世間にはアイスパワーというものがあり、フィギュアスケートかと思ったら、スペルがICEpowerという歴(れっき)としたブランドです。しかしその正体は、デンマークのバング&オルフセン(Bang & Olufsen )社の子会社ICEpower社のデジタルアンプです。通常のアナログアンプのように熱くならないのでアイスなんですね。なるほど。
デジタルアンプは極めて効率が良く、アナログアンプに付き物のヒートシンクや巨大トランスやコンデンサーを必要としません。音の特徴は、見通しがよくスッキリして、雑音もなくパワーもあります。良いこと尽くめのようですが、繊細さやニュアンスといった、微妙な表現力ではどうでしょうかね。僕はデジタルアンプの高級品は聴いたことがないので、評価は保留ですね。
ICEpowerというのは、ICEpower社の販売するデジタルアンプのユニットなのですが、心臓部のデバイスは日本のサンヨーが供給しています。回路設計とアセンブルがICEpower社なのです。親会社のバング&オルフセンは昔から高級オーディオで知られ、アナログプレーヤーの頃は、日本でもデザインに惚れ込んで使っている人がいました。
海外製品はブランドが命で、中身を見るとガッカリします。日本だと三万円のローコスト製品が、海外からの輸入品だと15万円の高級オーディオに化けてしまうのです。この内外格差がもっとも甚だしかったのは、パイオニア製のPioneer DV-600という、13000円のローコストDVDプレーヤーです。これが、スイスの高級ブランドであるゴルドムントの手にかかれば、140万円のGOLDMUND Eidos 20に化けるのです。実に、100倍以上の値段の製品です。これを、オーディオの雑誌はべた褒めして推薦していたらしいですね→掲示板。
日本人の海外コンプレックスを逆手に取ったゴルドムントの商魂は逞しいですが、有り難がって買う方は馬鹿みたいですね。こういう馬鹿なオーディオマニアがいたからこそ、コツコツと良い製品を作っていたパイオニアが倒産寸前に追い込まれたのです。最初からパイオニアの高級品を買ってあげていれば、パイオニアがオーディオを縮小することもなかったのです。
バング&オルフセンはアイスパワーを高級品に限定したいようですが、むしろローコスト製品向きの内容ではないかと思います。又しても、世界中で騙されるオーディオマニアが増えるのでしょうか。死にかけのサンヨーにしてみれば、デバイス供給は渡りに船ですけど。
オーディオの神様と呼ばれた故長岡鉄男氏は、効率の悪いAクラスアンプを天才にたとえました。コストと電力を無駄(エネルギーの大半は熱)使いし、自らの出す熱のために、命(製品寿命)を縮めてエレガントな音を出すアンプ。アイスパワーはクールな秀才かもしれませんが、効率の悪い天才にかなわない部分があるのです。
ロシアは伝統的に、非効率の天才が育つ土壌を有しています。世にも希な5拍子のワルツ(『悲愴』第二楽章)の優雅さ。非効率のストーブにあたっていると、チャイコフスキーの交響曲を大音量で聴きたくなりますね。これからは意外に非効率の時代かもしれません。
エフライム工房 平御幸
デジタルアンプは極めて効率が良く、アナログアンプに付き物のヒートシンクや巨大トランスやコンデンサーを必要としません。音の特徴は、見通しがよくスッキリして、雑音もなくパワーもあります。良いこと尽くめのようですが、繊細さやニュアンスといった、微妙な表現力ではどうでしょうかね。僕はデジタルアンプの高級品は聴いたことがないので、評価は保留ですね。
ICEpowerというのは、ICEpower社の販売するデジタルアンプのユニットなのですが、心臓部のデバイスは日本のサンヨーが供給しています。回路設計とアセンブルがICEpower社なのです。親会社のバング&オルフセンは昔から高級オーディオで知られ、アナログプレーヤーの頃は、日本でもデザインに惚れ込んで使っている人がいました。
海外製品はブランドが命で、中身を見るとガッカリします。日本だと三万円のローコスト製品が、海外からの輸入品だと15万円の高級オーディオに化けてしまうのです。この内外格差がもっとも甚だしかったのは、パイオニア製のPioneer DV-600という、13000円のローコストDVDプレーヤーです。これが、スイスの高級ブランドであるゴルドムントの手にかかれば、140万円のGOLDMUND Eidos 20に化けるのです。実に、100倍以上の値段の製品です。これを、オーディオの雑誌はべた褒めして推薦していたらしいですね→掲示板。
日本人の海外コンプレックスを逆手に取ったゴルドムントの商魂は逞しいですが、有り難がって買う方は馬鹿みたいですね。こういう馬鹿なオーディオマニアがいたからこそ、コツコツと良い製品を作っていたパイオニアが倒産寸前に追い込まれたのです。最初からパイオニアの高級品を買ってあげていれば、パイオニアがオーディオを縮小することもなかったのです。
バング&オルフセンはアイスパワーを高級品に限定したいようですが、むしろローコスト製品向きの内容ではないかと思います。又しても、世界中で騙されるオーディオマニアが増えるのでしょうか。死にかけのサンヨーにしてみれば、デバイス供給は渡りに船ですけど。
オーディオの神様と呼ばれた故長岡鉄男氏は、効率の悪いAクラスアンプを天才にたとえました。コストと電力を無駄(エネルギーの大半は熱)使いし、自らの出す熱のために、命(製品寿命)を縮めてエレガントな音を出すアンプ。アイスパワーはクールな秀才かもしれませんが、効率の悪い天才にかなわない部分があるのです。
ロシアは伝統的に、非効率の天才が育つ土壌を有しています。世にも希な5拍子のワルツ(『悲愴』第二楽章)の優雅さ。非効率のストーブにあたっていると、チャイコフスキーの交響曲を大音量で聴きたくなりますね。これからは意外に非効率の時代かもしれません。
エフライム工房 平御幸
今日は先生のお誕生日。心からおめでとうございます。
これからも、その比類なき高次視点(視座)からこの世の真実を解き明かしてください。そして、多くの日本人がこれを通し、世界の長としての(聖)使命に目覚めてゆくことをこい願います。
神国日本は、買収金メダル・五輪という神をも恐れぬかの国とは全く格が違いますから。
カナダも終わりですね。天皇皇后両陛下がご訪問されたのに!
(お忙しいでしょうから返信は不要です。)
本日2月10日は東京大空襲から65年目ですが、
相変わらず日本人の中では「戦争が悪い」と捉える
向きが多いですが、このような非人道的で悪魔的な行為を行った張本人とは誰なのでしょう。
日本人とはどこまでお目出度いのでしょうか。
スイスのGOLDMUNDとはどう見てもユダヤ系ですね。
総帥のMichel Reverchonさんもユダヤ人でしょう。
日本人は本当にいいカモですね。
遅くなりましたが、ありがとうございます。せっかくの誕生日を台無しにされた、四年前のジュニア選手権の日を思い出します。
カナダは特亜に浸食されて、これから先はボロボロになるだけでしょうね。韓国と手を組んだら滅びるという法則が待っています。
AZUさんへ
評論家が金をもらって提灯記事を書くというオーディオ誌の有り様は、特亜からの金でマンセー記事を書く新聞と同じです。
海外製品に目もくれず、ひたすら日本製品を賛えた長岡鉄男氏は、売国の共同通信社にあって、唯一まともなFM FAN誌に寄稿していました。FM FAN誌の廃刊は日本が喪失に向かう前兆のようでした。
海外製品の提灯記事を書く雑誌は生き残っていますね。不思議だなぁ(棒)!