思うがままに

Step by Step

とんがり山へ

2008-11-11 | 山登り・ハイキング

週末は山に行けなかったから ひとりでぶらっと山に出かけた
西光寺山と白髪岳の中間点の『とんがり山』(篠山市今田町)へ
このあたりの山々は落葉樹が多いため紅葉が美しい
でももうあと1週間我慢した方が良かった

今日は特別備品として「ノコギリ」と「幅広テープ」と「油性マジック」をリュックに入れて出かけた
天気予報は快晴だったが曇り空で帰るころには陽も差して暖かくなった



9:40 ショベルカーを積んだトレーラーが道を塞いでいた
    どうやらそのショベルカーは池の工事のためのものだった
    池には水がなかった
    この池から見えるトンガリ山の姿が美しいとのことで楽しみにしていたが残念   

トンガリ山をUP  ほんとに尖ってる


9:47 四斗谷公民館に車を停めて目の前のトンガリ山を写した


向こうに見えるのは白髪岳だと思う


9:53 四斗谷公民館を出発(公民館の北側は車10台程度は停められるスペースがあった)


左手に大きなカヤの木が見えたのでおもむろに足が動いた
しばし写真撮影

9:57 小さな社と石灯籠


9:58 杉の木とお堂
    ネットでは「妙見堂」とか「薬師堂」とか「薬師如来堂」とか言われてるが、果たして正式な名前は何だろう?
    草刈りをしてたおばさんに訊けば良かった・・・    


田んぼの畦はどこを見ても長く伸びた草がなく綺麗だった
おばさんに「こんにちは このあたりは綺麗にされてますねぇ」と声をかけた
「こんにちは そんなことないですよ」と明るく笑顔を浮かべながら返事をされた

石仏を見てると時の流れがじんわりと伝わってきた
ああー もう一度学生の頃に戻って国東半島を歩いてみたいーーー!!



お堂のとなりの鳥居は妙見宮のもののようだ
もう少し歩くと新しく麓にできた妙見宮が左側に見える 更に山を登ると妙見宮跡がある


10:06 参道が登山道となる  薄暗い ちょっと憂鬱


10:07 石碑  南妙法蓮華経と彫られていたような
     石碑を見てまた憂鬱になる  薄暗い参道のひとり歩きにはチト堪える


11:08 小さな祠


11:10 また・・・


11:13 最近作られたであろう人工的な物に出会うと幾分ホッとする


10:14 目の前に石段が見えた
     ここが妙見宮跡だろう  麓のお堂から15分程度


妙見宮を散策




トンガリ山はこの社↓の左側の急斜面から登って行くようである
これはネットから得られた情報だった
もしこれが分からなかったら、またここで迷走していたに違いない


石段の登り口に戻り近くの杉の木に幅広テープを巻いて案内図を作った

文字を落ち着いて書かない性格がモロに出てるぞ!  「トングリ山」に見えてしまってる


これで、ここで道に迷う人はいなくなることでしょう


10:28 妙見宮跡からの急斜面を上がって行った


10:32 登山道からちょっと左手に見晴らしの良さそうな場所があった
     向こうに見えるのは西寺山


登山口の四斗谷集落も見える


10:44


10:50 木々の隙間からトンガリ山が見えた


10:51 気持ちの良い尾根道


10:58 ところどころから西寺山が見えた
     となりの西光寺山の今田ルート、寺坂ルートとは全く違う
     こうやって多少なりとも景色が見えると安心感がある


11:01 尾根の幅が段々細くなってきた


11:02 もう山頂?


11:03 トンガリ山山頂に到着  公民館から1時間10分
     話に聞いていた通りせまい山頂だ
     しばらく景色を眺めた  ちょっと風が強く冷たい

     さて、ここで持ってきたノコギリで山頂の樹木の剪定
     ノコギリよりも折った方が手っ取り早くもあった





あれがもう二度と登らないと決めた西光寺山


白山と妙見山はどれだ?






白髪岳と松尾山


剪定のあと昼食
山頂に1時間と40分もいたようだ


12:43 さあー 西寺山方向へ下山     

12:53 あまり陽が差し込まないので憂鬱


13:08 多少明るいが殆ど眺望無し


13:15 十字路 山頂からほぼ30分
     真っ直ぐ行けば西寺山へ、右は黒石へ、左斜めは四斗谷へ
     西寺山はもともと登る気はなった
     眺望のない山頂らしいから、西寺山には登らない
     それに一人ではちょっと心細い
     ・・・で、車を停めてる四斗谷へ降りて行った


13:17 林道?


13:18 林道か川か分からないので別のガレ場を歩いた


13:21 かなりジメーっとしている


13:23 歩いてきたところを振り返る
     木々が美しい  でも心細い


13:24 目の前に杉木立  手入れが行き届いていて美しい


13:26 杉木立の中を振り返った


13:29 目の前に柵が見えた
     近づくにつれて、それがいつも見るものと違って檻だった
     その中を通って行くように思えて自分が捉えられるように感じた
     どこかにジェイソンがいる?


ああーびっくりしたー
向こうでは犬が泣きわめいていた
何?ここ?


狩猟犬か?
私を見て吠えまくった 口笛なんて何の役にも立たなかった
山を歩いていた時、犬の鳴き声が何度もしていた
イノシシ狩りではなくこの犬たちだったようだ


13:34 道の右側に立派なモミの木が立っていた
     昔、この辺りにお寺か神社があったのかも知れない

13:36 まだ犬の鳴き声が聞こえる
     たいそうご立腹だったのか?


13:41 里が見えた




13:44 登山口のお堂が左手に見えた


4時間近くもぶらぶらと山登りしていたことになる
それにしても、あの狩猟犬に会ったことが余計だった


車を更に北へ走らせ、トンガリ山を写真に収めた
山の写真をいくら撮っても、いざ山から見渡すとあれはなに山か分からない

・・・・前よりは少し言えるようになったかぁ・・・?






帰り道、久しぶりに西方寺のサザンカを見に行った
咲いている花も散っている花
もあったけど、つぼみがいっぱい

今年も11月23日はサザンカ祭りだとか・・・・

サザンカの木によじ登って遊んだ頃の昔話を聞かせてくれた、あのおじいさんは元気にしてるだろうか?


もうすぐ自宅
信号待ち ふと空を見ると虹が出ていた  通り雨?


四斗谷のカヤの木

2008-11-11 | 樹木-兵庫/丹波
篠山市今田町四斗谷からトンガリ山への道で出会ったカヤの木
何か謂れのありそうな雰囲気がするが、周りにはこれと言って歴史を感じさせるようなものはなかった

根元に置かれた 竹ぼうき
里の人に愛されている木だという事だけは容易に分かった