平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

今更ながら液晶モニター

2009-03-12 03:21:11 | Weblog
 更新が遅れていますが、パソコンの修理で時間を取られています。とは言っても故障しているわけではなく、メインのパソコンに温度表示がないのでBIOS改造を謀んでいるのです。BIOS(ベーシック・インプット・アウトプット・システム)とは、マザーボードに搭載されているCPUなどのハードを管理するシステムで、小さなフラッシュメモリー(ROM)に書き込まれています。今回、使用しているマシンと同じマザーで、別メーカーから出ているものに温度管理の項目が見つかったので、それを移植しようと悪戦苦闘中です。

 この作業には幾つかの方法があるのですが、ROMの予備がないと失敗した時にマシンが動かなくなります。それで秋葉原に探しに行ったのですが、数が出ないという理由でどこにも置いていない。彷徨って歩いているうちに、中古ショップの前にジャンク扱いのモニターがありました。05~07年頃に売られていた、シャープのLL-153A-Wという15インチの液晶です。値段は3180円と格安で、画質調整ボタンが固くて調整不具合と書いてありました。

 このクラスの相場は、使い古しの汚れたもので3980円、程度の良いもので7000円程度ですが、飾ってあったものはとてもれいでした。買おうかなと迷った挙げ句に、再度の彷徨を選択し、新品USBフロッピードライブを500円で買いながらの秋葉原一周となりました。最後の望みで秋月電子を探したのですが、デスクワーク用のメガネで遠くが見えなかったこともあり、結局は探せずに先の中古ショップまで戻ってしまいました。こうなると、無駄骨がイヤだったこともありますが、神様の買いなさいという空耳を信用し購入に踏み切りました。

 さて、電車で抱えて帰ったモニターですが、パソコンに繋いでも映りません。これは本当のジャンク品だったかと心配しましたが、調べてみると本体側の電源コードが少しだけ緩くはめ込まれています。これをきっちり差し込んで再度の電源オン。見事に映りましたが画像が暈(ぼ)けています。画質調整の不具合という記載を思い出しましたが、いじってみるとちゃんと調節できます。どこも悪い所がないばかりか、使用時間を調べてみると、たったの2472時間。丸1日付けっ放しで103日分です。三ヶ月の使用相当なので新古品ですね。物凄いお買い得でした。

 今までのモニターは14インチのCRTで、波の形に歪みが出ています。これを修理する時のサブに回すことが出来るので作業が楽になります。ちなみに、サブとして組み立てている静音マシンも、Athlon-M-1700+を改造して、マザーのコア電圧1.57Vを1.15Vに下げたら、CPUスピードが1.46GHzから800MHzに落ちてしまいました。モバイルCPUをデスクトップで使うと、倍率が133×6=800MHzになるのです。実は、こちらの方もBIOSの書き換えで133×7.5=1GHzまで倍率を上げようと悪戦苦闘中です。

 静音マシンの予備ROMは古いマザーのものが使えたのですが、メインのものはオークションの到着待ちです。というわけで、一番苦手なパソコンのスキルアップに挑戦中で、あと一週間は作業が終わらないような気がします。それにしても、秋葉原で買えない物が増えていますね。これでは日本は衰退します。数が出ないのなら、同業者で協力し合って共同購入するとか、そういう知恵がないんだよね。ケースを売っているのに、ケースにプリントする転写シールやステンシルを置いていないとか、アホですね。今の世は抱き合わせ販売が当たり前なのに、意識の低さにアキバの衰退も当然と思えてきます。あの事件以来の警官増員なんか無駄なのに、地域のリーダーは無能です。

 ということで、今更ながらの液晶モニターの導入ですが、韓国製ではなく台湾製なのに一安心です。シャープは今大変ですが、韓国のサムスンさえ潰せば液晶の本家として生き残ることが出来ます。大型テレビやモニターの買い換えを考えている方は、是非ともシャープを支えて欲しいと思います。ビクターやパイオニアも気になる所ですが…。

   エフライム工房 平御幸
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