平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

菊花賞

2013-10-17 20:04:00 | Weblog
 日曜日は三冠最後の菊花賞ですが、ダービー2着のエピファネイアにはデータ的に不利な、皐月賞馬とダービー馬不在の菊花賞となります→こちら

 菊花賞は、昔から人気馬が惨敗したり、ようやく出走権を獲得したラッキーな馬が勝ったりする、最も難解なレースの一つです。逆に言えば、穴党には面白いレースということになり、伏兵馬を探す楽しみに満ちています。

 しかし、菊花のご威光か、伏兵馬でも何らかの「しるし」を持っている馬が栄光を勝ち取っているように感じます。例えば、オウケンブルースリという変な名前でも「王権」だし、ビッグウィークは「大」で、スリーロールスは「ロールスロイス」で大正天皇の御料車。

 平成元年にはバンブービギンが勝って、始まりの年にふさわしい結果。翌年にはメジロマックイーンが勝ちましたが、メジロ牧場は天皇賞と菊花賞に特化した配合でした。2001年には9.11事件にシンクロしたマンハッタンカフェが優勝。

 このように名前から伏兵馬を探すのも一興だし、血統から長距離で開花する馬を予想するのも穴党ならでは。また、当日の天候も大事で、これにレース展開を加味して予想すると、今年はドイツ語で「絆」を意味するバンデが面白そうです。

 週末の京都の天気は土日とも雨模様で、雨の長距離レースで逃げて楽勝してきたのがバンデ。父は英ダービー馬オーソライズドで、その父は不良の凱旋門賞でエルコンドルパサーを下した名馬モンジュー。スタミナは豊富で重も得意。ただ、逃げ馬のネコタイショウが抽選突破での出走。逃げたいバンデには邪魔な馬ですね。

 エピファネイアの父シンボリクリスエスは、前年から外国産馬に開放された菊花賞に出ないで天皇賞に勝ったように、本質的には中距離向き。セントライト記念を勝ったユールシンギングと似た配合で、セントライト記念馬の優勝も遠のいているのも嫌なデータ。

 血統的に長距離向きは、母父リアルシャダイのヤマイチパートナーと、母が菊花賞・天皇賞春勝ちマンハッタンカフェの全妹のダービーフィズ。それにマジェスティハーツまで。エピファネイアは勝ってくれないと盛り上がらないのですが、ユールシンギングと共に長距離では信頼は置けないので、前記穴馬と同程度の横並びとします。個人的にはバンデの逃げ切り勝ちが観たい。

    エフライム工房 平御幸
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 最強スマホ Xperia Z1 | トップ | 菊花賞の結末 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (真央らぶ)
2013-10-17 22:22:54
先生、こんばんは!
いよいよ菊花賞ですが、私はエピファネイアを応援していきたいです(`・ω・´)
ダービーでエピファネイアを見てから、もっと好きになりました。ここらでG1を獲って欲しいです。
次に応援するなら、真央ちゃんのラストシーズンにかけて、外枠ですがラストインパクトです。。。
返信する
真央らぶさんへ (平御幸)
2013-10-18 00:08:58
真央らぶさん今晩は。

ユールシンギングは北欧のクリスマスで、家々や果樹園を訪ねてキャロルを歌うこととされていますね。古代史的には一番かな。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%AB

ラストインパクトは重馬場適正不明ですが、ナリタブライアンの母パシフィカスの孫なので一発があっても不思議ではありませんね。少しジリ脚なので長距離は意外に合っているかも。
返信する
Unknown (うずしお)
2013-10-18 08:20:23
先生おはようございます。
ネコタイショウで、昨年の日経賞のネコパンチの逃げを思い出しました・・・バンデの逃げもすごいですね。注目してた馬がエピファネイアだったので、伏兵馬もいて楽しみです。
返信する
うずしおさんへ (平御幸)
2013-10-18 16:49:27
うずしおさんこんにちは。

ネコの逃げ馬が多いのには笑いますね。そう言えば、ネコも抑えが利かない性格。

バンデのようなコテコテの欧州血統馬が勝つと、画一化された日本の競馬も面白くなるのですが。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事