全日本フィギュアは、中野さんがトリノに続いて代表を逃す結果になりましたが、鈴木さんがジャンプでミスしなかったので仕方ないですね。ようやく才能の片鱗を見せた真央ちゃんと、安定期に入った安藤さんと共に、代表入りおめでとうございます。男子の3人も含め、バンクーバーでの活躍を祈ります。
今回の女子はレベルが高かったですが、特に真央ちゃんが生まれて初めて見せたフリーの完璧さは、女子の新たなスタンダードを提示する出来映えと思います。点数を付けるなら、ようやく95点が上げられるレベルですが、マイナス5点は2番目のトリプルアクセル回避ではなく、セカンド3Tが入れられない欠点に対するものです。最初のトリプルアクセルが無くても200点越えですから、僕のトリプルアクセル不要論が証明された演技でもありました。
完璧な演技は、観客の手拍子を拒否するほどにクールなものです。なぜならば、美術館で名画を観て拍手する人はいますか?そんな馬鹿はどこにもいないでしょう。フィギュアスケートも同じなのです。演技のどこを切り取って見ても、完璧な美しさを湛えるものならば、鑑賞者は言葉を失い、また時間の経(た)つ事を忘れて呆然と見惚(と)れます。今日の浅田真央の演技は、そのような究極のレベルに位置する、完璧な絵画の連続で構成されていたのです。文句を付けるとすれば、ごてごてとしたコスチュームとメイクだけです。
プログラムは無駄を省いてダイエットに成功しましたが、コスチュームはまだ無駄の多い名古屋仕様です。無駄を省くというのは、高度な抽象の世界に住む事であり、ピカソやミロなどの研ぎ澄まされた、それでいて暖かなタッチに通じます。ショートプログラムは不安のせいか、お世辞にも誉められた動きではなかったですが、フリーでは一変して理想に極めて近くなりました。今日の言葉を失う完璧さによって、僕がどれほど高い要求をして来たか、目の開いていない凡人にも分かると思います。高難度よりも完璧さが浅田真央の本質。韓国選手は見てはいけないものを見る不幸に出くわしましたね。
男子の高橋君の点数は白けますが、オリンピックではこんな採点は成されないと思います。日本男子の中では小塚君に期待しますが、最終グループに一人残れば大成功です。女子も来春の全米選手権で有力者は確定しますが、韓国選手包囲網が狭まってきた今、死んだふり作戦から圧力をかける作戦を粛々と遂行する番ですね。
競馬の有馬記念ですが、僕の古代史で言及する「イエス=小柄な救世主」というテーマの通り、救世主の象徴数である9番のドリームジャーニー(最軽量426kg)が勝ちました。鬱憤の溜まっていた、癇癪巻きますのブエナビスタは惜しくも2着でしたね。やはり、7レースのホープフルステークスは龍退治のミカエルの名を持つ、ミカエルビスティーが2着。この両レースは来年を占うレースでしたから、フィギュアスケートの結果と共に希望の灯となりました。
なお、読者の中でドリームジャーニーに賭けた鶴と亀さん、揺るぎない信仰に賞賛を惜しみません。僕は馬券を買いませんが、ドリームジャーニーの母がオリエンタルアートですから、理詰めで考えるのではなく、アーティスティックな馬券感覚が的中するレースだったのかもしれませんね。ゼッケン10番のスリーロールスが故障したのも、龍の力が衰えた証拠かも知れません。
エフライム工房 平御幸
今回の女子はレベルが高かったですが、特に真央ちゃんが生まれて初めて見せたフリーの完璧さは、女子の新たなスタンダードを提示する出来映えと思います。点数を付けるなら、ようやく95点が上げられるレベルですが、マイナス5点は2番目のトリプルアクセル回避ではなく、セカンド3Tが入れられない欠点に対するものです。最初のトリプルアクセルが無くても200点越えですから、僕のトリプルアクセル不要論が証明された演技でもありました。
完璧な演技は、観客の手拍子を拒否するほどにクールなものです。なぜならば、美術館で名画を観て拍手する人はいますか?そんな馬鹿はどこにもいないでしょう。フィギュアスケートも同じなのです。演技のどこを切り取って見ても、完璧な美しさを湛えるものならば、鑑賞者は言葉を失い、また時間の経(た)つ事を忘れて呆然と見惚(と)れます。今日の浅田真央の演技は、そのような究極のレベルに位置する、完璧な絵画の連続で構成されていたのです。文句を付けるとすれば、ごてごてとしたコスチュームとメイクだけです。
プログラムは無駄を省いてダイエットに成功しましたが、コスチュームはまだ無駄の多い名古屋仕様です。無駄を省くというのは、高度な抽象の世界に住む事であり、ピカソやミロなどの研ぎ澄まされた、それでいて暖かなタッチに通じます。ショートプログラムは不安のせいか、お世辞にも誉められた動きではなかったですが、フリーでは一変して理想に極めて近くなりました。今日の言葉を失う完璧さによって、僕がどれほど高い要求をして来たか、目の開いていない凡人にも分かると思います。高難度よりも完璧さが浅田真央の本質。韓国選手は見てはいけないものを見る不幸に出くわしましたね。
男子の高橋君の点数は白けますが、オリンピックではこんな採点は成されないと思います。日本男子の中では小塚君に期待しますが、最終グループに一人残れば大成功です。女子も来春の全米選手権で有力者は確定しますが、韓国選手包囲網が狭まってきた今、死んだふり作戦から圧力をかける作戦を粛々と遂行する番ですね。
競馬の有馬記念ですが、僕の古代史で言及する「イエス=小柄な救世主」というテーマの通り、救世主の象徴数である9番のドリームジャーニー(最軽量426kg)が勝ちました。鬱憤の溜まっていた、癇癪巻きますのブエナビスタは惜しくも2着でしたね。やはり、7レースのホープフルステークスは龍退治のミカエルの名を持つ、ミカエルビスティーが2着。この両レースは来年を占うレースでしたから、フィギュアスケートの結果と共に希望の灯となりました。
なお、読者の中でドリームジャーニーに賭けた鶴と亀さん、揺るぎない信仰に賞賛を惜しみません。僕は馬券を買いませんが、ドリームジャーニーの母がオリエンタルアートですから、理詰めで考えるのではなく、アーティスティックな馬券感覚が的中するレースだったのかもしれませんね。ゼッケン10番のスリーロールスが故障したのも、龍の力が衰えた証拠かも知れません。
エフライム工房 平御幸
ブログの更新をありがとうございます。
平様の題目通り、「新たなスタンダード」にやっと突入ですね。
今夜の真央ちゃんは誠に素晴らしく、甦ったかのようなあの重厚な演技は言葉を無くし、鳥肌が何度もたちました。
本当に素晴らしかったです。
誰もがあの笑顔、200点越えを待っていたのですから・・・。あぁ、本当に良かったです。
中野選手は本当に残念でした。流れ的には鈴木選手が行くだろうなと個人的には感じてましたが、前回の悔しさをリベンジできずに、本当に残念な結果になってしまって・・・。あのジャンプの失敗がやはり悔まれますが、鈴木選手の上げ上げオーラとでも言いましょうか(笑)こけた後に笑いながら起き上がって演技を続ける様は、あの方の素晴らしいところなのだろうなと感じて素直にお応援してしまいました。素晴らしかったと思います。
さて、オリンピックまであとわずかですからね。
引き続き真央ちゃんを応援していきたいと思います。その前の四大陸がちょっと見ものかなと感じてます。
(完璧な真央ちゃんを、オリンピック前に韓国選手に味わってもらいたいですね)
それでは失礼いたします。
真央ちゃんは、プログラムに柔軟性を持たせるなど少しだけ素直になりましたから、自ずと結果は付いてきます。ただ、オリンピックの重圧を考えると、ショートプログラムでのトリプルアクセルは危険すぎます。出遅れる確率が7割だと思います。
鈴木さんは、中野さんに流れた空気を自分で引き戻しました。強さを証明した形ですから、バンクーバーでも自信を持って臨んで欲しいですね。
村上佳菜子ちゃんは、鈴木さんの演技に感動して集中力を失いましたが、立て直してトリを締めくくったのは素晴らしいです。賢さと責任感が抜きん出ているので、子供のふりをする余裕が欲しいところです。
先生がつけた点が95点!!
ジャッジの点よりうれしいです。
「真央ちゃんが生まれて初めて見せたフリーの完璧さ」という先生の言葉。。。
誰にも邪魔されずに自分に向き合えたのがよかったのでしょうか。
セカンド3Tについてですが、真央ちゃんが練習では3A-3Tもやっていると言ってるのを聞いた事があるんですが、今回のように2Aでフリーに臨むのなら2A-3Tをするのがよいのでしょうか。
そういえば以前先生が四大陸にも出た方がいいとおっしゃってましたが、そのときはちょっと心配だったのですが、ぞっとするような観客の中で滑る練習をしておいた方がいいと今は思ってます。
最新記事の別のコメントでも書きましたが、2A-3Tと3F-3Tの組み合わせがベストです。セカンド3Lが認定されない現状、08ワールドのアレンジが良いのですが。
四大陸は、セカンド3Tを試みる最後のチャンスになります。だから、絶対に出場する必要があります。
セカンドの3Tがカギであることがわかりました。
真央ちゃんに先生の声が届きますように・・・