平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

読者に挑戦~その2.イサクと国狭槌

2009-11-02 21:27:20 | 古代史と聖書
 土曜日の朝に変な夢を見ました。兄が「龍の火」という玉を持ち帰って寝ていたので、その玉を取ってみたら引き戸だらけの部屋に迷いました。戸を開けるとすべて、パイプオルガンのスロートのような管が見えます。それで部屋の後ろに回ると階段があり、そこを上るとペントハウスの前の廊下に出ます。

 床から直接伸びた三角形の屋根を持つペントハウス(要するに天井裏)ですが、見ると中央に不思議なものが輝いています。それは金色のケルビムで、聖書の四つの生き物が合わさった翼を持つ乗り物です。その乗り物(操縦席は見えない)は、マジンガーZのパイルダーのように支えから離れて飛んでくるのです。僕の記憶では、ケルビムが元の場所に戻った(嵌った)ところで夢から覚めました。

 このような不思議な夢を見た後で、何かしらの暗示かなと思って、『日本書紀』を持って秋葉原に行くことにしました。すると電車の中でピコーンが来たんですね。(ヲイヲイ、それは牽強付会ニダよ  <`Д´* >)

 『日本書紀』は検証用の資料としては利用したことがあるのですが、最初から丹念には読んでいなかったので、神代・上の神様が生まれたところから読み始めます。すると、まもなく男性の神様が続けて三人(三柱~みはしら)登場します。

国常立尊(くにのとこたちのみこと)
国狭槌尊(くにのさつちのみこと)
豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)

 これを見てピコーンと閃いた人は、僕の古代史(公開している範囲)をよく読んでいる人です。特に、三番目の豊斟渟のクムヌですが、エジプトのクヌム神のアナグラムと直感すると思います。すると、僕は「クヌムはイスラエルの別名を持つヤコブのエジプト神名」と位置付けていますから、豊もテーベの別名だと分かります。ここまではカッバーラの初級です。

 さて、ヤコブの父はイサクですから、この三神がイスラエルの父である、アブラハム、イサク、ヤコブ、の三代を表していると理解できます。これが男神の理由です。要するに、この神話の神は、イスラエルという民族の神なのです。ところが、『記紀(古事記と日本書紀)』はカッバーラによって書かれているので、神様の名前が聖書の『創世記』の人名から作られているとしても、誰にでも分かるという代物ではありません。実際、僕という天才が出現する以前においては、東大文学出身累計の数万名という頭脳を持ってしても、先の初級程度すら解き明かしが成されていなかったのです。

 では、二番目の神である国狭槌を、『創世記』のイサクに同定する理由とは何なのか?これが今回の問題です。カッバーラでは中級程度ですが、ヒントはイサクの有名な物語にあります。父アブラハムに連れられてモリヤの地に行ったイサクは、神の示す山に登り、燔祭の子羊の代わりに焼かれようとします~『創世記』22章。このシーンが国狭槌の名前になっているのです。

 ついでに解き明かしをすると、最初の国常立尊がアブラハムなのは、アブラハムが亡くなったのが辰年だからです。辰年で立。国という字は、囗(くにがまえ)に玉ですから、宝石の産地のパレスティナを指します。アブラハムは金銀に富んでいたのは有名です。

 ヤコブがモデルの豊斟渟尊ですが、別名の浮経野豊買尊(うかぶののとよかふのみこと)には、ヤコブの妻の名前も隠されているのです。こちらはカッバーラの上級クラスですね。イスラエルの民がエジプトの神になったという前提が必要ですから、下手な知識を持って、僕の説を否定する人には永遠に分からないからです。では、頑張って挑戦してください。そのうちに又、先の謎解きと共に配布します。

     エフライム工房 平御幸
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