思うがままに

Step by Step

昨日のフタコマ

2006-06-28 | ひとりごと
使わなくなったFAXを売りに行くことにした
ロール紙2本を付け、付属品も全て揃っている
ひょっとしたら2,000円にはなるだろうか?なんて多少ウキウキ状態

我が家を出てしばらくして信号に引っかかった
前には古いシビック(?)が爆音を響かせながら停まっていた
あれっ?ナンバープレートがない? いや、あるんだけど上を向いてる!
こんな車は要注意!
ルームミラーに写っている顔を見るとどうやら20そこそこか、もしかしたら十代かも知れない
見ていてこちらが癒される顔ではないことは確かだった
信号が青になって、前の車は急発進
マフラーから容赦なく爆音が唸る
見る見るうちに遥か前方へ
どうやら、私と同じ方向へ行きそうだ
右折レーンへウィンカーも出さずに進路変更したのが見えた
信号は赤
そして、また私の車は彼の後ろになった
爆音がうるさい!
まだウィンカーを出そうともしない
右折レーンではウィンカーは不要だという考えか?
信号が青に変った
彼は右折寸前でウィンカーを出した
20mほど進んだところで急に減速して左ウィンカーを出したので私も減速した
その後、彼は左へ曲がらず右へハンドルを切った
「おいおい!何すんねん!」と、きっと対向車は慌てふためいたかも知れない
彼の行き先に目をやると数人の若者が立っていた
私も昔はあんな調子だったのだろうか?なんて思い出してみた
真面目は真面目だったけど、あまり強く説教できる立場じゃなかったかも…

お店に着いた
FAXをカバンから取り出して店員の査定を待った
「もう10年も前のものですから500円ですね」という返答
唖然として言葉が出なかった
荒ゴミに出すよりはいいし、ガソリン代が多少浮いたと思えば…
期待外れのワンコイン(500円玉)を受け取って店を出た

帰りは途中から別の道を走った
目の前を教習車がトロトロと走っていた
「懐かしいなぁー」
運転車は案外年配の人のように見えた
制限速度を越えず、いや、制限速度の-10~-5で走っている
教官から「もう少しメリハリのある運転をしなさい」なんて言われてるかも知れない(事実、私も何度も言われたものだ)
路駐の車を避けるのにもウィンカーを点け、戻るのもウィンカーを点けて基本バッチリだ
でも、センターラインを僅かばかりハミ出たくらいだからそこまでしなくても良いのでは?
前の信号が赤になった
教習車は左ウィンカーを出しながら左側いっぱいまで車を寄せていた
「そこまで詰めたら、曲がる時に路肩に当るよ!」なんて呟いてしまった
上手く曲がれたのかを確かめることなく私はトロトロの教習車を追い越してしまった

あのシビックと教習車との極端なギャップはどうして生まれるのだろうか?
公共の道路ではルール/基本に忠実って言うのが最優先されるべきだろうが、制限速度だけは守れない私である
だから、あまり大きな口は叩けない