上郡町の智頭急行苔縄駅の近くに法雲寺がある
場所は この辺り
法雲寺のビャクシン(イブキ、幹周9.8m、樹高34m、推定樹齢600~800年)はビャクシンとしては県最大の巨木で県指定天然記念物である
また、ビャクシンの中で幹周としては日本一とも言われているらしい
法雲寺の近くまで車で行こうとしたが、あまりにも道幅が狭く敢え無くバックして近くの駐車場に停めた
(そんなに遠くないのに何故もっと歩こうとしないのか? 健康のためにももっと歩こうよ!)
こちらはイチョウの木
主幹がなくなっているようだ
棚田を見ようとすると細い道を登って行かなければならないという先入観がすぐに働いてしまうが、ここはまあ程々に問題ないと思う
(結局見れずに悪戦苦闘した村岡町和佐父(西ヶ岡の棚田)への道の比ではない)
ここの棚田は一言で雄大だ!
まだ冬眠しているかのように棚田一面が静まりかえっていた
大木谷の入り口辺りに道満塚がある
(陰陽道の大家「芦屋道満」を祭った塚で、晴明塚も近くにあるようだ)
道満塚まで車で登って行くことができ、塚の頂上でUターンも可能
但し、道は細く3ナンバークラスの車はちょっと厳しいかも知れない
道満塚の高台から棚田を見渡す
国道179号線から分岐してJR佐用駅に向かう道に入ると左手にイチョウが見えた
場所は この辺り
佐用保険所前にイチョウの案内板があった
勝手ながらその保険所の駐車場に車を停めさせてもらった
(平日だから入れたのかも知れない)
根回り10m、樹高25m、推定樹齢1000年ということで、イチョウの木として県第2位の巨木である
(県1位は青垣町の常瀧寺の辺りにあるらしいが未だ見ていない)
若葉の頃、そして黄色く染まった頃の大イチョウも是非見てみたいものだ!
佐用保険所の前に常徳寺があった
門前に石造の仁王が立っていた
学生の頃、大分県国東半島を訪れ様々の石造仁王を見たことがあった
もっともらしいものから、ウルトラマンのようなもの、骸骨のようなもの、ただ笑ってしまいそうなものと何とも形容しがたい様々な仁王様が点在する処だった
そんなこともあって、自然とシャッターを押してしまった
ただ、国東半島で見た仁王様よりちょっと面白味に欠ける感じだ
国道179号線を新宮町から三日月町に入った辺りにムクノキの古木(弓の木)がある
…と言っても、場所が分からず先ず目に飛び込んできたのが国道沿い右側に見えた本陣織田家のイチョウの大木だった(本陣織田家というのを帰宅してからネットで知った)
ちょっと駐車して、先ず本陣織田家を周りから見ることにした
すると、近くで立ち話をしていたおじさんとおばさんを見つけ「弓の木はどこにあるんでしょうか?」と訊ねた
田舎の人はとても親切だ 分かり易く丁寧に説明して下さった
でも、話しぶりからすると車で行くのは大変な処のようだ…
先ず、細い橋を渡り、姫新線の脱輪しそうな踏切を渡り、車1台がやっとの農道を500mほど走る
こんな道は結構辛いなあ~
ムクノキの巨木… あれ?どこ?
おじさんは直ぐに分かると言ってたけど…
山裾にそれらしき物を発見!遠くから見ると巨木には見えないのだ!
ちょっと広くなった空き地に駐車する(この場所もおじさんが説明してくれた)
弓の木の場所は この辺り になるようだ
右側が弓の木
弓の木の遠景
弓の木の近くまで行こうとすると、フェンスがあった
イノシシが畑に入らないようにしているらしい
簡単な金具で固定してあったが外すのは簡単だった
TIIDAがポツリ、その向こうが姫新線の線路、そして国道179号線(出雲街道)だ
根周り8.1m、樹高15m、推定樹齢600年
久し振りに老獪な巨木にめぐり逢えた感じだ
落葉した古木、これからもずっと元気な姿を見せて欲しいものだなぁ…
弓の木を訪ねるため国道179号線を走っていた時にたまたま見てしまったイチョウの木
そこが本陣織田家であることを帰宅後ネットで知った
場所は この辺り
かつて、この辺りは宿場町として栄え、本陣織田家は大名クラスが宿泊していたのであろう
それにしても豪壮な屋敷である
屋敷内にも入ってみたかったのだが、どうやら一般j公開はされていないようだ
ここが玄関
右側のイチョウの木が車から見えたのだ!
しだれ桜
この辺りの人々は桜が開花した頃、屋敷内でお花見をされるらしい
国道179号線から見た本陣織田家のイチョウの木
新宮町から三日月町に入った場合、このイチョウの木が間近に見えてしまった時点で弓の木への左折を既に通り過ぎていることになる
この木がなかったら、もっと遠くまで車を走らせていたのかも知れない
そう思うとこのイチョウの木は弓の木への良き案内板的存在だった訳だ
本陣織田家の近くの風景
この街道をもっと歩けば更に昔情緒漂う場所があったのかも知れない
昔はてくてく歩いて旅したものだが、車は便利なようで旅の本来の楽しみを奪ってしまうようだ