」が見えた


11:30 盆地と山々と空が美しい
     登山口で一緒だった男性とここでまた一緒になった




11:32 「石踏の段」をあとにして山頂へ


11:37 多田方面の案内板


11:37 東曲輪跡 山城の雰囲気がたっぷり




11:40 三の丸跡


二の丸跡の石垣 この部分が一番立派のようだ


11:42 二の丸跡  向こうが本丸跡
     登山口から35分くらい  距離的にちょっと物足りない感じがした


二の丸跡からの360度眺望








昨年、金山へ登った時
明智光秀が丹波攻に際し黒井城と八上城との中間点の金山に城を構えたという話を知った
金山から黒井城の山を眺めたがどれがその山なのか分からなかった
そして、黒井城跡に立って金山方面に目をやったがどれが金山なのか分からなかった

11:50 いよいよ本丸へ










ここでお弁当TIME
風もなく暖かかった
私たちのあとから登ってこられた女性4人組もここでお弁当
JR黒井駅からだそうでとても楽しそうだった


12:33 本丸跡の北側に西曲輪跡があった
     ここから北方向へ降りて行くと登山道は一変する


12:41 西曲輪跡から西の丸への急坂を振り返った


12:49 急坂をそのまま進んでいくとロープがないと降りられないような崖となった
     例によって妻は「もうやめて引き返そうよ」と弱気になった
     どうもおかしい  ちょっと引き返すと降り口が見つかった
     それがこの道


12:54 西の丸跡 長居は無用のような雰囲気(先週の西光寺山の廃寺跡よりは陽が差し込んで明るいけど)     


12:55 西の丸跡近くの案内(どなたかのご厚意)


12:58 兵主峠までの登山道 結構倒木が多い


13:03 兵主峠手前の眺望ポイント


目の前に千丈寺山


13:05 鉄骨階段が現れた


13:08 兵主峠(氷上高校、戸坂、真っ直ぐ行けば千丈寺山)


13:13 木の間から下界が見えるし適度に陽が差し込んでいるので憂鬱な気持ちにはならない


13:31 千丈寺山 城山から約1時間

千丈寺山の頂上は平らになっていた
眺望はあまり良くない


14:01 大野坂への道 倒木が綺麗に分割されていた


14:09 大野坂への最後の激下り?(どこから降りたら良いのかかなり迷った)


14:15 大野の里に向かって降りて行った 林道とはとても呼べない荒れほうだいの道だった


14:21 アケボノソウを発見 見つけたのはこの一株だけだった


14:25 「たぬきさん」のルートに沿ってお不動さんへ
     途中とてもきれいな分岐道があったので多分この道だろうと歩いて行った


14:28 滝と不動明王の祠


14:34 目の前にフェンス いよいよ里だ


14:36 八幡神社前を通る
     鳥居横にツブラジイの老木があった


14:42 千丈寺への参道に咲いていた花


14:42 千丈寺 お寺のような雰囲気がしないが紛れもなく千丈寺 


お寺の裏側に県指定文化財である宝筺印塔がある




14:54 千丈寺をあとにして大野坂方面を見た


15:03 明光寺の山門から


15:13 賽の神


15:18 安穏寺と御歳神社


15:21 御歳神社の境内から


15:31 春日町稲塚から千丈寺山を見る


15:34 突然現れた「近畿自然歩道」


15:36 もうすぐ兵主神社 向こうは城山


15:37 兵主神社
     境内の叢林をしばし楽しんだ




駐車場までを氷上高校の構内を歩いた
生徒たちが「こんにちは」とあいさつしてくれた
わたしも「こんにちは」と

あれは氷上高校女子バレー部? さすが名門だけあって立派な体格だ


帰り道 車から千丈寺山(左)と城山(右)をカメラに収めた


約5時間の山登りと里山ハイキングでした
おかげさまで楽しいひとときでした

「たぬきさん」ありがとうございます


帰り道 175号線の渋滞は予想していたものの抜けるのに一番時間がかかった。。。。。