【相対性ゴルフ論】目指せ@月一ゴルフでシングル(級)

毎週行けば誰だってシングル。月一だから苦労する。心構えと頭の使いようで今日から貴方が別人になる【相対性ゴルフ論】。

6インチリプレース

2005年10月18日 | 実戦ラウンド
6インチリプレースは日本独特のローカルルールです。
「ボールがフェアウェーにある場合、フェアウェーの保護のため、6インチ動かしてもいい」

20年以上キャリアがあるゴルファーは、この6インチルールでプレーした人がほとんどでした。だから、現在も古くから続くプライベートコンペなどは「6インチ」をその会の正式なルールとしているところもあります。

20年以上前は、ゴルフ場はまだ限られていました。数もやる機会も。
ほとんどがビジターとして、メンバーコースでゴルフをやらせていただいた時代です。

ビジターは下手だから、「6インチ」を使いさっさとホールアウトしなさい、とうのがゴルフ場の方針(?)だったのです。

「6インチ」に頼る人は上手くなりません。
ゴルフは、「1つのボールを決められた道具を使い決められたホールに沈める」ことから成り立ちます。そしてそれには2つの鉄則があります。1つ目が「ボールはあるがままに打つ」。2つ目が「自分に有利な解釈(処理)はしない」。

この2つです。1つのボールを、あるがままに打ちホールアウトする、非常にシンプルなのです。

「6インチ」は2つのシンプルな鉄則を破るものです。破廉恥な行為です。

さて、何故「6インチ」プレーがプレー進行を早くしないのか。
それは、それをやり始めると、「ボールを拾う」「有利な場所を探す」「ボールを置く」という新たな3つの行為が加わるからです。ショットの度に、全員が3つ行為をやったら・・・・時間がかかりますよね。

どうせ、ミスするなら「早くしろ」です。

今度、練習場にいったら、9~7Iを使って、「ティーアップ」(6インチをつかったと仮定して)とマットに「ジカ置き」のショットを比べてみましょう。
(★これは後で追加、「6インチ」を使うとほとんどの人が「ティーアップ」したように芝の先にボールを置きます。そのほうが打ちやすいと思っているからです。本当かどうか、確かめましょう)

「ティーアップ」はボールが上がりやすいですね。上がるやすいということは無駄な回転数が多いということで、決して「ナイスショット」ではありません。

「ジカ置き」は失敗する確率は高いかもしれませんが、当ったときは番手通り飛びますよね。

アベレージゴルファーの特徴は、パー3の時のアイアンショットの「ティーアップ」が高すぎることです。アイアンはしっかり打ち込まないとナイスショットにつながりません。「打ち込む」イメージを強くするためにも、「ジカ置き」ショットを練習しましょう。
(★これも後で追加、「コメント3」の方のように勘違いするといけませんので、補足します。ショートホールでの「ジカ置き」ショットをすすめているのではありません。「ティーアップ」が高すぎるテーショットを矯正するために、練習場で「ジカ置き」ショットと「ティーアップ」ショットを平行して練習しましょう、と提唱しています)

ゴルフはイージーな条件の方が「ミス」が多くなります。
次からは「あるがままに打つ」と決めて1個のボールに向かってください。
その決心がよい結果につながります。

○------------これを読まずにゴルフは語れない---------------○

       【読むゴルフ】(毎週火・金発行)
        10月18日号 #73
       「日本がゴルフを最悪にした」
        
○------------これを読まずにシングルの道なし---------------○






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3 コメント

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50代以上の方が多いですよね (新金岡)
2005-10-18 08:06:49
僕も19年ビジターやっています。でも昔からメンバーさんでも

おじさんは、毎回ボールを置き直してから打っていました。

そう、ごく自然に。僕は気付かずに慣れましたので

分からなかったのですが、ある時中部銀次郎さんの本を

拝読して気が付きました。あ~そう言うことなんだって。

今の若い者はって言いますけど、46歳の僕から見ても

コース内で煙草吸ったり、ボールを常に動かすか立って

50歳代以上の方に多いんですよ。

若い方が可愛そう。だからいつまでもスポーツにならない

のでしょうね。(万年アベレージより)
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今日はお世話になりました。 (みのみの)
2005-10-18 17:39:49
eguma1955さん:

今日はお世話になりました。

楽しくゴルフさせていただきました。

またよろしくお願いいたします。

「読むゴルフ」早速登録させていただきました。



自分のとこからリンク貼らせていただいてもよいでしょうか。
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ティーアップは、やるべし! (63歳シングルです、但し、仲間内シングル)
2005-10-19 09:03:00
●ボールをティアップするのが、さも違反であるような記述をしていますが、アナタの考えは間違っています。ましてや、ティーアップを6インチルールと同じ意味合いだというのみ、ゴルフをまったく知りませんね。ティーアップが許されているところでは、おおいにその恩恵に浴するべきですね。

 また、6インチリプレースが、さもよくないようなことを言っていますが、ルールに取り入れられた時は、おおいにその恩恵に浴するべきです。

中部銀次郎さんの言っていることもよ~くわかりますが、「そのコンペが後世にインチルールを取り入れている時はその恩恵に浴するべきでしょうね」。



 何故といえば、6インチを使うと、間違いなく、5ストロークはよくなるはずですから。





●直にゴールを地面に置くよりも、ティーアップしてボールを打つほうが、「やさしいし、ナイスショットの確率も高くなります」。ショートホールでは、絶対にナイスオンをするんだという自己暗示による緊張して打つことが多いのではありませんか。

その時に、無理して、難しい直おきにこだわる必要はありません。



 公式競技でプレーしている時は、その時のルールに従えば言いだけの話。杓子定規なことをいいっては、嫌われますね。
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