平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

DENON PRA-2000 3台目修理~その4 リレー交換

2021-12-10 19:34:23 | アンプ製作と修理
DENON PRA-2000の修理で一番困るのがリレー交換。日立のリードリレーHA-212Sの代替になるものが少なく、それすらも生産中止で手に入りません。代替にはオムロンのLAB2N DC12が使われましたが、それも無くなって、サンユーのUPM-27312YNが代替候補 (>_<")


左 HA-212S
右 UPM-27312YN



上 UPM-27312YN
下 HA-212S


サンユー UPM-27312YNは14個をストックしているのですが、いざ交換という場面でピンの位置がHA-212Sと異なるのを発見。穴開き基板の1列(2.54mm)だけ長いので、ピンを内側に曲げて取り付けなくてはならない。これだとハンダ面に0.5mm程度しかピンが出てこないのです (_ _;)

1個につきピンは6本。7個だから42本のピンを曲げる。古いリレーを外したら綿棒とアルコールで基板を清掃。ところが、サンユーのは長い分、R132という470kΩの抵抗が邪魔になる。足の長い抵抗に付け替えて前処理終わり |Д´)ノ 》 ジャ、マタ


ここのリレーはオキシャルとチューナーと出力を切り替える



上の画像のように抵抗を交換して新しいリレーを取り付けることが出来たけど、7個全部を取り付けたのが下の画像。


4個の大きなラムダコンデンサーは容量チェックして大丈夫だった (^o^;)
下の4個のリレーはフォノ切り替え用



ミューズ、シルミック、ファインゴールドと、電解コンデンサーはオーディオ用高級品に交換
実は、安い汎用品は小さいので基板の取り付け穴に合わない欠点がある


最後に外していた基板裏の配線を元に戻して終了。やはり基板裏も汚いので、フラックスクリーナーでフラックス(松ヤニ)の残滓を洗い流さないと (~o~)


裏の配線は付けたままだとハンダ吸引やハンダ付けの邪魔になる
修理前に写真を撮っておかないと後で分からなくなる
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (スイカ)
2021-12-11 18:53:01
先生、こんばんは。

修理をありがとうございますm(_ _)m
ピンの工夫もお疲れ様です(TT)
生産中止で代替品など、地道な作業になりますね…

皇后杯ですが、PFUが順調に勝ち進んでいて、おめでとうございます!

公式サイト
ttps://www.jva.or.jp/index.php/domestic/2021/6alljapan/final_round

動画はこちらで配信しています。
ttps://www.videoflow.io/channel/vfc-_4mg2q0ae

明日が上尾とで、勝ったらJTで強敵ですが、いいところまでいきそうですね!
返信する
スイカさんへ (平御幸)
2021-12-11 19:22:08
スイカさん( ノ゚Д゚)こんばんわ

リンクありがとうございます m(_ _)m

チケット取れなかったから自宅観戦。1セット目にダメそうだったので、アンプ修理に没頭。その甲斐あって気が付いたらPFUがデンソーに勝ってました \(^o^)/
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