平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

皐月賞予想

2011-04-22 16:23:42 | Weblog
 牡馬クラシック一冠目の第71回皐月賞が日曜日に行われますが、今年は大震災の影響で中山競馬場が使えなくなったことから、一週間遅れの開催。しかも、1988年以来の東京競馬場開催です。実は、前回の東京開催はフラグだったのです。

 1988年といえば、古代史でも書いているオグリキャップが衝撃的なデビューをした年です。この芦毛の名馬は、地方の笠松出身でクラシック登録がなく、同世代の実力ナンバーワンでありながら、皐月賞やダービーといったクラシックレースに出場することが出来ませんでした。

 そのような1988年の皐月賞を勝ったのは、ダートで圧倒的な二連勝の後に毎日杯でオグリキャップの4着に負けたヤエノムテキでした。実に9番人気です。ヤエノムテキは漢字で書くと八重無敵で八が重なります。要するに、8が重なる1988年に最もふさわしい馬だったのです。そして、続くダービーはサクラチヨノオーが勝って、千代八千代の皇室を連想させます。1988年のラストを飾る有馬記念は、オグリキャップとタマモクロスという芦毛馬で決まったのです。

 この皇室を連想させた競馬は、翌年一月七日の昭和天皇の崩御でフラグだったことが明らかになります。平成元年となった1987年の皐月賞は、その名もドクタースパートが勝ち、ダービーはウイナーズサークル(史上初の芦毛馬)が勝ちました。当時は、サークルが日本の「円」であると話題になりました。さらに、菊花賞は何とバンブービギンです。元年にビギンでは、誰しもが偶然とは思わないでしょう。

 さて、今年の桜花賞は圧倒的一番人気が予想された芦毛のレーヴダムールが骨折で回避。勝ったのはディープインパクト産のマルセリーナですが、皐月賞もディープの子供が勝つかどうか?1枠2番ダノンバラード、7枠13番リベルタス、8枠16番トーセンラーの三頭の子供のうち、2011年というヨセフの年にピッタリなのはリベルタス(自由)。13年の獄から自由になったヨセフにピッタリです。

 次に、エジプトの太陽神ラーを持つトーセンラー。両サイドが、日本で初めてのクラシック出走となるモハメド殿下のデボネアと、「祈り」を意味するであろうプレイ。蛇足ですが、5枠9番のカフナがハワイの言葉で「霊能者」を指し、カフナの名門にアカという名前が見つかります。アカは沖縄では阿嘉さんですが、阿嘉一族はハワイ経由で日本に来た南方イスラエルなのでしょう。

 土曜日の天候が雨予報で、日曜日は稍重か湿った良馬場だとしたら、パンパンの良馬場ではスピードが少し足りないステイゴールドの子供も台頭してきます。ヨセフは土徳でシンボルは「金」。三頭のステイゴールド産駒では、6枠12番のオルフェーヴルの意味が「金職人」で主役にはいまいち。

 前哨戦の弥生賞を勝ったサダムパテックは、スイスの高級時計パテックから命名。フジキセキ産駒なので、距離の伸びるダービーよりは今回ですが、それでも距離が微妙に長いのでは。71回目皐月賞で、冬至の南中高度×2=71度となるのは北緯31度のウル。サダムはアラブ系の名前に多いので、その点ではモハメド殿下のデボネアと共にフラグです。

 いずれにしても、主役不在で混戦皐月賞。別路線組とダービーで雌雄を決するための前哨戦的なレースです。何が勝っても、あとでフラグだったと分かるレースかもしれません。

      エフライム工房 平御幸
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